プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

SLAPP HAPPYが好きな人におすすめ。ヘンテコ・アヴァン・ポップ特集

SLAPP HAPPY

1972年にドイツで結成された、スラップ・ハッピー。
写真左からアンソニー・ムーア(key) 、ダグマー・クラウゼ(vo)、ピーター・ブレグヴァド(g)の3人です。
奇妙にねじれたポップなメロディーにコケティッシュなボーカルが響くそのサウンドは、日本でも多くのファンを獲得しています。

まずは一曲どうぞ~

♪Michelangelo

試聴 Click!

80年リリース『ACNALBASAC NOOM』より。
クラウトロックバンドFAUSTのメンバーが演奏を務めており、ダグマー・クラウゼの自由奔放なボーカルとともに妙な中毒性のあるポップを繰り広げています。レーベル側が「売れない」と判断して、お蔵入りとなってしまった録音です。

さてそれでは、スラップ・ハッピーに似た雰囲気の音楽を探してみましょう。
まずはプログレ編です。ドイツのお隣、ベルギーへ。

COS / POSTAEOLIAN TRAIN ROBBERY(1974)

ギタリストのDaniel Schellを中心に、コケティッシュな女性ヴォーカルPascale Sonらで74年に結成され、84年までに5枚のアルバムを残したベルギーのグループ。愛らしい声のスキャットがたまらない魅力を放っています。

試聴 Click!

緊張感あるアンサンブルと、ブリジット・フォンテーヌみたいなエキセントリックなボーカルに圧倒されてしまいます。

さてお次は・・・何と南米アルゼンチンにも、ダグマー・クラウゼのようなボーカルを擁した、いいバンドがあるようですよ。

FACTOR BURZACO / 3 (2014)

アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンド。ちょっとニューウェイヴ/ゴシックすら想起させるダークなメロディと、危うさとキュートさを孕んだCarolina Restucciaのボーカルが独特な世界を築いています。

試聴 Click!

たまらないですね、この一筋縄ではいかぬメロディー。

さ、次はイタリアです。

MAMMA NON PIANGERE/N.3(2016)

イタリアのベテラン・レコメン系バンドによる2016年作。コケティッシュ&オペラティックな女性ボーカルがグレイト!

試聴 Click!

素っ頓狂な感じがいいですね。

次はフィンランド。北欧にも素っ頓狂なバンドがいるらしいです!

DISCORDIA/UTOPIA PERFECTION(2007)

01年に結成されたフィンランドのプログレ・グループ、07年のデビュー作。

ジェネシスやVDGGから、舞台音楽、トラッド、クラシック、SLAPP HAPPY的アヴァン・ポップまで飲み込んだ、イマジネーション溢れる作品です。

試聴 Click!

お次はカリフォルニアです。

INNER EAR BRIGADE/DROMOLOGY(2017)

カリフォルニア発ジャズ・ロック・バンド、2nd。

ゴングばりの強度と緩急自在さで聴かせるジャズロックをベースに、カンタベリー風の芳醇なホーンセクションとスラップハッピーあたりが浮かぶ浮遊感あるメロディをミステリアスに歌う女性ヴォーカル。

試聴 Click!

次は、フォーク・ポップ編。英国へと参りましょう。

AL ET AL / STRANGE AFFAIR(1981)

英国の5人組フォーク・ロック・バンドが81年にプライヴェート・プレスで残した唯一作。鳥が鳴いているようなフルート、ちょっとネオアコっぽいギター、可憐なボーカルがゆる~いポップを奏でていて、「隙間」のあるミニマムなサウンドはYOUNG MARBLE GIANTSにも通じるものがあります。

試聴 Click!

全体に漂うチープさが、グッときます!

さてさて、次はアメリカです。

J.JASMINE / MY NEW MUSIC(1977)

この蠱惑的なジャケットが全てを物語っています!マルチ・パフォーマーとして活躍していたジャクリーヌ・ハンバートが、J.JASMINE名義で出した作品。作詞作曲をジャスミンが、プロデュースをアメリカ実験音楽の巨匠デヴィッド・ローゼンブームが手掛けたそのサウンドは、オールドタイミーながら異世界を覗かせる、アヴァン・ポップとなっています。

試聴 Click!

