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【BACK TO BASIC キーワードで聴く vol.24 『ANGE』 】
2010年12月20日 | カテゴリー：世界のロック探求ナビ
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「全国のカケレコ・ファンの皆様方、こんばんは。芹沢聡一郎です。」
「少しお休みを頂いておりました、この【BACK TO BASIC キーワードで聴く】。
本日からまた、少しずつシーンに大きな影響を与えたプログレ・バンドを中心に、キーワードを綴りながら
回を進めて行きたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。本日はフレンチ・プログから…
【ANGE】です。」
カケレコくん「芹沢さん、カケレコ・ファンの皆さん、こんばんは！久方ぶりのBTB！今晩はANGEですね…！」
芹沢さん「今作は、ANGEの75年発表の第4作目から。ANGEの最大の特徴の一つは、優れた演劇性を兼ね備えた
ヴォーカリスト、CHRISTIAN DECAMPの変幻自在、多重人格的な一人芝居ヴォーカルがあるね。」
カケレコくん「確かに…。聴いているとなんだか、パントマイムが上手な道化師の姿も浮かんで来そう…。」
芹沢さん「今作はジャケットの老人（ちょっと不気味なイラストだけど…）が伝説を語るというコンセプトに
基づいたアルバムなんだ。CHRISTIAN DECAMPのヴォーカルは、演技過剰のような異様さが迫って来るかのようで
その辺りは、妙に執拗と言うか、粘っこい歌声だとも取れそうだけど。カケレコくんは、どう思ったかな？」
カケレコくん「うん…そうですね。確かに、ちょっと悪夢にうなされて、何者かに追い立てられているかのような
切迫感が、ヴォーカルとその異様な暗さの中を疾走するシンフォ・ロック・サウンドにマッチしてると思います。」
芹沢さん「そう、シンフォ・ロックとはまさにで。彼等もまた、GENESISタイプの演劇的シンフォを展開しているね。」
カケレコくん「そこに、フランスらしいキャヴァレーっぽい、
いかがわしさがまたユニークで。アンニュイでもありますね〜。」
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当店でのANGE在庫は、こちら…！
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