【WEEKEND KAKEHASHI vol.14。レビュアーさんと巡る南米プログ旅。】

2010年12月3日 | カテゴリー：世界のロック探求ナビ

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さて、全国のカケレコ・フリークの皆さん、こんばんは。

本日も、あっという間の週末ですね。というわけで、

今回の【WEEKEND KAKEHASHI】では、日頃、無茶苦茶に熱い音楽レヴューを

ご執筆頂いているレビューの皆さんからの、素敵なレヴューをいくつか紹介させて頂きたいと思います。

それではます、まだこの機能をご存じない方の為に、

改めてレヴュー機能を、ここに軽くご紹介させて頂きます。

■「レビューの投稿」機能

他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか？

他のユーザーの投票（拍手）の数が多いレビュアーは、
ベスト・レビュアーとしてトップページに掲載され、メルマガにニック・ネームが載ることも？

常連の強者レヴュアーの方々には、カケレコ独自発行のミニコミ・ファンジン誌、
「KAKERECO GREETINGS」編集部から、原稿執筆のご依頼が届くことも？
掲載記事は、全国のご利用頂いたカケレコ・ロック・ファンのお客様に漏れなく配布されます。

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それでは、今週の時点でのベスト・レビュアーさんをここに発表させていただきます

（ベスト・レヴュアーさんとは即ち、他のお客様から一番「拍手」を頂いているお客様の事です）。

今週のベスト・レビュアー・チャンピオンは…。

「0321PROG」さんです！おめでとうございます…！

http://kakereco.com/review.php?nickname=0321PROG

それでは、0321PROGさんのレビューから

すこしご紹介をさせて頂きます！ジャケが気持ち悪くて損をしている？MIAのご紹介文です。

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MIA / TRANSPARENCIAS

LITO VITALE率いるプログレバンドの1st

76年1st

アルゼンチンの代表バンドの1つ、20分超の大曲も含むデビュー作。今やスーパーキーボーディストとなったLITO VITALEが在籍したと言うことで、プログレ史という意味でも価値があります。

同国ESPIRITUなどと比べると楽曲は粗く仕上げられており、キーボードロックとは言ってもESPIRITUほどきらびやかな質感はありません。ただ、その代わりクラシカルキーボードロックとしての味わいには非常に優れており、LITO VITALEの才能が突出していることが良く分かります。「威風堂々」のフレーズが飛び出すなど、その手のファンはニヤリとすること間違い無しです。

全体的にアコースティックな雰囲気が大事にされており、ポイントでのリコーダーの使用など、とにかく味があります。カラフルな南米色とはまた違った雰囲気を味わえる、こちらも名盤でしょう。

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MIA / CORNONSTIPICUM

LITO VITALE率いるプログレバンドの3rd

78年作

MIAのアルバムの中では最もプログレ的なまとまりのある作品となっている3作目。

LITO VITALEのキーボードワークの彩がどんどん豊かになり派手さが出たことによって、彼らの持ち味であるアコースティックな部分が相対的に引き立つという理想的な結果になっています。

クラシカルな女性ボーカル、そしてフルート、リコーダーの導入は非常に洗練されたピンポイントなものであり、MIAの代表作と評するファンが多いのは充分に理解できます。15分超の大曲も収録し、彼らの集大成と言っても過言ではない素晴らしい出来となっています。アルバムをトータルで見ても、押し引き、クラシカルとアコースティック、インストと歌モノのバランスの取れた名盤と言えます。

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ご興味がある方は、下記のYOU TUBE動画も、ご覧になってみて下さい！

ジャケットの不気味
さとは正反対の洗練された美しい旋律が印象的なアルゼンチン・プログですよ。

Transparencias(1/2) / MIA

↓　こちらは、後半です。なんとも涼やかな女性ボーカルと、

キーボードの彩り豊かな響きが切ない…。しかもその後のギター・ワークがまさに南米的郷愁！

Transparencias(2/2) / MIA