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CELESTEから出発する、たおやか系イタリアン・ロック探求☆

スタッフ佐藤です。

70年代ユーロ・ロックにおいて、最大の規模を誇ったイタリアン・ロック・シーン。

バンコ、アレア、ニュートロルス、オザンナといった代表的なグループを聴いていると、イタリアと言えば熱量いっぱいで濃厚なサウンドというイメージが強くなるかもしれません。

でも、一方で気品溢れるたおやかなサウンドを奏でるグループも沢山いるんです。

今回は、そんなたおやか系イタリアン・ロックの代表格CELESTEから出発して、今の時期にもサラリと楽しめる名盤たちをピックアップしていきたいと思います。

まずは先日リリースされた、貴重な追加音源も聴きどころのこの編集アルバムからまいりましょう~~。

CELESTE/PRINCIPE DI UN GIORNO – DEFINITIVE EDITION

フォーキーな手触りを大事にした淡く神秘的な演奏が異彩を放つ、76年の名盤。本作は、その76年作の全曲に未発表音源を含む9曲を追加収録した編集アルバムです。

2020年リマスターも嬉しい76年作は、アコギを基調としたたおやかな演奏をベースとしながらも、その上を覆うメロトロン、シンセ、フルートなどによる壮大な幻想美が圧倒的です。中世ヨーロッパから神話的な世界観へと、どこまでもイメージが広がっていくサウンドが改めて素晴らしすぎます。

そして追加音源では、メロトロンが雄大に流れゆく叙情派インスト・ナンバー「Boswellia Sacra」が、これまで未発表だったのが信じられないほどの名曲でビックリ。他にも76年作収録曲の女性ヴォーカルによる英語verなど注目音源が目白押しです♪

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続々登場する新鋭バンドに負けじとハイクオリティな作品を発表している、70年代に活躍したベテラン・バンド/アーティストたちの作品に注目してまいります☆

フォーク・タッチとメロトロンという組み合わせなら、この作品も外せませんね!

GRUPPO 2001/L’ALBA DI DOMANI

たおやかなアコギ爪弾きに情感溢れるヴォーカル、そして演奏を密やかに支えるメロトロン。欧州の広大な田園風景がありありと浮かんでくるフォーク・ロック。かと思えば気骨みなぎるプログレッシブな展開も飛び込んできて、そのへんはさすがイタリア!

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上のGRUPPO 2001は聴いていても、この作品は未聴の方多いかもしれません。

PIERSALIS/PLANCTON

GRUPPO 2001を率いたキーボード&ヴォーカルのソロも、たおやか系伊ロックの名品。イ・プーの「愛」を「郷愁」に変えたようなサウンドからはリリシズムが溢れんばかり。愛すべき一枚です。

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こんな素敵なたおやか系イタリアン・ロックが当時未発表だったとは…。

レ・マーニ/レ・マーニ

トリデント・レーベル閉鎖で当時未発表の憂き目を見た幻のイタリアン・ロック逸品。YESを手本にしたのがよくわかる歯切れ良く明瞭なアンサンブルと気品あるたおやかな音選びのバランスが素晴らしいシンフォニック・ロック!

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お蔵入りという悲運を辿りながらも、数十年の歳月を経てリリースされリスナーのもとに届けられた名作たちを探求しましょう!

90年代以降にもたおやかなイタリアン・ロック、たくさん登場しています!LOCANDA DELLE FATEファンにも聴いてほしいコチラから☆

MONTEFELTRO/IL TEMPO DI FAR LA FANTASIA

LOCANDA DELLE FARTEが好き?でしたら、同郷イタリアのこの新鋭を是非。優美でファンタスティックなアンサンブルがひたすら素晴らしい。90年代叙情派イタリアン・ロックの名作ですね☆

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聴きながらウトウトまどろんでしまいそうなプログレを集めました。

これ初めて聴いた時はそりゃビックリしたなぁ。90sシンフォでは最高の完成度かも…。

ERIS PLUVIA/RINGS OF EARTHLY LIGHT

繊細なタッチで丁寧に紡がれる輝かしい気品に満ちたファンタスティック・サウンドは、大げさでなくCAMELや初期GENESISにも一歩も引けを取らない完成度。90年代イタリアを代表するシンフォ作品、これは本当に素晴らしいですよ。

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そのERIS PLUVIAのメンバーと現HOSTSONATENで活動中のメンバーという素晴らしきデュオがこちら!

ANCIENT VEIL/I’M CHANGING

ERIS PLUVIA在籍のマルチ・ミュージシャンと、現HOSTSONATENの管楽奏者によるデュオで実に22年ぶりとなる17年作2nd。アコースティックギターのまろやかで幻想的な響きを生かしたアンサンブルに、優美なシンセサイザーのカーテンを引いた、柔らかな陰影が耳に心地よく響くフォーキー・シンフォニック・ロックが絶品☆

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澄んだ星空に美しく響く、アコースティカルなプログレ作品を探求!

