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ATOLLやASIA MINORが好き?クールな神秘性に満ちた「秘宝的」シンフォ名盤を発掘!

ASIA MINOR、PULSAR、そして一昨年来日も行ったATOLL。フレンチ・シンフォの魅力と言えば、ダイナミックな中にもどこか漂うクールでアーティスティックな幽玄さですよね。

それを際立てているのが、サウンドを彩るひんやりとしたトーンのシンセサイザー。粛々と紡がれるその音色に耳を傾けていると、夏でも冷気の立ちこめる幻想世界に迷い込んだような気分になります。

という訳で今回はASIA MINORを起点に、クールな幻想性に満ちた「秘宝」的シンフォ作品をピックアップしてまいりましょう!

ASIA MINOR/CROSSING THE LINE

フランスのキャメルと言えばこのグループ!79年デビュー作。エキゾチックな旋律や変拍子を駆使したアンサンブルはテクニカルかつ硬質ながら、同時に肌触りのよいキーボードがフランスらしい幻想性を醸し出していて非常にファンタジック。フレンチ・シンフォの名作ですね。

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雪景色にぴったりの幻想プログレ紀行~ユーロ、北米、南米周遊の旅~

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ここからはフレンチ・シンフォの知られざる名盤をご紹介!

PENTACLE/LA CLEF DES SONGES

ANGEのVoクリスチャン・デキャンがプロデュースを務めた75年唯一作なのですが、何とも言えない奥ゆかしいメランコリーがたまらないなぁ。初期クリムゾンやジェネシスのファンは是非一聴を!

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MEMORIANCE/L’ECUME DES JOURSE: D’APRES BORIS VIAN

ジェネシスやキャメル影響下のフランスのグループ、76年のデビュー作と並び評価される79年作!ジャケには秘宝感ないですが、奥ゆかしく叙情的なシンフォニック・サウンドはいかにもフランスならではで秘宝感ぷんぷん。

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OCARINAH/PREMIERE VISION DE L’ETRANGE

フランスのキーボード・トリオ、77年に自主制作された唯一作。エッグ~カーン時代のデイヴ・スチュワートを彷彿させる淡いトーンのオルガン、そして、仏カルプ・ディアンに通じるほの暗い幻想美。こちらもまさにフレンチ・シンフォの秘宝!

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あるときはクラシカルに格調高く、あるときはジャジーかつ芳醇に、あるときはグルーヴィーで熱量たっぷりに…。辺境地で鳴らされた個性豊かなオルガン・ロックの数々をピックアップしてまいりたいと思います。

ACINTYA/LA CITE DES DIEUX OUBLIES

この作品を知っていたら、貴方もかなりのフレンチ・シンフォ・マニア!?フランスのキーボード奏者PHILLIPPE DE CANCK率いるグループの78年作。幻想的なキーボードと壮麗なヴァイオリンが織り成す、優雅でいてちょっぴり毒のある耽美なサウンドがGOOD!

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TREFLE/REFLET

MONA LISAやANGEが好き?ならこの超絶マイナーな作品も聴いてほしいです。霧の中から響くようなミステリアスで奥ゆかしい演奏に、これでもかとエモーショナルなシアトリカル・ヴォーカルが映える!

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次はシンフォの本場、ドイツの作品をご紹介!

AMENOPHIS/AMENOPHIS

ジャーマン・シンフォの秘宝的名盤といえばこちらでしょうか。83年作ですが、どこまでもジェネシスやキャメルへの愛情に満ち溢れたサウンドが見事。時代を考えると自主制作なのは仕方がないけど、泣きの美メロに溢れた叙情派シンフォの名品!

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FAITHFUL BREATH/FADING BEAUTY

ジャーマン・シンフォの隠れた名バンドといえばこちら。自主制作でリリースされた73年1st。ゲルマンの深い森の奥からひっそりと聴こえてくるような神秘性、そして、深く内省へと沈み込んだような、はたまた中世の古城にとらわれてしまったかのような暗鬱なメランコリー。この繊細に紡がれるロマンティシズムこそジャーマン・シンフォの醍醐味!

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MADISON DYKE/ZEITMASCHINE

NEUSCHWANSTEINと同じドイツはラケット・レーベルよりリリースされたのですが、どうにもNEUSCHWANSTEINの陰に隠れてしまった感のある彼らの77年唯一作。とはいえドイツ産らしい深みと翳り、そして格調高いフルートが木霊する様はまさにジャーマン・シンフォ!GENESIS系屈指の名作☆

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ジャーマン・シンフォはこちらの記事でも詳しくご紹介しております!


ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -

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次は数々のプログレ名バンドを生んだオランダ!

LETHE/LETHE

ジャケからして「秘宝臭」漂ってていいですね~。さぁ、音の方はどうかと言うと・・・瑞々しい響きの管弦楽器、シャープに躍動するリズム隊、クラシックとジャズの両方の素養を感じさせるキーボード。溢れるイマジネーションにイチコロ・・・。オランダのシンフォニック・ロック・バンドによる81年作!