サスペンス映画に迷い込んだみたいなドラマチックなサウンドですね。何だかドキドキしてきます。

最後は60年代後半、アメリカのポップ職人による作品です。

TROUT/TROUT(1968)

米ポップ・サイケ・バンド、68年唯一作。後にTVドラマの音楽でヒットを飛ばす、バブルガム系コンポーザー、トニー・ロメオが全楽曲を手掛けていて、とにかくずべてがドリーミーで洗練されたポップスの宝庫です。
T4「Carnival Girl」の、いつの間にかメロディーが入り組んで来るヘンテコ感がたまりません。

試聴 Click!

いかがでしたでしょうか。
どの作品も、既成の価値観にはまらない独自のポップさがあって、かっこいいですね!

関連カテゴリー

SLAPP HAPPYが好きな人におすすめ。ヘンテコ・アヴァン・ポップ特集

  • J.JASMINE / MY NEW MUSIC

    米電子音楽家プロデュースによる、異色の30年代サロン音楽風、フィメール・ミクストメディア・アーティスト、個性豊かな77年作…!

    米フィメール・ミクストメディア・アーティスト/エクスペリメンタル・ヴォーカル・ポップの決定盤…!彼女が自身のレーベルからリリースした、30年代サロン音楽の流儀を借用した、洒脱で幻のような音像が印象的な77年作…!ピアノと演劇がかったヴォーカル、キーボード、バック・コーラスの中で展開されるオールド・タイミーな楽曲群は、一見イージー・リスニングなリラックス感覚を感じさせますが、よくよく聴いてみると、謎のリズム・ボックス?の導入等、何処かにいびつな歪みを現出させる実験感覚を偲ばせています。プロデューサーには、バイオ・フィードバック・ミュージック「脳波の音楽」で知られる米電子音楽家、David Rosenboom。同じく米実験音楽の巨匠、Robert Ashleyの作品にJacqueline Humbert名義での参加がある彼女ならではの、幻想的な実験オールド・タイミー・ミュージック!

  • INNER EAR BRIGADE / DROMOLOGY

    カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンド、17年作2nd、前作の延長線上で楽しめるカンタベリー・エッセンス香る芳醇で知的なアヴァン・ポップ/ジャズ・ロック、これは素晴らしい!

    世界のチェンバー/アヴァン系の先鋭的なバンドを多く輩出しているAltrOckレーベルよりデビューした、カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンドによる待望の17年作2nd。前作『RAINBRO』では女性ヴォーカルを擁しカンタベリー・エッセンスをたっぷり含んだポップな音作りがたまらない個性派ジャズ・ロックを聴かせた彼らですが、本作でもその唯一無二のサウンドは健在です。全盛期ゴングばりの強度と緩急自在のしなやかさで聴かせるジャズ・ロックをベースに、カンタベリー風の芳醇かつ流麗なホーン・セクションとスラップ・ハッピーあたりを彷彿させる浮遊感あるメロディをちょっぴりミステリアスに歌う女性ヴォーカル。演奏自体は角の立った硬派なジャズ・ロック・テイストがあるのですが、一貫して軽やかなポップ・エッセンスが効いており、無骨な印象は一切与えないハイセンスなサウンドメイクが相変わらず素晴らしすぎます。前作を気に入った方は勿論、カンタベリー・ロック・ファン、ゴング・ファン、スラップ・ハッピーのファンも「これはっ!」となること間違い無しの一枚に仕上がっています。

