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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第7回:KEEF HARTLEY BAND『OVER DOG』

2021年にカケレコがお届けしている特別企画「BACK TO THE 1971」。
今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画です。

ビートルズの活躍を中心としてロックに多様な表現が生まれた1960年代が幕を下ろし、60年代の残り香漂う1970年を経て、いよいよ新たな時代へと目を向けた作品が生まれていったのが1971年という時期。

英米ロックの名作はもちろん、欧州各国の重要作品も取り上げて、各作品の誕生日または誕生月に記事をアップしてまいります。

この機会に、ロックが最もまばゆい輝きを放っていた時代の作品達にぜひ注目していただければ幸いです。

それでは皆で、BACK TO THE 1971 !!!

KEEF HARTLEY BAND『OVER DOG』

第7回目にご紹介するのは、キーフ・ハートレイ・バンドの4作目『OVER DOG』!熱気溢れるブリティッシュ・ブルース/ジャズ・ロックの傑作ですね。

キーフ・ハートレイ・バンドはドラマーのキーフ・ハートレイが、アートウッズやジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て結成した自身のバンド。69年にデラムからリリースした『HALFBREED』がデビュー作になります。(詳しくはコチラ↓↓↓)


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メンバー交代の多いバンドですので、あらためて『OVER DOG』録音時のメンバーを見てみましょう。(ゲスト含む)

・Keef Hartley(ds)
・Mick Weaver(key)
・Miller Anderson(vo、g)
・Gary Thain(b)
・Peter Dines(key)
・Jon Hiseman(ds、per)
・Dave Caswell(trumpet/flugelhorn)
・Lyle Jenkins(sax)
・Johnny Almond(flute)

Gary Thainはこの後URIAH HEEPで活躍したベーシスト、Jon HisemanはCOLOSSEUMやTEMPESTを率いたジャズ・ロック界の名ドラマー、Johnny Almondは、John Mayallとの共演やMark-Almondで知られるサックス/フルート奏者。豪快なメンバーが参加しています。

Miller Andersonは前作同様ほとんどの曲を作曲し、ヴォーカル&ギターともに抜群の存在感を放っています。一方でブラスを担当していたHenry Lowtherが脱退。前作までの淡いサウンドからファンキーなブラスが印象的です。

それでは、グルーヴィー&ファンキーなオープニングから聴いてみましょう!

T1: You Can Choose

試聴 Click!

T3: Theme Song / En Route / Theme Song – Reprise

こちらは変わって英国叙情溢れるアコースティックなナンバー。繊細なアコギで静かに始まったかと思うと、自由奔放に舞うJohnny Almondのフルート、続いて駆け巡るMick Weaverのキーボード。次第に絡み合い高揚していく展開は息がつけません!

試聴 Click!

最後にまた熱気溢れるかっこいいジャズ・ロックをどうぞ!

T5: Roundabout

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