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【魔法とランプとロックンロール。魅惑のイスラエル・ロック特集】

皆さん、こんにちは。

今週もこの週末ムードがやって来ました。
といってもカケレコは只今、非常に忙しモードです。
というのも。今週の目玉特集、
【イスラエル・ロック特集】がついに、公開…!
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イスラエル。そこは、西洋と東洋の中間に位置し、古くからユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地として多くの人々が集うまさに民族のメルティング・ポット。今日においてもそのオリジナリティ溢れる文化は、東洋と西洋の両文化の要素を併せ持ち、移民国家としての多種多様な融合が日々生まれている国でもあります。そのバイタリティ溢れる、エネルギッシュでバラエティ豊かな文化がより洗練された形で表出されて来たのが、イスラエルのロック・ミュージック。もともと地理的環境として、中東の音楽的ゆかりのある土地。そこへ世界中から帰還したユダヤ人たちが、様々な音楽を持ち込んだ為、スペインやポルトガル、イタリア等のラテン・パッション溢れるサウンドから、欧米のプログレッシヴ・ロック顔負けのダイナミズムまで、遠く英カンタベリー/ジャズ・ロック勢のクールネスを合わせ持つ作風から、米南部スワンプの匂いさえ嗅ぎつけられる、その力強くも非常に洗練されたサウンドまで、世界中の良質な汎ロック・ミュージックの最良のエッセンスを含んだサウンドが、あなたの胸を掴んで離さないことでしょう。それでは、イスラエル髄一と言われたその代表的アーティストを軸に、イスラエル音楽旅行へ、いざ出発!
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*潮流図全体の画像は、上記リンク先から、どうぞ…!
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【BACK TO BASIC キーワードで聴いてみる。vol.2 – GENESIS】

さて、カケレコ・スタッフ、
王道バンド試聴会の第二回は…【GENESIS】。


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01 The Musical Box

■聴きどころ

4分あたり、6分過ぎあたりの畳みかけるような展開に注目!

テンションいっぱいのパートと静謐かつファンタスティックな

パートとの対比。

「静」と「動」の対比によるダイナミズム。Steve Hackettの

ヴァイオリン奏法やライトハンドの

タッピングなど飛び道具も特徴。


■聴き手M

オリエンテッドなギター・アルペジオの中にちょっとした不穏めいた質感を

漂わせる神秘的な雰囲気をまとった曲ですね。エレピ、フルートらが静かに支える

繊細な音の下地から、3分後半から始まるダイナミックな展開との対比が見事ですね。

02 Watcher of the Skies

■聴きどころ

なんと言ってもイントロのメロトロン!

バロック風の構築美、マーチングスタイルの力強いビート。


■聴き手M

冒頭のメロトロンの響きが、これから何かが始まりそうな
期待と不安を募らせる憎い演出ですね。後半の連打の展開がまた力強いです。

03 Supper’s Ready

■聴きどころ

バロック・ミュージックを彷彿とさせるメロディとアンサンブル。

キーボード中心のアンサンブルの弾力性が幻想物語を紡ぐ。


■聴き手M

トータル・コンセプトの長大な曲の中で幾つもの場面が目紛しく廻り続けます。
キラキラしたギター・フレーズとキーボードのアンサンブルが緩急を効かせてますね。

04 Dancing with the Moonlit Knight

■聴きどころ

ギターとキーボードによる火花を散らすインタープレイ。

躍動感溢れる、ダイナミックなシンフォニック・ロック。


■聴き手M

冒頭は何ともブリティッシュ・フォーキーなアカペラ的展開から。
アルペジオとアコギがフォークとの親和性を感じさせますが、大胆に
ピアノが乗り、一気に曲世界のスケールが増して行きますね。
この繊細な音楽を下地にして彼等のダイナミズムが構築されているんですね