  • AL ET AL / STRANGE AFFAIR

    英国の5人組フォーク・ロック・バンドが81年にプライヴェート・プレスで残した唯一作、男女ヴォーカルが織りなすスパイロ・ジャイラにも匹敵するフォーク・ロックの名盤

    英国の5人組フォーク・ロック・バンドが81年にプライヴェート・プレスで残した唯一作で、数あるマイナー英フォーク・ロックの中でも指折りの激レア盤として知られてきた一枚。瑞々しさの中にも哀愁が滲むいかにも英国的なアコースティックギター、凛として美しいフルート、クラシックの素養を備えた気品溢れるピアノを中心に織りなされる、格調高いフォーク・ロック・アンサンブルが印象的です。素晴らしいのがそこに乗る男女ヴォーカル。語りかけるようにジェントルに歌う男性ヴォーカル、一聴でバーバラ・ガスキンが頭に浮かぶ飾り気のない清楚な歌声の女性ヴォーカルが時にソロで歌い、時に掛け合うスタイルで、特に2人のデュエットは絶品です。メランコリックなナンバーの後には、愛らしくやや間の抜けたリコーダーやホイッスルの音色がコミカルな味わいを醸し出すトラッド調ナンバーが登場したりと、起伏ある楽曲構成も見事。男女ヴォーカルの印象も含め、牧歌的な純朴さの中にしっとりとしたメランコリーが影を落とすサウンドはスパイロジャイラを彷彿させますが、正直彼らにも負けず劣らずの素晴らしい内容です。サイケっぽいジャケットからは想像できない大変に完成度の高いフォーク・ロックを聴かせる傑作。スパイロジャイラを始めとする70’s英フォークのファンにはオススメの作品です。

  • FACTOR BURZACO / 3

    アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンド、SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂の2014年傑作

    アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。

  • TROUT / TROUT

    トニー・ロメオのひねりあるポップセンスが光る、米ソフトロックグループ1968年唯一作!

    トニー・ロメオ、フランク・ロメオ、カサンドラ・モーガンの3人によるグループ。
    フォーキーな楽曲の中にねじれたポップスが混じり合い、聴き進めるうちいつの間にやら彼らの楽曲の虜に。アルバムの中でも特に「Carnival Girl」が素晴らしく、スコットランド民謡をモチーフにして幾層にも重なり消えていくメロディが幻想的に響きます。中心人物トニー・ロメオはこのアルバムの後、米国のコメディドラマ「パートリッジ・ファミリー」の劇中歌やルー・クリスティの「I’m Gonna Make You Mine」などの作曲で活躍し、そのポップセンスを発揮しています。

SLAPP HAPPYの在庫

  • SLAPP HAPPY / LIVE IN JAPAN MAY 2000

    2000年5月、奇跡の来日公演!ジャケットのイラストはSAKANAの西脇氏

  • SLAPP HAPPY / CA VA

    Anthony Moore/Peter Blegvad/Dagmar Krauseという3人の奇才によるアヴァン・ポップ・グループ、24年振りのリリースとなった98年作

  • SLAPP HAPPY / SLAPP HAPPY OR SLAPP HAPPY – ACNALBASAC NOOM

    Anthony Moore、Peter Blegvad、Dagmar Krauseという3人の奇才が結成した「史上初のアヴァン・ポップ・グループ」、74年作『カサブランカ・ムーン』のオリジナルヴァージョン

「SLAPP HAPPYの在庫」をもっと見る

FAUSTの在庫

  • FAUST / FAUST

    クラウト・ロックの超定番名作1st、71年リリース

    廃校でコミューンを形成しながらセッションを重ね、CANをはじめとしたクラウト・ロックの台頭に触発されるようにデビューし、ノイズ、インダストリアル・ロックの源流に位置づけられる名盤を生み出したグループによる71年作。彼らの代表作と言われている名盤であり、人の会話、テープの逆回転音、ノイズ、パレード音、果てはThe Beatlesの「All You Need Is Love」まで、執拗なサウンド・コラージュの極地といった趣の作品。バンド・セクションはサイケデリックな質感を持った演奏を聴かせており、叙情性を感じさせながらもどこかとぼけた自虐性と退廃感が特徴です。アヴァンギャルドな音楽性を持ちながらも、AMON DUULなどとはまた違った魅力を持った作品です。

