2022年3月10日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
カケレコ中古棚に眠る「これは!」という作品を発掘してご紹介する中古棚探検隊、本日は落涙必須の「歌もの南米プログレ」をキーワードに3作品をピックアップ!
どうぞご視聴ください!
83年の名作で知られるアルゼンチンのシンフォニック・ロック・グループ。97年の復活作。ずばり、1stを気に入った方は買いです!リリカルで格調高いピアノと、南米らしいたおやかなヴォーカル、優雅で哀愁溢れる美しすぎるメロディ。名作1st収録曲と同レベルの楽曲がずらりと並んでいるのには驚き!まさしく涙無しには聴けない感動の作品です。素晴らしい!
アルゼンチンのシンフォニック・ロック・グループ、06年作3rd。1st&2ndも素晴らしい作品でしたが、うま味が凝縮され、格段に完成度が増した印象。音の壁を築くヘヴィかつスリリングなギターと、力強くエモーショナルなヴォーカルによる肉感的なヘヴィネス。そこに、クラシカルなキーボード&ピアノ、鮮やかなオーケストラ、混声合唱が被さります。ただ一言、ダイナミック!ジャジーなタッチのしっとりと優雅なアンサンブルを織り交ぜたり、民族楽器による南米色を混ぜ合わせたり、音楽的な引き出しも広がっています。これは素晴らしい。南米ハード・シンフォの快作!
60年代から活躍するブラジルのグループが73年にリリースした1stアルバム。ハモンド・オルガンにブルージーなギターが絡むブリティッシュナイズされたサイケ・ロックと、南米らしい叙情性溢れるメロディーが胸を打つアコースティカルな歌もので構成。特筆すべきは「歌もの」で、切々と歌い上げる誠実なヴォーカルにより歌われる哀愁漂うメロディーが感動的。彼らの歌心が爆発したセンチメンタルな楽曲に心酔します!
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