05 Firth of Fifth

■聴きどころ

眩惑的なピアノ、戦慄くようなヴァイオリンの奏法と

ヴィブラートを駆使した幻想的なギター・ソロ。優美なメロディと

精緻な気品のあるアンサンブルの整合性。


■聴き手M

冒頭は優雅なピアノの小品といった感じでとても聴き易いアプローチ。

6分〜のギター・ソロ、繊細さ、リリシズム。アコギとメロトロンが入ってくる瞬間。

ここにグッと来るプログ・ファンが多いそうです。

中世風のリリシズムを上手く

現代の感性に昇華させています。


06 In the Cage




■聴きどころ

これぞTony Banksスタイルのキーボード。ファンタジーとテンション。


■聴き手M
90年以降のフォロワーに大きな影響を与えた曲という事ですが、

この演奏はまさに、オスティナート(ある種

の音楽的なパターンを続けて

何度も繰り返す事をさす。

ostinato(伊) は obstinate(英)と語源を一にし、

「がんこな、執拗な」

という意味を持つ。このため、執拗音型執拗反復など

と呼ぶ事がある)ですね。


07 Dance On A Volcano



■聞きどころ

ゲイブリエル脱退後、初の作品。

ヴォーカルは、フィル・コリンズがドラムと兼任。

複雑なリズムを駆使した、テクニカルでダイナミックなプレイ。

4分20秒あたりからの畳みかけ、ギターとキーボードのユニゾン。様式美!

■聴き手M

ネオ・プログレッシヴ・ロックのインスピレーションの源泉として

確固たる位置をしめる名曲。フィル・コリンズの声質はゲイブリエルのものと

近しいモノがあったようで、音楽性に大きなブレは起こっていないようです。

以前のフォーキーなアコースティック路線から、力強い複雑さを増したリズムと

ダイナミックな演奏が、新たなGENESISサウンドを切り開いたんですね。

個人的には、フォーキーな頃の方が好きですが。巧みな演出力が増しています。


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それでは、本日の新入荷新品CDも、リストでどうぞ!

■ プログレ

DEUTER/AUM

NEW AGE系でも活躍、ジャーマン・エクスペリメンタル、音響派のパイオニア、72年ソロ作!

ジャーマン・エクスペリメンタル、音響派のパイオニア、72年ソロ作!全ての楽器を自ら演奏し、全楽器の音響加工も行いつつ、SEとアコースティク楽器を多用したエスノ&トライヴァル色の強いサウンドを展開。ジャーマン系に良くあるある種の陰鬱さ、無機質さは鳴りを潜め、水の流れる音や、南国的パーカッション等、オリエンタルかつメディテーションな音像を志向するそのサウンド・スケープは、非ヨーロッパ文明への憧憬を感じさせ深い瞑想の世界へと聴く者を誘うかのようです。とても心の休まるジャケそのものの音楽です。デジタル・リマスター。

DEUTER/D

NEW AGE系でも活躍、ジャーマン・エクスペリメンタル、音響派のパイオニア、71年ソロデビュー作!

ジャーマン・エクスペリメンタル、音響派のパイオニア、71年の記念すべきソロ・デビュー作!全ての楽器を自ら演奏し、弦楽器等の全楽器の音響加工、テープ・ループも行いつつ、SEとアコースティック楽器を多用したエスノ&トライヴァル色の強いサウンドを展開。深い瞑想の世界へと聴く者を誘うかのようなドローン・サウンドに赤子の泣き声や飛行機が飛ぶ音等、KLUSTERや最初期TANGERINE DREAM、Conrad Schunitzlerにもあい通じる実験性を備え、時に呪術的な要素も感じさせる独特な洗練されたサウンド・アレンジが最高にクールな一枚!デジタル・リマスター。

HERE & NOW/ALL OVER THE SHOW

PLANET GONGへと発展した実力派グループの79年のライヴ盤!