  • FAUST / SO FAR

    クラウト・ロック代表格、72年リリース2nd

    廃校でコミューンを形成しながらセッションを重ね、CANをはじめとしたクラウト・ロックの台頭に触発されるようにデビューし、ノイズ、インダストリアル・ロックの源流に位置づけられる名盤を生み出したグループによる72年作。デビュー作からかなり聴きやすさが増し楽曲もコンパクトにまとめられた1枚であり、ポップな魅力を放つ作品となっています。とは言ってもそこはやはり彼ららしく一筋縄ではいかない内容となっており、一見自然に見えるアプローチが実は不自然さの連鎖によるものであったりするなど、デビュー作と同様の精神性を受け継ぎながら製作されていることを伺わせる名盤です。

「FAUSTの在庫」をもっと見る

COSの在庫

  • COS / SWISS CHALET

    ベルギーのアヴァン・ロック・バンドがニューウェイヴの時代に呼応して鳴らした奇天烈ロック、79年作3rd

    ギタリストのDaniel Schellを中心に、コケティッシュな女性ヴォーカルPascale Sonらで74年に結成され、84年までに5枚のアルバムを残したベルギーのグループ。初期のカンタベリー/チェンバー・ロック的サウンドからニューウェイブな時代に呼応して、レゲエ・ビートの効いたサウンドへと変化した79年作4th。レゲエのリズムを素材にディレイをまぶして反復させたヘンテコ・リズム・ギターあり、カンタベリーの残り香は感じるけどヘナヘナに弛緩した単音リードあり、粘っこく執拗なギターとベースのユニゾン・リフあり、ドイツのカンやフランスのゴングに比肩する諧謔センスと編集センスがたっぷり。脱力してそうで、緻密な構築に支えられているようで、これは並みのバンドには出せないノリでしょう。これは素晴らしい!

  • COS / BABEL

    カンタベリー・ロックに通じるサウンドを持つベルギーのジャズ・ロック・グループ、78年作3rd

    ベルギー出身、カンタベリー・タッチのジャズ・ロック・アンサンブルとスキャット風の女性ヴォーカルとの組み合わせが個性的なグループ。78年作3rd。後にAKSAK MABOULを結成するMarc Hollanderが在籍。ZAOのメンバーなどゲスト参加。カンタベリー・タッチのジャズ・ロックを基本に、いかにもベルギー的なアヴァンギャルド&ストレンジ・ポップ的なエッセンス、女性ヴォーカルによるスキャットなどが彩るセンス溢れるサウンドを聴かせています。名作。

  • COS / VIVA BOMA

    ベルギー出身、カンタベリー・タッチのジャズ・ロック・アンサンブルとスキャット風の女性ヴォーカルとの組み合わせが個性的なグループ、76年作2nd

    ベルギー出身、カンタベリー・タッチのジャズ・ロック・アンサンブルとスキャット風の女性ヴォーカルとの組み合わせが個性的なグループ。76年作2nd。カンタベリー色濃厚だった1stに比べ、よりアヴァンギャルドな色合いを増し、緊張感でヒリヒリするスリリングな演奏を聴かせています。

「COSの在庫」をもっと見る

FACTOR BURZACOの在庫

  • FACTOR BURZACO / FACTOR BURZACO

    逸材女性ヴォーカルをフィーチャーした南米チェンバー/アヴァン・ポップ、06年デビュー作

    アルゼンチンのチェンバー・ロック・バンドの06年デビュー作。個性溢れる女性ヴォーカリストCarolina Restucciaを中軸に、アコースティック・ピアノ、エレキ・ギター、ドラム、ベース、そして管弦楽器をバックに従えた比較的オーソドックスなアンサンブルながらも、とにかく独特な肌触りのアヴァン・ポップを展開。いわゆる南米的な哀愁メロディとは程遠い、ちょっとニューウェイヴ/ゴシックすら想起させるダークなメロディが、室内楽器の醸しだす不穏な雰囲気をさらに増長させています。特筆すべきはやはりCarolinaのヴォーカルで、声域、表現力ともに豊かでポップ・シンガー然としながらも、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)らへの憧憬を感じさせる、危うさとキュートさを孕んだ中毒的なフィメール・ヴォイスを響かせています。エキセントリックなポップスとしても聴ける作品です。

