疲れた夜に聴きたい。しんみりとした女性シンガー特集（米国）

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こんにちは。スタッフみなとです。

今日は「疲れた夜に一人で聴きたい、しんみり女性ボーカル」というテーマで、しっとりとした米国の女性シンガー作品をピックアップいたしました。

お気に入りの飲み物と共に、じっくりと静かな音楽に耳を傾けてみませんか。

リッキー・リー・ジョーンズ/フライング・カウボーイズ

パリに移住し結婚・出産を経たリッキー・リー・ジョーンズ、前作から5年ぶりとなる89年の4作目。

スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーのプロデュースで、洗練されたサウンドを聴かせてくれます。

「あなたが落ちてきたら　私が拾い上げてあげる」と歌うリッキー。

大人の女性としての深みの増した歌唱が、心に沁みわたってきます。

SUSAN PILLSBURY/SUSAN PILLSBURY

謎に包まれた米国女性SSW、73年の唯一作。

マリア・マルダーを憂鬱にさせたような、陰りのあるボーカルが格別です。

あと1，2作品出して欲しかったです。

EVA CASSIDY/SONGBIRD

ジャズやブルースを織り込んだ珠玉のフォーク作品を残し、33年という短い生涯を駆け抜けた女性SSW。

伸びやかなボーカルが、しんしんと染みてきます。

PRISCILLA HERDMAN/WATER LILY

「現代のフォーク界で最も澄んだ、魅力的な歌声」とニューヨーク・タイムズで評された女性SSW。

そのボーカルは、山百合のような瑞々しさに溢れています。

バックで微かに響く弦楽器がいいですね。

ELYSE(ELYSE WEINBERG)/GREASEPAINT SMILE

米女性SSW、幻の69年2nd。

15年にやっと日の目を見たセカンドです。

包容力のあるしゃがれた歌とルーズな演奏が、たまらなく沁みます。

ニール・ヤングがギターで参加。

EMMYLOU HARRIS/WRECKING BALL

ダニエル・ラノワをプロデューサーに迎えた革新的な95年作。

ほとんどカバー曲なのですが、エミルーの表現力といったら！

高音も低音も含んだ豊かな掠れた歌声が、情感たっぷりに響きます。

いかがでしたでしょうか。少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。