2018年5月19日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,今週のカケレコFacebook
こんにちは。5月もなかば、真夏日となった地域も多かったようですね。皆様体調など大丈夫でしょうか。
新年度が始まり連休も終わったこの時期は疲れもたまりやすく、朝会社などに行くのがつい億劫になりがちですよね。
ということで、今回は「通勤時に聴きたいアルバム」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。
一日を乗り切るパワーを貰えそうなアルバムをスタッフがセレクトいたしましたので、ぜひご覧ください。
まず一枚目はLED ZEPPELINの76年作『PRESENCE』!
理由はもちろん一曲目の「アキレス最後の戦い」。10分超とツェッペリンの中でも特に長尺の曲ですが、この疾走感あふれるドラム&ベースと珠玉のギター・リフを聴けば、否が応でも力がみなぎってきますよね!
それに加えて「フォー・ユア・ライフ」や「俺の罪(Nobody’s Fault but Mine)」もハードでソリッドかつ安定感抜群の大名曲。
いやはや、改めて聴いてもツェッペリンは凄い…。80年代や90年代、それどころか現代にリリースされたとしても新鮮さを持って迎えられるであろう、不変の傑作です。(増田)
今日取り上げるのは、KANSASが76年にリリースした3rdアルバム『LEFTOVERTURE(永遠の序曲)』です。
まずもって、人気海外ドラマの主題歌に使われたことでお馴染みのオープニング・ナンバー「Carry On My Wayward Son(伝承)」のカッコよさと来たら!
雄々しきスティーヴ・ウォルシュのヴォーカルを中心に、キャッチーに突き抜けるパワフルなサウンドはアメリカのバンドならではですよね。
この曲以降もテンション高く畳み掛ける展開が続くアルバム前半は、思わず手に汗握って聴いてしまいます。
朝から聴けば一日のやる気がみなぎってくるような、「燃えるプログレ」の筆頭ではないでしょうかっ! (佐藤)
週の真ん中の水曜日、今日の「通勤時に聴きたいアルバム」はちょっと趣向を変えて爽やかな作品を紹介します!ユニコーンの74年作『BLUE PINE TREES』です。
デヴィット・ギルモアに見出された英国のフォーク・ロック・バンドなのですが、ジャケットがヒプノシスという事で、どんなプログレッシブなサウンドが!?と期待して再生してみると、拍子抜けするくらい非常に爽やかなのです!
朝仕事や出かけ先に行く前、特に何があるという訳でもないのに何とな~く気が重い時ってありませんか?そんな時はぜひこのアルバムを。
歯切れの良いカッティングギターとアップテンポの美しいメロディーが心にスーッと入って来て、モヤモヤとした思いがさらっと吹き飛んでしまいます。
CSN&Yなどの米国フォーク・ロックから影響を受けたカラッとしたサウンドながら、メロディーには英国らしい陰影も垣間見えて、とても味わい深い作品です。(みなと)
本日の一枚は、ピーター・ガブリエルの記念すべき1stソロです!
ヒプノシスが手掛けたジャケットには何となく陰鬱なイメージが漂いますが、中身は比較的軽快な曲調のナンバーが揃っています。
ガブリエル節炸裂の1曲目「Moribund The Burgermeister」もなかなかポップだし、ギターが躍動感いっぱい走り出す「Slowburn」なんかも元気もらえそうです。
でも真っ先に思い浮かべたのは、やっぱり瑞々しいフォーキー・チューン「Solsbury Hill」。
風が心地よく吹き抜けていくような爽やかさ100%のサウンドが、通勤中の足取りも軽やかにしてくれそうですよね!(佐藤)
こんにちは。今週のテーマ「通勤時に聴きたいアルバム」。
最後にご紹介する作品はこちら。ハンガリーを代表するプログレ・グループ、SOLARISによる84年作『火星年代記』です。
なぜこの作品を選んだかといえば、なんといってもメロディの「熱さ」!
この「通勤時に聴きたい」というテーマを決めた時、スタッフで冗談半分にSURVIVORの「アイ・オブ・ザ・タイガー」やEUROPAの「ファイナル・カウントダウン」を挙げていたのですが、それと同時に浮かんだのが本作の「第一楽章」。
緊張感のあるシーケンサーや子供の声のエフェクトはちょっぴり不気味ですが、この壮大で力強く、かつひしひしと哀愁の漂うメロディ…たまらなく力が湧いてきます!
東欧ハンガリーながらも、日本人の情感を揺さぶる「叙情」が濃密に詰め込まれたこの作品。
絶対に失敗できない会議など、「いざ戦いの場へ!」という場面にうってつけのプログレ・アルバムではないでしょうか!?
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