  • FACTOR BURZACO / 3

    アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンド、SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂の2014年傑作

    アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。

「FACTOR BURZACOの在庫」をもっと見る

AL ET ALの在庫

  • AL ET AL / STRANGE AFFAIR

    英国の5人組フォーク・ロック・バンドが81年にプライヴェート・プレスで残した唯一作、男女ヴォーカルが織りなすスパイロ・ジャイラにも匹敵するフォーク・ロックの名盤

    英国の5人組フォーク・ロック・バンドが81年にプライヴェート・プレスで残した唯一作で、数あるマイナー英フォーク・ロックの中でも指折りの激レア盤として知られてきた一枚。瑞々しさの中にも哀愁が滲むいかにも英国的なアコースティックギター、凛として美しいフルート、クラシックの素養を備えた気品溢れるピアノを中心に織りなされる、格調高いフォーク・ロック・アンサンブルが印象的です。素晴らしいのがそこに乗る男女ヴォーカル。語りかけるようにジェントルに歌う男性ヴォーカル、一聴でバーバラ・ガスキンが頭に浮かぶ飾り気のない清楚な歌声の女性ヴォーカルが時にソロで歌い、時に掛け合うスタイルで、特に2人のデュエットは絶品です。メランコリックなナンバーの後には、愛らしくやや間の抜けたリコーダーやホイッスルの音色がコミカルな味わいを醸し出すトラッド調ナンバーが登場したりと、起伏ある楽曲構成も見事。男女ヴォーカルの印象も含め、牧歌的な純朴さの中にしっとりとしたメランコリーが影を落とすサウンドはスパイロジャイラを彷彿させますが、正直彼らにも負けず劣らずの素晴らしい内容です。サイケっぽいジャケットからは想像できない大変に完成度の高いフォーク・ロックを聴かせる傑作。スパイロジャイラを始めとする70’s英フォークのファンにはオススメの作品です。

「AL ET ALの在庫」をもっと見る

J.JASMINEの在庫

  • J.JASMINE / MY NEW MUSIC

    米電子音楽家プロデュースによる、異色の30年代サロン音楽風、フィメール・ミクストメディア・アーティスト、個性豊かな77年作…!

    米フィメール・ミクストメディア・アーティスト/エクスペリメンタル・ヴォーカル・ポップの決定盤…!彼女が自身のレーベルからリリースした、30年代サロン音楽の流儀を借用した、洒脱で幻のような音像が印象的な77年作…!ピアノと演劇がかったヴォーカル、キーボード、バック・コーラスの中で展開されるオールド・タイミーな楽曲群は、一見イージー・リスニングなリラックス感覚を感じさせますが、よくよく聴いてみると、謎のリズム・ボックス?の導入等、何処かにいびつな歪みを現出させる実験感覚を偲ばせています。プロデューサーには、バイオ・フィードバック・ミュージック「脳波の音楽」で知られる米電子音楽家、David Rosenboom。同じく米実験音楽の巨匠、Robert Ashleyの作品にJacqueline Humbert名義での参加がある彼女ならではの、幻想的な実験オールド・タイミー・ミュージック!

「J.JASMINEの在庫」をもっと見る

TROUTの在庫

  • TROUT / TROUT

    トニー・ロメオのひねりあるポップセンスが光る、米ソフトロックグループ1968年唯一作!

    トニー・ロメオ、フランク・ロメオ、カサンドラ・モーガンの3人によるグループ。
    フォーキーな楽曲の中にねじれたポップスが混じり合い、聴き進めるうちいつの間にやら彼らの楽曲の虜に。アルバムの中でも特に「Carnival Girl」が素晴らしく、スコットランド民謡をモチーフにして幾層にも重なり消えていくメロディが幻想的に響きます。中心人物トニー・ロメオはこのアルバムの後、米国のコメディドラマ「パートリッジ・ファミリー」の劇中歌やルー・クリスティの「I’m Gonna Make You Mine」などの作曲で活躍し、そのポップセンスを発揮しています。

「TROUTの在庫」をもっと見る

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事