MEET THE SONGS 第11 回クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスの『QUICKSILVER MESSENGER SERVISE』

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今日の「MEET THE SONGS」は、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスの1st『QUICKSILVER MESSENGER SERVISE』!

]65年に結成。卓越したステージングで、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッドと並ぶサンフランシスコを代表するサイケデリック・ロック・バンドとなったものの、ドラッグ問題やメンバーの頻繁な入れ替わりでバンドが安定しなかったこともあり、当初なかなかレコード契約できずにいました。

転機は、67年に出演したモントレー・ポップ・フェス。ジャニス・ジョプリンのビッグ・ブラザー＆ザ・ホールディング・カンパニーなどがヒットする中、ヒット・バンドを探すキャピトルの目にとまり、念願の契約を結びます。

リーダーのディノ・ヴァレンテはドラッグ不法所持で逮捕されて不在だったり、相変わらずゴタゴタは絶えない中、本作『QUICKSILVER MESSENGER SERVISE』で68年にメジャーデビュー。

アルバムごとにメンバーも作風も変わるQMSですが、1st、2ndの時期はゲーリー・ダンカン(G/Vo)、ジョン・シポリナ(G)、デビッド・フライバーグ(B/Vo、Viola)、グレッグ・エルモア(Dr)のラインナップで、モントレー・ポップ・フェスでも注目を浴びたゲーリー・ダンカンとジョン・シポリナのツインギターが特徴。

最高傑作とされるのは、ライヴのエキサイティングな演奏が聴ける次作『HAPPY TRAILS～愛の組曲』ですが、本作もエモーショナルなツインギターの絡みがグッとくる傑作です。

メランコリックなジョン・シポリナのギターが光る「GOLD AND SILVER」からお聴き下さい！オリエンタルな雰囲気が当時のサイケ・サウンドを感じさせますよね。

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軽快でキャッチーなメロディーの、ディノ作「DINO’S SONG」もどうぞ！

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アルバムの最後を飾るのは、ジャムっぽい長尺の「THE FOOL」。ギターとヴィオラが絡む繊細で美しい名曲!

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「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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