後にデヴィッド・アレンに認められ、PLANET GONGへと発展した実力派グループ。79年のライヴ盤。70年代中期に結成され同年代末期にGONGを脱退したDeavid Allen、Gilli Smythと合流しPLANET GONGを結成するヒッピー・パンク・サイケバンド!79年8月に行われた英国ツアーの模様を収録したライヴ盤です。前作「GIVE AND TAKE」さらにダイナミックに躍動させたシンセ・エフェクト全開GONG感溢れる、アグレッシヴでアスペイシーななサウンドが再呼応です!ライヴを特異とするを彼らの本来の魅力が凝縮されまくった最良の一枚!狂い踊るように聴きましょう!ボーナス・トラック2曲、デジタル・リマスター。

MAGNA CARTA/MIDNIGHT BLUE and LIVE AND LET LIVE

牧歌性と英国らしい叙情性で今も強い人気を誇る、彼らの82年作&71-07年ライヴ・アンソロジー!

牧歌性と英国らしい叙情性で今も強い人気を誇る、彼らの82年作&71-07年ライヴ・アンソロジーが2枚組の豪華仕様!MIDNIGHT BLUEは彼らの80年代の傑作。幾分AOR的シティ・ポップ感もまぶし具合が良い塩梅。そして彼らの長大なキャリアの足跡をリアルに伝える、71年から2007年の足掛け36年にも及ぶライヴを収めたライヴ・アンソロジー、LIVE AND LET LIVEもまた大満足の内容!英国フォーク・ポップ・ファン必聴の、良心的な2枚です。デジパック仕様、2枚組、ボーナス・トラック6曲。

SECOND SIGN/SECOND SIGN

ずばり70年代ブリティッシュ・ロック・ファン必聴の激レア発掘音源、溢れ出る叙情美にグッとくる必殺盤!

70年代半ばに録音されながらお蔵入りとなった激レア発掘音源。オリジナル・マスター・テープからの再発盤。英国らしい叙情性が胸を打つ美しいメロディ、そしてしっとりと歌い上げるハイ・トーンの女性ヴォーカル。ライナーにはバーバラ・ガスキンを彷彿とさせると書いてありますが、確かにその通り。歌メロの裏で泣きのフレーズを紡ぎつづける歌心満点のギター、くすんだトーンのいかにもブリティッシュなオルガン。タメの効いたリズム・チェンジでドラマティックに彩るアレンジも見事。1曲目の「Golden Age」から名曲で、溢れ出る叙情美にグッとこないブリティッシュ・ロック・ファンはいないでしょう。リリカルな前半から後半に向けてスピード・アップしながら一気に畳みかける展開の中、どんどんとヒートアップする止めどないメロディアスなギター・ソロに拳を握りしめること間違いなし!2曲目は一転して優美なフルートが導く神秘的なフォーク・ロック。こちらも絶品。この1・2曲目は英ロック・ファン必殺と言える出来映えです。マスター・テープの状態のためか高音が割れ気味の音質が若干残念ですが、それをおぎなって余りある素晴らしい楽曲。英ロック/プログレ・ファン、是非、聴いてみてください!ボーナス・トラックとしてデモ音源2曲収録。

NARANJA MORS/OCEANO DE LAS PREGUNTAS SIN RESPUESTA

アルゼンチンのグループ、09年デビュー作、70sハード・ロック・スタイルな快作!

アルゼンチンのグループ、09年デビュー作。引きずるようにヘヴィなリフとくすんだトーンのオルガン、そして、激しいシャウト・ヴォーカル!70sハード・ロックを軸に、オルタナ~ドゥームの感覚も詰め込んだエネルギッシュなサウンドが炸裂!デジパック仕様。

NITE PEOPLE/P.M.

70年の唯一作、管弦楽器が重厚に彩る英国ヘヴィ・プログレの逸品

ギター、ベース、キーボードが渾然一体となった疾走感あるアンサンブルに一発でノックアウトな英国ヘヴィ・プログレッシヴ・ロックの好盤。70年の唯一作。トランペット、サックス、ストリングスによる重厚なアレンジもアンダーグラウンドとは思えない完成度の高さ。

WILD TURKEY/RAREST TURKEY

元JETHRO TULLのベーシストと元BIG SLEEPのヴォーカリストによるグループ、未発表音源集

JETHRO TULLの初期を支えたベーシストGlenn CornickとEYES OF BLUE~BIG SLEEPのヴォーカリストGary Pickford-Hopkinsを中心に結成されたグループ。アルバム未収のシングル音源、デモ音源、未発表ライヴ音源をまとめた編集盤。英国的な哀愁と米国的なアーシーな味わいとが滲む味わい豊かなアンサンブルが聴き所。Gary Pickford-Hopkinsのエモーショナル&ソウルフルなヴォーカルも光っています。ボーナス・トラックとして幻の3rdアルバム用の音源5曲を収録。

CIRKUS/ONE

メロトロンや弦楽器が彩る極上英シンフォ、メロディー・センス抜群!

