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70年代の米南部ソウル~SSWのDNAを次ぐ00年代ルーツ・ロック特集

ザ・バンドにはじまり、ロック・ミュージシャンによる米ルーツ・ミュージック探求の旅路。
現代にも綿々と続くその旅路で芳醇な音を紡ぐ00年代のSSW達をピックアップいたしましょう。

まずは、Dylan Leblanc

Leblancという名字にピンと来たかたは、かなりのルーツ・ロック・ファンですね。

そうです、ピート・カーとのコンビで有名なレニー・ルブランの息子なんです。

レニー・ルブランの後をついて回っていたのか、FAMEスタジオを遊び場に、セッション・ミュージシャン達にかわいがられながら育ったというバイオグラフィで期待が高まりますが、音を聴くと、なるほど、その出自通り、ルーツに根ざした芳醇なサウンドは絶品です。

まずは全編を伝統のFAMEスタジオで録音した2010年リリースのデビュー作をお聴きください。

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なんと1990年(平成!)生まれなので、デビュー時は若干20歳。恐るべし。

FAMEスタジオで活躍したソングライター、ダン・ペンやスプーナー・オールドハムなどのSSW作にも通じる味わい。
デビュー作にして円熟と言える名作ですね。

そして、ルーツに根ざしつつも、00年代SSWらしい音響感覚を持った2012年作もまた深すぎる逸品。

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Dylan Leblanc、良いですよね。

『ロックでぬれ!』がこれまで大プッシュしてきたRay Lamontagneと並ぶ素晴らしさ。

ここであらためてRay Lamontagneも聴いてみましょう。ちなみに、Rayは73年6月生まれなので、現在39歳ですね。

まずは04年のデビュー作から。

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このオープニング・ナンバーで彼が歌いだした瞬間、心を撃ち抜かれました。

豊かな響きのアコギ、ジャジーなタッチもある芳醇なリズム隊、そして、CSN&Yやニール・ヤングやジョニ・ミッチェルとともにオーティス・レディングなどソウルもフェイヴァリットにあげているのも納得の素晴らしすぎる歌声。

00年代にこれほどのコクのある音が聴けるとは。ヴァン・モリソンやザ・バンドなどウッドストック界隈のアーティストのファンは間違いなく度肝を抜かれるはずです。

そして、08年作3rdもまた文句なしの傑作。

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お次はRyan Adams
74年11月生まれで、00年デビュー。現在38歳ですね。
グリン・ジョンズがプロデュースした円熟の2011年作をピックアップ!

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ニール・ヤング『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』『ハーヴェスト』の流麗な楽曲が好きな方には、本当にたまらない新鋭SSWではないでしょうか。

声もメロディも珠玉。

さぁ、ここで流麗なライアンの後に、骨太な南部出身SSWをピックアップ。

米南部アラバマ出身のギタリスト兼SSWで、サザン・ロック新鋭の注目グループDRIVE BY TUCKERSの元メンバーといえば、Jason Isbellですね。

南部らしいアーシーさの中にメランコリックな感性もにじませたヴォーカル、郷愁を誘うメロディ、アコースティックな曲&ザラついたギターがリズムを刻むハードな曲ともに南部らしい無骨さと繊細さとが同居したアンサンブルが素晴らしすぎる09年作3rdをピックアップ。

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さぁ、お次も米南部はアラバマ出身で、その名もずばり、ALABAMA SHAKES

アレサ・フランクリンやジャニス・ジョップリンのDNAを継ぐパワフルかつソウルフルでエモーションたっぷりの女性ヴォーカルを要する強力すぎるグループ。

強烈にしなるような米南部ならではのグルーヴ炸裂で、これはもう60~70年代のサザン・ソウル?スワンプ・ロックのファンは悶絶必至ですよ!

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ラストは、現代の3大ギタリストと言われる名手、JOHN MAYERに締めてもらいましょう。

デヴィッド・クロスビーとグレアム・ナッシュが一曲に参加しているとおり、70年代ウェストコーストのフォーク・ロック/カントリー・ロックへの憧憬に満ちたサウンドが印象的な2012年作より、「Something Like Olivia」のカッコ良すぎる弾き語り映像をご紹介!

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いかがでしたか?

ディープなリイシュー盤の発掘も楽しいですが、60~70年代の偉大なるミュージシャンのDNAを継いだ現在進行形の作品との出会いもまたワクワクしますよね。何と言っても、生で見られる可能性もありますし!

是非、試聴しながらぴったりの一枚をお探しください。

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