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スティーヴ・ヒレッジのファンにオススメ、コズミックなギターが活躍する新鋭プログレを探索♪♪

スタッフ佐藤です。

他に類を見ないほどに個性的なミュージシャンがひしめくプログレ・シーンですが、サイケデリック・ロックからの流れを汲んだコズミックでトリッピーなギターワークを持ち味とする、一際個性的なギタリストと言ったらスティーヴ・ヒレッジですよね。

2018年10月にはアレン亡きゴングと共に来日し、その健在ぶりを見せつけてくれました。


ゴング来日公演@ビルボードライブ東京 ライブレポート(10/31)

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10月31日にビルボードライブ東京で行われた、ゴング来日公演を観てまいりました!

今回は、そんなスティーヴ・ヒレッジがお好きに方には是非聴いてみて欲しい、コズミックなギターが活躍する新鋭プログレを各国で探索してまいりたいと思います!

まずはヒレッジの作品から聴いていただきましょう。今回のテーマをふまえてソロ名義から1枚選ぶならこれかな?

STEVE HILLAGE / GREEN

ニック・メイスンがプロデュースを担当した78年4thソロ。

実質的に2曲のみで構成されたそのサウンドは、SYSTEM 7~MIRROR SYSTEMへと繋がるトランシーな音響を下地にしたコズミックな反復音楽。

シンプルなジャケットどおり、トランシーながらクールな質感が印象的な名作です。

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ヒレッジ好きの方、先日入荷したばかりのこのポーランド新鋭はいいですよー!

LIGHT ENTANGLEMENT MACHINE/2021

2枚組の大作となった21年作『VALLEY OF KINGS』も見事だったポーランドのエレクトロニックなプログレ新鋭HIPGNOSIS。その元キーボーディストが結成した新バンドがこちらです。

ギターが心地よく疾走するOZRIC TENTACLESやS.Hiilage彷彿の疾走感あるテクノ/ネオ・サイケ調と、ポーランドらしい美麗なアコースティック・サウンドが鮮烈に対比される音像が素晴らしい~!

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GONGを受け継ぐサイケ・プログレの筆頭格がロシアのVESPERO。その中核を担うリズム隊が参加するユニットの20年作をピックアップ☆

SEAORM/OLKHON

スペインOCTOBER EQUUSのギタリストと、ロシアVESPEROのリズム隊が結成したバンド!

GONG&OZRICファンにおすすめしたい絶品スペース・ジャズ・ロックで、特にヒレッジのコズミック感覚とテリエ・リピダルのジャジーな浮遊感覚を合わせたようなギターがお見事~。

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そのVESPEROのリズム隊の別ユニットもハイクオリティなコズミック・プログレなのです!

MAAT LANDER/SEASON OF SPACE – BOOK #2

「テクノ色を減らしたOZRIC TENTACLES」というバンド自身の言葉通りのサウンドが繰り広げられる痛快作。

ひたすらアグレッシヴなリズム隊、エド・ウィンやヒレッジばりにスリリングに疾走するギター、そこにコズミックなSEがピョンピョン跳ねるサウンドは、オズテンやテクノ期ヒレッジとほぼ同等の心地よさでこれは素晴らしい!

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プログレ・ファン注目の国エストニアにもナイスなグループがおりますよ♪

ウラプク・ウレイ/結果オーライ

ノイ!などクラウト・ロックやゴングなどサイケ・ジャズ・ロックのDNAを継ぐ新鋭をなんとエストニアで発見っ!

浮遊感たっぷりのミニマルなフレーズで幾何学模様を描くエレピ、透明感やエスニックな香りを漂わすマリンバ、スコーンと突き抜けるドラム、そしてゴングでのスティーヴ・ヒレッジばりにエッジの立ったトーンでエキセントリックに炸裂するギター。

これほど「個性派」という言葉が似あうバンドはそうはいないはず!

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ラストは、直接的ではないものの、聴いていて何となくヒレッジ・テイストを感じたこのイタリアのグループをご紹介。

REVERIE/ORPHEUS

THE WATCHで活動したギタリストValerio Vadoを中心とするシンフォニック・フォーク・プロジェクト。

Mike Oldfield影響下の幻想的なギターサウンド+Annie Haslamに似る慈愛の伊語女性vo。この世とは思えない幽玄の世界が広がります。

ディレイやリヴァーブを深くかけたギターサウンドを繊細に折り重ねるスタイルからは、スティーヴ・ヒレッジががプログレ・フォークをやったら…なんてフレーズも頭に浮かんできました。

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いかがでしたか?
気になる作品が見つかりましたら幸いです☆


【タイトル追加】ゴング『YOU』から出発する、コズミック・サイケ・プログレ探求☆

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    ニック・メイスンによるプロデュース、80年代以降の活動へとつながるテクノ/アンビエント要素が萌芽した78年4thソロ

    78年作の4thソロ。80年代以降への活動へとつながる、テクノ、アンビエント的な要素が強まった作品。ただ、プロデューサーがニック・メイスンというのが関係しているかは分かりませんが、フロイドと同じく、無機質的なフレーズを奏でてもどこか牧歌的な英国臭さが漂うサウンドには非常に好感が持てます。「FISH RISING」などに比べて評価のあまり思わしくない作品ですが、クオリティは文句無しの名作。

  • REVERIE / ORPHEUS

    イタリアの新鋭シンフォニック・フォーク・グループ、21年作

    イタリアの新鋭シンフォニック・フォーク・グループによる21年作。LETHE、THE WATCHで活動したギタリストValerio Vadoを中心とするプロジェクトで、オーストリアの詩人リルケの作品「オルフォイスへのソネット」を題材にしたコンセプト作です。ディレイやリヴァーブを深くかけたギターサウンドを繊細に折り重ねた夢想的かつ物悲しい音空間と、イタリア語による慈愛に満ちた女性ヴォーカルの調和が息をのむほど素晴らしいシンフォニック・フォークを奏でます。ギターはおそらくMike Oldfieldの影響下にありそうですが、Steve Hillageがプログレ・フォークをやったら…なんてフレーズも頭に浮かんできました。どこかAnnie Haslamの声質に似る女性ヴォーカルもスッと耳になじむ心地よさがあります。終始この世とは思えない幽玄の世界を描写するようなサウンドに圧倒される、ただならぬ一枚です。

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