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アコースティック楽器を中心にして丹念に織り上げられた新鋭プログレ作品の数々を、各国よりご紹介いたします☆

マイナーだけど、このグループもたおやかだな~。

ATMO/SEA AND THE DARK LAND

陽光を受けて輝く朝露のような美しさのシンセサイザーの響きが素晴らしいなぁ。ニューエイジ色も取り入れながら、終始優しく穏やかな佇まいを崩さないイタリアン・シンフォの逸品です。

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いかがでしたか?
気になる作品が見つかれば幸いです!

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  • ERIS PLUVIA / RINGS OF EARTHLY LIGHT

    イタリア、気品高いファンタジーがとめどなく溢れる絶品シンフォ、91年作、大傑作!

    イタリアのシンフォ・グループ、91年作の1st。広がりのあるファンタスティックなシンセ&エレピ、哀愁溢れるリコーダー&サックス、歌心溢れるリリカルなギターをフィーチャーしたシンフォニック・ロック。繊細なタッチで丁寧に紡がれる気品に満ちたサウンドは、CAMELや初期GENESISにも一歩も引けを取らない完成度。ヴォーカル・メロディの素晴らしさも特筆もので、どの部分を切り取ってもリリシズムが溢れ出てきます。これは本当に素晴らしいですよ。傑作。

  • CELESTE / PRINCIPE DI UN GIORNO – DEFINITIVE EDITION

    メロトロン溢れる76年の名作で知られるイタリアン・ロック・グループ、76年作の全7曲に未発表音源を含む9曲を追加した2020年編集アルバム

    メロトロン溢れる76年の名作で知られるイタリアン・ロック・グループ、76年作の全7曲に加えて、74年録音の女性ヴォーカルによる英語ver6曲、先だってリリースされた2020年の音源集「Flashes From Archives Of Oblivion」にも収録された「Nora」「Favole Antiche(instrumental)」、そして未発表音源であるメロトロン入りの叙情的なインスト・ナンバー「Boswellia Sacra」という全16曲を収録。

  • MONTEFELTRO / IL TEMPO DI FAR LA FANTASIA

    92年リリース、詩情溢れるイタリアン・シンフォニック・ロックの逸品、最高に気持ちの良いサウンドです!

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  • PIERSALIS / PLANCTON

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    イタリアはサルディニア島出身で、GRUPPO 2001のリーダー(Key&Vo)で知られるPiero SalisがPIERSALIS名義でリリースした74年作ソロ。繊細に紡がれ折り重なるアコースティック・ピアノとハープシコード、美麗なストリングス、ふくよかなリズム隊によるリリシズム溢れるバッキング、そして、センチメンタルな歌声が切々と胸を打つヴォーカルと流麗なメロディ。ロマンティック極まる1曲目、それも最初の1分ですでに感動。柔らかなアコギのバッキングに強めに吹かれたフルートが乗る郷愁いっぱいの2曲目もグッとくるし、ささやくように歌われる3曲目も最高にメロディアスだし、アルバムのどこを切り取ってもイタリアならではの詩情がとめどなく溢れ出します。イ・プーやリッカルド・フォッリの名曲に比肩する叙情美。彼らの「愛」を「郷愁」に変えたような愛すべき名作です。これは素晴らしい!

  • ATMO / SEA AND THE DARK LAND

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    イタリアの3人組シンフォニック・ロック・グループによる92年2ndアルバム。ヴォーカル/ギター、ピアノ/キーボード、ベースという変則トリオで、3人共がプログラミングを担当します。ニューエイジ色も取り入れた全編にわたり穏やかでメロディアスなサウンドが特徴。とりわけ印象的なのがシンセサイザーで、キラキラした音色ながら温かみたっぷりのプレイは、陽光を受けて輝く朝露のような美しさを感じさせます。プログラミングによるリズムがややチープではあるものの、繊細に歌うヴォーカルも含め丹念かつ実直に紡いでいくアンサンブルに好感を抱かずにはいられない愛すべき一枚です。

  • ANCIENT VEIL / I’M CHANGING

    95年にデビュー作をリリースした伊シンフォ・デュオ、実に22年ぶりとなる17年作2nd、静謐な表現力の高さを生かしロマンティックに紡がれる音像があまりに素晴らしいフォーキーなシンフォの逸品、オススメ!

    95年にデビュー作をリリースしたイタリアのシンフォ・デュオで、メンバーはERIS PLUVIAのマルチ・ミュージシャンAlessandro Serriと、元メンバーで現在はHOSTSONATENで活動する管楽奏者Edmondo Romano。実に22年ぶりとなる17年作2nd。アコースティックギターのまろやかで幻想的な響きを生かしたアンサンブルに、優美なシンセサイザーのカーテンを引いた、柔らかな陰影が耳に心地よく響くフォーキーなシンフォニック・ロックと言える作風を聴かせます。優しげな英詞ヴォーカル、ここぞという場面で劇的に演奏を盛り上げるエレクトリック・ギターも見事。さらに管楽器奏者を擁するだけあって、欧州の神秘的な森をイメージさせる管弦アンサンブルも鮮やかな彩りをもたらしています。全般的に主張の強めなイタリアン・ロック勢にあって、静謐な表現力に長けたロマンティックに紡がれる音像があまりに素晴らしい名品に仕上がっています。おすすめ。

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