2022年3月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。ただいまCROSBY STILLS & NASHが好きな方におすすめの、ハーモニーが光るフォーク・ロックが充実しています。美しいハーモニーと温かみあるサウンドは、暖かくなってきた今の時期にピッタリですね。それではまいります!
元バーズのデヴィッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、元ホリーズのグレアム・ナッシュの3人により結成されたスーパー・グループ、69年作。何度聴いても奇跡的なハーモニーに痺れます。大名盤!
CS&Nばりの3声ハーモニーと流麗なメロディが素晴らしい米フォーク・ロックの名作。ペダル・スティールに心温まる哀愁のアンサンブルも絶品!CS&Nの中でもGraham Nashの曲が好みの方は必殺でしょう。
2人の柔らかで爽やかなハーモニーが絶品!MANASSASがデビュー作に収録したBrewer & Shipley作「Bound To Fall」も収録しています。ジェシ・エド・デイヴィス参加のスワンプ・ロックもごきげんでおすすめ。
シカゴ出身のルーラル・フォーク・ロック・グループ70年唯一作。ジャケットはちょっと不気味ですが、中身は爽やかでちょっぴり憂いあるメロディ&ハーモニーが次々零れだす、CSNにも劣らぬルーラル・フォーク・ロックの名品です。
のちにDAKOTAを結成するメンバーが在籍する米ロック・バンド、71年唯一作。存在感あるストリングスとハープシコードによる気品ある演奏、陰影に富んだメロディ、哀愁溢れるヴォーカル&コーラスが、MOODY BLUESやFANTASYといった英国の叙情派グループを彷彿。後のDAKOTAのメンバーが中心なだけあって、フックに富んだ佳曲揃い!
LAのマイナーなグループによる70年作ですが、CSN&Y的ウェストコースト・ロックから、POCOやロギンス&メッシーナに通じる爽やかなカントリー・タッチの曲まで、フックに富んだ佳曲いっぱい!
イリノイのCS&N!?瑞々しいアコギのカッティングに、キャロル・キングのピアノ、そしてバッキンガムズで鍛えた2人のジェントルなボーカルが美しく調和しています!
最後にイギリスの2グループをピックアップ。
ウィッシュボーン・アッシュとCS&Nが出会ったような、極上の英国フォーク・ロックだなぁ。幻のネオン・レーベルのカタログの一つで、ジャケはキーフ!
Buffalo Springfieldや初期はっぴいえんどを彷彿とさせるメロウなファズ・ギター&ペダル・スティール、ブルージーなハーモニカ。マイルドな歌声のヴォーカルと英国的な哀愁に溢れたメロディ、そしてCSN&Yからの影響を感じさせる豊かなハーモニー!
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1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。第六弾は、5月にリリースされたクロスビー・スティルス&ナッシュの1st『CROSBY STILLS&NASH』!
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