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SAGA/TO WHOM IT CONCERNS

もしもムーディー・ブルースに、スティーヴ・ハケットとピート・バーデンスが加入したら、って感じ!?仄暗く繊細さに満ちたサウンドがたまらない79年の唯一作!

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MARAKESH/MARAKESH

原盤は激レアとされる76年の唯一作。クリムゾンとキャメルを合わせたような、ジャジーでメロウでマイルドなサウンドが心地良い・・・。オランダの地に眠る、ロマン溢れるシンフォニック・ロック。

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SUSTAIN/SUSTAIN

演歌調と言ってもいいほどの哀切極まるフレーズを奏でるギターに、アルトサックスが叙情たっぷりに絡み、シンセサイザーが幻想のカーテンをなびかせる冒頭で、叙情派シンフォ・ファンならノックアウト必至!フレンチ・プログレに通じる儚さと浮遊感で包まれたオランダの秘宝盤がこちら。

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ベルギーからもニッチなシンフォ盤をご紹介。

PHYLTER/PHYLTER

こちらはベルギーのプログレ・グループですが、音像はジャーマン・シンフォの重厚さとフレンチ・シンフォの冷ややかさが交わり合った感じ!?噛めば噛むほど味が出る「するめシンフォ」な78年作です。

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さてここまではユーロで来ましたが、最後はなんと・・・バーレーン!?

OSIRIS/MYTHS AND LEGENDS

80年代はじめの中東にジェネシスやキャメル直系のこれほどまでにハイレベルなシンフォ・バンドが居たとは・・・。ASIA MINORが好きならぜひチェックして頂きたい名作!

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反対に、暖かみのある叙情的シンフォ作品はこちらで紹介しております!


CAMELから巡る春の叙情派シンフォ特集

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春が来た!ということで、優しい旋律が胸を打つ叙情性たっぷりのシンフォ作品をピックアップ☆

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  • ASIA MINOR / CROSSING THE LINE

    トルコ系フランス人のメンバー達が結成したグループ、79年1st、神秘的な美しさと粛々としたメランコリー、フレンチ・シンフォを代表する名作

    非常にフランスらしい冷ややかな質感を持ち、流麗なメロディーとフルート奏者によるリリカルな調べでCAMEL系の名グループとして知られるバンドの79年デビュー作。ロマンチック且つファンタジックなシンフォニック・ロックを構築しており、専任フルート奏者の存在に加えて変拍子を織り交ぜながらジャジーなアプローチを聴かせるあたりはCAMELフォロワーらしい側面が伺えます。全体的に演奏はテクニカルで硬質なものですが、冷ややかながらも肌触りの良いキーボードのロングトーンが効いており、マイルドな雰囲気を演出しています。

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    オランダのプログレ・グループによる78年作、アルト・サックスとシンセ&エレピが絡む哀愁みなぎるアンサンブルがたまらないマイナー叙情派シンフォ!

    オランダのプログレ・グループによる78年のデビュー作。冒頭からとにかく哀愁が迸りまくり!!演歌調と言ってもいいほどの哀切極まるギターフレーズに、アルト・サックスが叙情たっぷりに絡み、そこにシンセサイザーが幻想のカーテンをなびかせる冒頭で叙情派シンフォ・ファンなら即ノックアウトでしょう。やや頼りない歌声の英語ヴォーカルも、かえって叙情味を際立たせていてこれしかないといった風情を漂わせます。比較的端正で歯切れのいいバンドが多いオランダにあって、まるでフレンチ・プログレのように儚げで浮遊感あるシンフォを聴かせる一枚。

  • MEMORIANCE / L’ECUME DES JOURSE: D’APRES BORIS VIAN

    ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作

    ジェネシスやキャメル影響下のメロディアスなサウンドが人気のフランスのシンフォニック・ロック・バンド。76年のデビュー作と甲乙つけがたく人気の79年作2ndで、フランスの作家ボリス・ヴィアンによるSF青春小説『日々の泡』をモチーフにしたコンセプト・アルバム。前作から、ドラムが代わり、キーボーディストが加わってツイン・キーボード編成となって録音されています。ラインナップの変化はプラスとなった印象で、シャープに引き締まったドラム、左右チャンネルから鳴らされてシンフォニックに広がりドラマ性を高めるキーボード・アンサンブルは特筆。スティーヴ・ハケットやアンディ・ラティマーを彷彿させる繊細なタッチのリリシズム溢れるギターは相変わらず絶品だし、奥ゆかしさがフランスらしいヴォーカルもまた魅力的だし、ジェネシスやキャメルのファンにはたまらない「詩情」と「ドラマ」に満ちています。マイナーながら叙情的なシンフォニック・ロックの名作です。

