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「こどものプログレ」~『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!~

こんにちは。連休明けの5月第2週、いかがお過ごしでしたでしょうか。

ここ埼玉県寄居町では、雨の日が続き、肌寒い日が続きました。

さて今週は、「こどものプログレ」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。

子供の日にちなんで、子供が登場するプログレ作品を様々に選びましたので、ぜひお楽しみください。

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5月7日(月):MOODY BLUES / TO OUR CHILDREN’S CHILDREN’S CHILDREN(子供たちの子供たちの子供たちへ)

まず最初にご紹介する作品はやっぱりコレ。ムーディー・ブルースによる69年のアルバム『子供たちの子供たちの子供たちへ』です。

1969年、アルバム制作中に成し遂げられた人類初の月面着陸にインスパイアされたという本作。

彼らの持ち味であるオーケストラやメロトロンを用いたスケールの大きいアレンジに、ロケットの発射音などの宇宙的な要素、そして時間の流れをイメージさせる歌詞。

「Higher And Higher」や「Beyond」などのスピーディーでリズミカルな楽曲は、まるで未来に向かって邁進していくスペースシャトルのよう!

あの月面着陸からもうすぐ50年。これまでの人類の進歩を担ってきた「子供たち」、そしてこれからの進歩を担うすべての「子供たち」に送るべき、壮大なコンセプト・アルバムですね。(増田)

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5月8日(火):KEVIN AYERS / JOY OF A TOY

2日目の今日は、ケヴィン・エアーズの69年作『おもちゃの歓び』です。

キューピーのような可愛げな坊やとカエルが印象的なジャケット。子供のコーラスが参加していたり、ケヴィンの娘さんの事を歌っていたりしている「こどものプログレ」盤です。

多忙を極めたソフト・マシーンから脱退し、スペインのイビサ島で過ごすことにしたケヴィン・エアーズ。その時に書き溜めた楽曲がこのファースト・ソロ・アルバムとなりました。

力の抜けたポップな楽曲と優しい低音ボイスで、牧歌的だったりほの暗かったり、サイケデリックだったりクラシカルだったり・・・様々な音世界を繰り広げている、まさにおもちゃ箱のような作品です。(みなと)

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5月9日(水):JUMBO / VIETATO AI MINORI DI 18 ANNI?(18才未満はダメなの?)

本日ご紹介するのはちょっと危ないこの作品。
イタリアン・プログレJUMBOの73年3rd、『VIETATO AI MINORI DI 18 ANNI?(18才未満はダメなの?)』です。

アクの強い作風で、個性の強いイタリアン・ロック界でも異色の存在とされているこのグループ。

最終作の本作では過去作以上に複雑な曲構成や多彩なアレンジを駆使し、まるで一つの映画を観ているかのようにプログレッシヴでダイナミズムに富んだサウンドに仕上がっています。

歌詞もゲイや社会からの疎外などをテーマとしており、その過激な内容からラジオで流すのを禁じられてしまったとか…。

そんなアヴァンギャルドな部分もありますが、リリカルなフルートやアコギをフィーチャーした叙情的なパートはどこまでも美しく聴かせており、非常にドラマチック。
ジャケも含めて、大変味わい深い個性的な名作です。(増田)

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5月10日(木):BARCLAY JAMES HARVEST / EVERYONE IS EVERYBODY ELSE(宇宙の子供)

今日の一枚は、バークレイ・ジェームス・ハーヴェストの74年作『EVERYONE IS EVERYBODY ELSE(宇宙の子供)』です。

ライヴでの定番となった彼らの代表曲である1曲目「Child Of The Universe」は、アフリカ、ベトナム、北アイルランドなど、戦争や紛争のせいで不幸な境遇にある子どもたちについて歌われる、重厚なメッセージを込めたナンバー。

悲痛なトーンで泣くギター、叙情的でどこか物悲しいピアノ&シンセ、切々としたヴォーカルなど、各国で起きている子どもたちの悲惨な状況を訴えかけるように綴られるサウンドが聴く者の胸を強く揺さぶる一曲です。

アルバムとしても、英国プログレ屈指のメロディセンスがこれでもかと発揮された名盤に仕上がっていますよ♪(佐藤)

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5月11日(金):SERU GIRAN / PEPERINA

ラストの一枚は、南米アルゼンチンよりご紹介しましょう。
SERU GIRANの81年作4th『PEPERINA』です。

スペイン語のため楽曲にこども要素が含まれているかはわかりませんが、ジャケットにスープを飲む女の子の写真が使われているので、本作をチョイスしました。

ぺぺリーナとは彼女の名前なのでしょうか?
そもそも人名なのかも定かではありませんが、ジャケットの彼女の名にピッタリな気もします。

サウンドのほうは、南米らしい切なくも甘美なメロディがたっぷり詰まったラテン・ロック。フュージョン・タッチの爽やかな演奏が耳に心地よい、アルゼンチン・ロックを代表する名作です。(佐藤)

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