イギリスのプログレッシブ・ロックグループによる73年作。自主制作盤とは思えない驚愕のクオリティーを誇る名盤であり、ブリティッシュ・ロック然とした湿り気と気品に満ち溢れたハード・クラシカル・ロックとなっています。バンドのロック然としたスタイルにマイルドな質感とスケール感を加味するストリングス・セクションを導入しクラシカル・ロックを放ち、メロトロンの洪水で英国然とした哀愁を感じさせるなどシンフォニックなアプローチが印象に残りますが、それ以上に、適度に甘みを持ちながらもブリティッシュ・ロック然とした深みのあるアンサンブルに寄り添うメロディーの秀逸さが素晴らしく、よく耳に馴染みます。トップ・バンドに引けを取らない名作です。ボーナス・トラック5曲収録。

CELESTE/1969-1977 IL SISTEMA / CELESTE / ST.TROPEZ : THE COMPLETE RECORDINGS

伊シンフォの名グループCELESTEのアーカイヴ・ボックス

(輸入盤のため、角つぶれ等ある場合があります。ご了承ください。)
イタリアン・シンフォを代表する名グループの4枚組ボックスセット。76年の唯一作、お蔵入りとなった幻の2NDに加え、前身グループIL SISTEMA、CELESTE解散後に中心メンバーCiro Perrinoが結成したST.TROPEZの音源を収録。すべてCiro Perrino自身による新規デジタル・リマスター、ヒストリーや100枚にも及ぶ写真を収録したブックレットも付属。

ABRAMIS BRAMA/DANSA TOKJAVELNS VALS

スウェーデン出身、現行ハード・ロックの名グループ、99年デビュー作

スウェーデン出身のヘヴィ・ロック・グループ。99年のデビュー作。初期サバスを彷彿とさせるようなヘヴィで沈み込むようなギター・リフ、重戦車のようなリズム、太いシャウト・ヴォーカル!サバス・ファンの好グループです。

BLACK PEARL/BLACK PEARL

超大音量のガレージ・ロック!物凄いスピード感と切れ味!

サンフランシスコのグループ。69年作。ガレージから始まり、そのままヴォリュームと音圧をフルまで上げたような、疾走感いっぱいのサイケ・ハード。ギターのエッジの凄いこと。スピード溢れるフレーズを次々と炸裂させています。R&Bやソウルのフィーリングが色濃い煽るようにアグレッシヴなヴォーカルも存在感抜群。イギリスでは聴くことができない痛快すぎるサウンド!これは格好良いです!MC5ファンは必聴!

NEGATIVE SPACE/HARD HEAVY MEAN AND EVIL

アメリカ、荒々しいファズ・ギターが炸裂するプリミティブなエネルギーに満ちたサイケ・ハード

アメリカはニュージャージーのグループ、70年唯一作。とにかくファズ・ギターが強烈に格好良いです。エネルギッシュでアグレッシヴなリフ、スピーディーかつ荒々しく畳みかけるソロともに必殺。ダモ鈴木が頭に浮かぶ破天荒なヴォーカルもまた素晴らしい。プリミティブなエネルギーに溢れたサイケ・ハードの逸品。ボーナス・トラックとして、未発表音源、中心人物のRob Russenが率いる後身グループ「SNOW」の音源、Rob Russenのソロ音源など10曲を収録。

ALAMEDA/TODAS SUS GRABACIONES EN DISCOS EPIC (1979 – 1983)

スパニッシュ・ギターと哀愁のメロディによる情熱的なスパニッシュ・ロック

スペインはアンダルシア地方出身のスパニッシュ・ロック・グループ。フラメンコを強く想起させるパッション溢れるヴォーカル、テクニカルなスパニッシュ・ギター、美しい旋律を奏でるピアノ&シンセ、哀愁漂うメロディー。いかにもスペインらしい情熱的なサウンドが素晴らしい好グループ。79年から83年にかけて彼らが残した4枚のアルバム全曲を2CDにまとめた編集盤。イタリアン・ロック、南米シンフォ好きも必聴です!