  • AMENOPHIS / AMENOPHIS

    83年作、キャメルやジェネシスのファンは必聴と言えるジャーマン・シンフォの名作

    78年に結成されたドイツのプログレ・バンドによる83年のデビュー作。スティーヴ・ハケットゆずりの繊細なタッチのメロディアスなフレーズ、ゴリゴリと高速ピッキングで畳みかけるフレーズ、さらにフラメンコ・ギターまでこなすテクニック抜群のギター。そして、いかにもジャーマンらしい古色蒼然とした味わいのキーボード、涼やかなフルート、線の細いセンチメンタルなヴォーカル。自主制作ということもあって、音質はクリアではありませんし、多少バタバタとしたところもありますが、それがまたこのグループの持つメランコリックな質感を引き立てている印象。キャメルやジェネシスのファンは間違いなくグッとくるでしょう。泣きの美メロとドラマティックなアンサンブルに溢れた叙情派シンフォの名品です。

  • LETHE / LETHE

    オランダのシンフォニック・ロック・バンド、81年作、クラシカルかつプログレッシヴな逸品

    76年にイエスやフォーカスに通じるプログレ・ハードの名作『DAYBREAK』を残したMIRRORのギタリスト、ベーシスト、管楽器奏者が結成した、MIRRORの後継と言えるオランダのプログレ・バンド。81年の唯一作。小刻みなハイハットワークで軽やかに疾駆するドラム、ハイ・ポジションで動き回るベースによる躍動感いっぱいのリズムを土台に、クラシカル&ジャジーで洗練されたピアノのリード、粒立ちがよくハード・エッジでメロディアス&エモーショナルなギターのリードがめくるめくインスト・プログレが持ち味。優しくメロディを奏でるオーボエと格調高くリリカルなピアノによる穏やかな情景が浮かんでくるようなパートなど、溢れるイマジネーションも魅力です。フォーカスやフィンチのファンは必聴と言える逸品です。

  • SAGA / TO WHOM IT CONCERNS

    オランダのシンフォニック・ロック・バンド、ユーロ・ロックの秘宝と言える79年の唯一作

    オランダのシンフォニック・ロック・バンド、79年の唯一作。サウンドはずばり「もしもムーディー・ブルースに、スティーヴ・ハケットとピート・バーデンスが加入したら!?」って感じ。フォーキーなメロディ、朗らかでジェントルなヴォーカル、陰影を描くメロトロンなどはムーディー・ブルースを彷彿させながら、アンサンブルにはジェネシスやキャメルに通じるドラマティックさがあります。ハモンド・オルガンのクラシカルなキメとシャープなリズム・チェンジで緊張感を生むリズム隊との組み合わせはまるでジェネシスだし、ギターの繊細なアルペジオにムーグの柔らかなリードが乗るパートはキャメルを思い出します。ローカルなレーベルからのリリースで原盤は激レアのようですが、クオリティの高さは特筆もの。これはユーロ・ロックの秘宝と言える名作です。

  • OCARINAH / PREMIERE VISION DE L’ETRANGE

    カルプ・ディアンに通じるほの暗い幻想美を持つフランスのキーボード・トリオ、77年に自主制作された唯一作

    スイスはジュネーブ近くのフランス中東部の街、オヨナで結成されたキーボード・トリオ。77年に自主制作された唯一作。ゴリゴリと強いアタックでよく動くベースとキレのある手数多いドラム、ほの暗い幻想美に包まれたキーボード。フランスの名グループ、カルプ・ディアンにも通じる、フランチ・シンフォならではの耽美的でクールなサウンドが印象的です。スペーシーかつ淡いトーンのオルガンには、エッグ〜カーン時代のデイヴ・スチュワートも彷彿させます。80年代に発掘されて日本に紹介されていれば、ユーロ・ロック・ファンに人気が出ていたかもしれません。フレンチ・シンフォの秘宝と言える逸品です。

  • PHYLTER / PHYLTER

    ベルギーのシンフォニック・ロック・グループ78年作、冷ややかなファンタジックさとハード・ロック的熱さが同居する逸品

    ベルギーのプログレ・グループ、1978年唯一作。フレンチ・シンフォを思わせる冷ややかな質感のシンセをフィーチャーした、YESやGENSIS影響下のファンタジックなシンフォニック・ロック。・・・と思いきや、時折そこへガッツリと歪んだギターが絡み、ENIDばりの熱く重厚なアンサンブルを展開するのが印象的。穏やかでリリカルなパートとハードでエネルギッシュなパートをダイナミックに使い分けつつ、複数人で歌い上げられる多声合唱的なヴォーカル・メロディや柔らかなエレピ、ヴァイオリンなどを交えた音像はユーロらしくアーティスティックで、全体的に心地よく聴かせています。位置的にドイツとフランスに挟まれたベルギーですが、このバンドはまさにANYONE’S DAUGHTERなどジャーマン・シンフォの熱さと、PULSARなどフレンチ・シンフォの冷ややかさが交わり合った感じ。味のある作品です。

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