2018年5月3日 | カテゴリー:〇〇ジャケ調査委員会,世界のロック探求ナビ
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スタッフ増田です。いよいよゴールデンウィーク突入!
この連休を利用して、ドライブや旅行などお出かけの予定を立てている方も多いことでしょう。
というわけで今回はカケレコ在庫の中から、そんなお出かけシーズンにふさわしい「車ジャケ」作品を集めてみました!
まずはサザン・シーン屈指のソングライターによるこの73年ソロ・デビュー作。60年代よりマッスル・ショールズで腕を磨いただけあって、味わい深いいぶし銀の演奏が光ります。ジャケからも風格漂ってますね!
車といえばご存じピーター・ガブリエルの77年1stソロ作、通称「Car」も外せません。デザインはもちろんヒプノシス。ロバート・フリップやトニー・レヴィンなどの実力派をバックにつけ、ポップかつ実験性あふれるサウンドを聴かせる一枚ですね。
次は米国ルーツ・ロックの立役者、ライ・クーダーによる72年2nd。表ジャケは悪天候ですが、ひっくり返した裏ジャケットでは青空が広がりカップルもニッコリ笑顔。アメリカの古き良きルーツ・ミュージックに根ざした暖かいサウンドは、のどかなドライブのお供にもぴったりです。
米国SSWの歴史的名盤と呼べる74年作。切ないヴォーカル、繊細さの中にしっとりと哀愁を漂わせるサウンドに涙が止まりません・・・。マグリットの絵画「光の帝国」をオマージュしたジャケも素敵ですね。
ザ・バンド直系の米南部出身ルーツ・ロック・グループ。78年とは思えない暖かみに満ちたサウンドに、どこか懐かしさを感じるジャケがマッチしています。
こんなのもありました、ケベック産プログレ・ポップの75年作。男女二人のヴォーカルを擁していて、ケベックらしく全体的にファンタスティックな質感に仕上がっていますが、カントリー・ロックを思わせる軽快なナンバーがあったと思ったらイタリアン・ロックのように詩情たっぷりに歌い上げる楽曲もあったり、MANEIGEあたりを彷彿とさせるリリカルな管弦楽器が活躍したりなど、一筋縄ではいかないサウンドが見事です。
米国サイケ・バンドSPIRITを脱退したメンバーによって結成されたグループ、72年の1作目。全米27位を記録した「Run Run Run」をはじめ、軽やかで小気味の良いハード・ブギがそろい踏みで、これまたドライブにピッタリ!
イラストだけど、「おっ」となったジャケがこちら。米国クリスチャン系フォーク・グループ、71年作。男女ヴォーカルのコーラスが神秘的ながらもメロディはどこか親しみやすく、ITHACAあたりに通ずる心地良いまどろみサイケ・フォークを聴かせてくれます。
渋いジャケですね~!米ポップSSWデュオの77年作。内容も、洗練された中に渋い哀愁を感じさせてグッドです。
AORって「車ジャケ」多いんでしょうか?アメコミ風イラストが印象的なこのジャケにも車が。AORを代表する名SSWによる記念すべき75年ソロデビュー作!
インパクト大の桃トラック。制作中に急逝したデュアン・オールマンを含む布陣で録音されたスタジオ音源&ライヴ音源で構成された72年作で、バンドの出世作となった名盤ですね。
桃トラックに対抗して、最後は水着美女もびっくりの魚トラックで締め!後にプロデューサーとして名を馳せるルパート・ハインが率いた英プログレ/ポップ・ロック・バンドの77年作2nd。なんとも言えないジャケ同様、中身も一筋縄ではいかないヒネリの効いたポップ・サウンドに仕上がっています。
いかがでしたか?それでは皆様、よい休日を!
60年代から南部アラバマはマッスル・ショールズのフェイム・スタジオでソングライター&プロデューサーとして活躍したミュージシャン、73年作の1stソロ。心に染みるソウルフル&メロウなヴォーカル、流麗なメロディ、芳醇なギター、しっとりとメロディを包むホーン・セクション。サザン・ソウル・シーン屈指のソングライターとしての風格と、腕利きの猛者たちによるいぶし銀の演奏が光る、味わうほどに味の出る生涯の一枚!米SSW/スワンプ屈指の大傑作です。
急逝したデュアン・オールマンを含む布陣によるスタジオ音源と、フィルモア・イーストで収録されたライヴ音源で構成。トップ10ヒットとなった72年の出世作。
廃盤希少、特殊プラケース仕様、SACD/CDハイブリッド
盤質:傷あり
状態:良好
ケースに若干黄ばみあり
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