2020年10月14日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,今日の紙ジャケ☆
スタッフ佐藤です。
この「今日の紙ジャケ」コーナーでは、毎回あるテーマで中古紙ジャケのオススメ作品を3枚ご紹介しております。
10月も半ば、夕方を過ぎると綺麗な虫の音も聞こえてくるようになって、秋もだんだん深まってきています。
そんなわけで、今日は「秋」をテーマに、中古棚から注目の紙ジャケを取り上げてまいります♪
個人的に、「秋」を感じるジャケということで真っ先に思い出すのがこのアルバム!
落ち葉を散りばめた美しいアートワークも魅力的な、イタリアン・ラブ・ロック・グループによる75年デビュー作。
デビュー当時は、あのイ・プーとも肩を並べたというグループですが、この1stアルバム1曲目を聴けば納得です。
哀愁漂う落ち着いたヴォーカルが印象的で、ロマンティックながらも決して甘くなり過ぎないサウンドがとても良いんですよねぇ。
10/14は「鉄道の日」でもあるんですよね。続いてはこちらでいかがでしょうか。
どことなく秋の雰囲気があるこのジャケットもいいなぁ。
古き良き米グッドタイム・ミュージックを、本場さながらに鳴らす英楽団が彼ら。
20~30年代のジャズ、スウィング、ラグタイムを再現した小気味よく軽快なサウンドには、聴いていて思わずウキウキしてくるような魅力がたっぷりです。
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最後もイギリスから。ヴァーティゴ・レーベルに残された名盤をピックアップ☆
サイケ・バンドJULYを前身とするエキゾ・サイケ・ロック・グループの72年3rdアルバム。
和洋入り混じる、混沌としながらも美しいジャケットが、「晩秋の夢」というタイトルにピッタリですね。
内容も、粗野でアクの強めなサイケ・ハード・ナンバーと、オリエンタル・テイスト香る淡く幻想的なナンバーが対比する、夢と現を行き来するような音空間が素晴らしい!
いかがでしたか?皆様のロック探求のお役に立ちましたら幸いです!
引き続き、こちらより紙ジャケ探求をお楽しみください☆
https://kakereco.com/list.php?f=2&st=1&sort=2
グループ名通り、サムライの姿が描かれた和洋折衷の奇妙なジャケットが印象的な、72年リリースのサードにしてヴァーティゴ・レーベルでの最後の作品。トニーの弟デヴィッド・デューイが新たにギターでゲスト参加し、ファーストの叙情性とセカンドのハードネスを合わせながら更にオリジナリティ漂う作品に昇華。アコースティック・ナンバーでのニューエイジ的なアプローチも特筆に価する。オリジナル内袋封入。
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