■ ロック

23RD TURNOFF/DREAM OF MICHAELANGELO

67年、DERAMシングル一枚のリリースがあっただけのリヴァプールのカルトなサイケ・ポップ・グループ・コンプリート編集盤!

67年、DERAMシングル一枚のリリースがあっただけのリヴァプールのカルトなサイケ・ポップなJIMMY CAMPBELL在籍のグループ・コンプリート編集盤!彼らの現存するほとんど全ての音源を網羅し、しかも録音順に収録した充実のアンソロジーとなっています。前身バンドのKIRKBYSでの音源から多くのデモ音源、シングル曲、とKINKSやHOLLIES等、ブリティッシュ・メロディのしなやかさが光る英サイケ・ポップの珠玉の名演が溢れかえっています。全21曲。

CLAUDINE LONGET/HELLO HELLO: BEST OF

永遠のウィスパー・ヴォイス・ガール、A&Mアンニュイ・ソング満載の66-69年ベスト盤!

永遠のウィスパー・ヴォイス・ガール、A&Mアンニュイ・ソング満載の66-69年ベスト盤!プロデューサーにTOMMY LIPUMA、アレンジャーにNICK DECAROと黄金の布陣の元、紡ぎ上げられた黄金のソフト・キラー・チューンが目白押しです。RANDY NEWMANの「SNOW」、TURTLESの「HAPPY TOGETHER」、BONNER & GORDON、「SMALL TALK」、JONI MITCHELL、「BOTH SIDES NOW」、ROGER NICHOLSの「IT’S HARD TO SAY GOODBYE」…、もう挙げてたらキリがないですね(笑)、とにかく名曲の数々が彼女の甘い歌声と笑い声に溶けて最高のシュガー・ソングに!ボサノヴァの名曲たちもミラクルな仕上がり。ガール・ポップ&ソフト・ロック・ファンは激マスト!全25曲。

HOLY MACKEREL/HOLY MACKEREL

PAUL WILLIAMSの最初期キャリアでもあるサイケ・ポップバンドの68年作!

PAUL WILLIAMSの最初期キャリアでもあるサイケ・ポップバンドの68年作!Frank Sinatra、Barbra Streisand、Three Dog Night、The Monkees、Carpenters等への楽曲提供で知られるポップの大家も結成当時は、このような短命バンドに所属していました。このアルバムに収録された「Bitter Honey」は、ロジャー・ニコルズの初期仕事としても押さえておくべき名曲であり、ホーンとストリングスのアレンジも芝らしい仕上がり。ソフト・ロック好きは必ずに聴いていただきたい大名曲!ボーナス・トラック10曲。

IVOR CUTLER TRIO/LUDO

スコットランドが誇るシンガー・ソングライター兼詩人のIVOR CULTERによる67年作!

スコットランドが誇るシンガー・ソングライター兼詩人のIVOR CULTERによる67年作!スコットランドらしいトラディショナルなサウンドに加え大衆ジャズやボードヴィルな作風がなんともおとぼけな雰囲気を誘う人懐っこい作品。ロバート・ワイアットの名作「ROCK BOTTOM」での朗読が彼。本作はトリオ編成による作品で、トレヴァー・トムキンス(ギルガメッシュ)のドラムとギル・ライオンズのウッドベースが質朴としたジャズのアンサンブルを支え英国の田園風景と鄙びたスコットランドの古城を思い起こさせるかのようなでも何処かすっとぼけた?歌やリーディング。役者としては、ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」。今作は、ジョージ・マーティンによるアビロード録音です。これはなかなか良いツボを付く作品!

