【ユーロロック周遊日記】フィングランド・プログレの名作『WIGWAM / BEING』

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毎日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。

本日は、北欧はフィンランドを代表する名グループ、WIGWAMをピックアップいたしましょう。

WIGWAMは、ゾンビーズを彷彿させるR&Bフレイヴァーなビート・ポップ・バンドBLUES SECTIONを前身に、68年に結成されたグループ。

69年にデビューし、70年代半ばには英VIRGINとも契約。75年作の『NUCLEAR NIGHTCLUB』はワールド・ワイドにリリースされました。

今回紹介するのは、代表作としてユーロ・ロック・ファンに愛され続ける73年作の4th『BEING』。

前身グループからのビートルズ～ゾンビーズ的なキャッチーかつ気品あるメロディはそのままに、キャラヴァンやハットフィールド＆ザ・ノースを彷彿させる理知的でいて流麗なジャズ・ロック・アンサンブルが特徴。

フルートの響きなどは英国ものとは異なり、トーンにくっきりとした透明感があって、妖精があらわれてきそうなファンタスティックな趣がありますね。

ウィグワムをはじめ、フィンランドには好グループがたくさんありますので、ジュークボックスなどで是非探求ください！

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