RTRADCD690(ROUGH TRADE) 【2012年発売CD】
デジパック仕様。
米南部ソウルの名スタジオFAMEを遊び場に育った00年代SSWなんですが、FAMEスタジオの伝統を受け継ぎつつ、確かに「今」の音を鳴らす本当に素晴らし過ぎるSSW。これほどまでにメランコリックでいながら、ズシリと芯が通っていて、最高すぎます。
米南部はルイジアナ州出身、ピート・カーとのコンビで有名なレニー・ルブランを父に持ち、FAMEスタジオのセッション・ミュージシャンの中で育ったというSSW。2010年デビュー作と同じく、マッスル・ショールズはFAMEスタジオを中心に、ニュー・オーリンズなど米南部のスタジオで録音された2012年作2nd。70年代サザンSSWのDNAを継ぐ渋みやリリシズムとともに、ライアン・アダムスなど00年代SSWとも共通する浮遊感にも包まれた魅力的なハスキー・ヴォイス。アコギ爪弾きを中心に00年代らしい音響的な豊かさが印象的なサウンド。モノクロームのアーティスティックなジャケの通り、70年代ソウルやSSWなどルーツ・ミュージックに根ざしつつもアーシーさは不思議となく、たゆたうようにメランコリックなのが00年代的です。FAMEスタジオの伝統を受け継ぎつつ、確かに「今」の音を鳴らす本格派SSW。カケレコ的にはレイ・ラモンターニュと並び、70年代SSWファンに自信を持ってオススメしたSSW。何度も何度も噛み締めたい深みある名作です。
アメリカの新鋭SSW、グリン・ジョーンズのプロデュースによる2011年作、ニール・ヤングやディランを彷彿させる名作
ニッチな米ルーツ・ロック特集!マイナーながらグッとくるスワンプ/サザン・ロック作をセレクト!
ブル〜ス〜R&B〜ソウルの本場アメリカの芳醇なルーツ・ロックを特集!
70年代の米南部ソウル〜SSWのDNAを次ぐ00年代ルーツ・ロック特集
ザ・バンドにはじまり、ロック・ミュージシャンによる米ルーツ・ミュージック探求の旅路。現代にも綿々と続くその旅路で芳醇な音を紡ぐ00年代のSSW達をピックアップ。
マッスル・ショールズ録音作、マッスル・ショールズにゆかりのあるソングライターやセッション・マンのソロ作など、R&Bやソウルなど米南部のルーツ・ミュージックの芳醇な香りに包まれた名作をここに特集いたします。
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