NEW VAUDEVILLE BAND/WINCHESTER CATHEDRAL

GEOFF STEPHENSが自身の曲のプロモート目的で作ったプロジェクト・バンド66-7年音源!

GEOFF STEPHENSが自身の曲のプロモート目的で作ったプロジェクト・バンド66-7年音源!FLYING MACHINE、「SMILE A LITTLE SMILE FOR ME(笑って!ローズマリーちゃん)」の作曲者でもあるGEOFF STEPHENS。そのふくよかな英国ポップ・サウンドは、ペトゥラ・クラーク等の多くのカヴァーで有名な「ウィンチェンスターの鐘」のオリジネイターとして知られる英国のバンドであることからも納得の行く話。イアン・ウィットコムやパサデナ・ルーフ・オーケストラ等に通じる英国の気品が溢れる、グッド・タイム・ミュージックは、ユーモアとウィットに富んだサウンドでアコースティック・スウィング好事家にもお薦めです。ハーマンズ・ハーミッツのカヴァー「THERE’S A KIND OF HUSH」のスウィンギン・ロンドンな風合いや、ソフト・ロック・ライクな「DIANA GOODBYE」等、名曲につぐ名曲オンパレード!

RAINBOW FFOLLY/SALLIES FFORTH

英サイケデリア黄金の一枚!68年ポップ・サイケ・マスターピースとはこの一枚!

英サイケデリア黄金の一枚!68年ポップ・サイケ・マスターピースとはこの一枚!「Back In The U.S.S.R.」をサウンド・エフェクトに乗せてドラマチックに始まるこのアルバム、ビートルズ・フォロワーとしてのメロディ・センスとコーラス・ワークは、まさにポップ・サイケ・マスターピースとして強い支持を受ける一枚!キンクス、ラヴィン・スプーンフル辺りが好きな方にも是非ともお薦めできる、良質な英国産メロウ・ポップ・サイケ。結局この作品しか残さなかった彼らですが、ジャケ・イラストそのままのコミカルなSEも溢れる玉手箱的逸品!ボーナス・トラック2曲。

V.A./RIDINGS THE RANGE: SONGS OF TOWNES VAN ZANDT

米フォーク・シンガー、TOWNS VAN ZANDTの世代を超えた豪華メンバーによるトリビュート10年作!

米フォーク・シンガー、TOWNS VAN ZANDTの世代を超えた豪華メンバーによるトリビュート10年作!主な歌い手には、Michael Weston King、The Magic Numbers、Stan Ridgway And Peter Case、Danny And The Champions Of The World、Jeffrey Coucault、Boo Hewerdine、The Pogues、Shane MacGowan等々、最高の歌い手の最高の歌い手による素晴らしいトリビュート盤です。アメリカのでかくて長く伸びるオープン・ロードを思い起こさせる、スケールの大きな大陸の歌がゴロリと転がっています。全20曲。

JAMME/JAMME

MAMAS & PAPASのJohn Phillipsプロデュース、西海岸サンシャイン・ポップ・グループの69年唯一作

Adey兄弟率いる西海岸のサンシャイン・ポップ・グループが69年に発表した唯一作。メロディが光るポップ・サウンド、煌めくような美しいコーラスに思わずMAMAS & PAPASを彷彿としますが、それもそのはず、プロデューサーはMAMAS & PAPASのJohn Phillips。ライナーにも引き合いに出されていますが、Emitt Rhodes~MERRY-GO-ROUNDあたりが好きな方にもオススメです。時折入ってくるファズがサイケの花を添えています。NOW SOUNDS盤には未発表6曲含むボーナス・トラック8曲収録。

LEVEE CAMP MOAN/LEVEE CAMP MOAN PLUS PEACOCK FARM FREE CONCERTS

英ブルース・ロック・グループ、69年に自主制作でリリースされた激レア盤

女性ヴォーカル在籍の英ブルース・ロック・グループ、69年に自主制作された激レア盤。艶のあるエモーショナルなリード・ギター、豊かな低音が魅力のまどろんだ女性ヴォーカルが印象的。ボーナス・トラックとして69年のフリー・コンサート出演時の音源6曲収録。

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