2014年1月30日 | カテゴリー:MEET THE SONGS,世界のロック探求ナビ
タグ: サイケ
今日のMEET THE SONGSは、ジャパニーズ・アシッド・フォークの傑作、吐痙唾舐汰伽藍沙箱 の『溶け出したガラス箱』をピックアップ!
吐痙唾舐汰伽藍沙箱は、五つの赤い風船の西岡たかし、元ジャックスの木田高介、そしてSSWの斉藤哲夫によるスタジオ・ユニットで、本作は68年に作られた唯一の作品。
全てを作詞作曲した西岡たかしのシュールな世界に、木田高介の実験的なサイケデリック・アレンジ、そこにゆらめくような男性のハーモニーが加わり、深く沈み込んでいくようなアシッド感。
バックで参加している加藤和彦、細野晴臣、竹田和夫らの演奏も素晴らしく、日本の情感とサイケ・サウンドが見事に融合したジャパニーズ・アシッド・フォークの傑作です。
それでは、雅楽のような音が響き渡り、不思議な空間に迷い込んでしまうオープニング・ナンバー「あんまり深すぎて」からお聴き下さい!
こちらはファズギターが印象的な「君はだれなんだ」。
最後はサイケ感は薄いフォーク・ナンバーですが、「さっき君が」をお聴き下さい。
歌詞はシュールですが、温かみのあるヴォーカルが胸にしみる美しい曲です。
いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。
再発ラッシュのラリーズ作品群の中でも、特に謎多き一枚がこちら。タイトル、ジャケット、収録曲ともに、深い意味があるようで、ないようで…?
LES RALLIZES DENUDES/FLIGHTLESS BIRD (YODO-GO-A-GO-GO)
10THCD003(10TY AVENUE FREEZE OUT)
2190円 (税込2409円)
売り切れ
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!