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これを眠らせておくなんて!当時お蔵入りとなった悲運の名作たちを探求!

ハイレベルな作品を制作しながらも、レーベルの事情などによって発表されることなくお蔵入りとなってしまった作品が、70年代には山のように存在します。

そんな悲運を辿りながらも、数十年の歳月を経てリリースされたリスナーのもとに届けられた作品たちをご紹介してまいりましょう♪

まずは、2021年に初リリースされたイギリスとイタリアの2作品をピックアップいたしましょう~。

TALLIS/IN ALIA MUSICA SPERO

もしTHE ENIDはちょっと大仰過ぎるなぁと感じる方がいたら、この作品はちょうどいいかも知れません。

ポップでカラフルなシンセサイザーから次々とクラシックの有名フレーズが飛び出す演奏が痛快だなぁ~。

なにっ、ジェスロ・タルのメンバーが70年代末に制作していた未発表アルバムだって!?

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IL GIRO STRANO/IL PIANETA DELLA VERITA

76年に唯一作を残したCORTE DEI MIRACOLIのキーボーディストが、それ以前に在籍していたバンド。

・・・ってニッチすぎですが、この発掘音源、聞いてみるとイルバレやオザンナやアレアあたりを想起する尋常じゃないエネルギーがみなぎっていて驚愕!

これが当時世に出ていれば、上のようなバンドに比肩する評価を得ていただろうになぁ~。

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2020年にも当時は未リリースに終わった良作がいくつか出ていました!
最初は「英国のジミー・ウェッブ」と云われたSSWによる当時公式リリースされなかった幻の70年1st!

GARY BENSON/REUNION

ジョージィ・フェイムやオリヴィア・ニュートン・ジョンが曲を取り上げるなど「英国のジミー・ウェッブ」とも称された名SSWが彼。優雅なストリングスと相性抜群のメロウでふくよかに響く歌声が激ロマンティック~。ジョージィ・フェイムで有名な「Going Home」の作者バージョンも聴き物です。これはソフト・ロック好きならどストライク!

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CELESTE/FLASHES FROM THE ARCHIVES OF OBLIVION

メロトロン溢れる76年の名作で知られ、19年にはまさかの2ndアルバムを発表したイタリアの名グループの、未発表音源を含む20曲アーカイヴ集。サンレモ音楽祭参加曲として制作されたバラード・ナンバーがとにかく出色!

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SACRAMENTO II/MOVIENDO LA CARRETA

録音から47年の時を経た2020年にようやく日の目を見たアルゼンチン・ロックの逸品。一聴して、まだこんな未発表アルバムがあったなんて…とため息をついてしまう見事な出来栄え。70年代初頭の英国ロックから影響を受けた、構築性あるドラマチックな楽曲展開が素晴らしい。南米のCRESSIDAと呼びたくなる哀愁のオルガン・ロックに胸が熱くなります。

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HOLY MACKEREL/CLOSER TO HEAVEN

ウィッシュボーン・アッシュばりの骨太かつスリリングなツインギターと憂いある哀愁のヴォーカル、いぶし銀の英ロック逸品だなぁ。カントリータッチの米憧憬も上手く織り込んでるし、これが20年ものあいだ未発表だったとは…。

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LESLIE’S MOTEL/DIRTY SHEETS

初期オールマン・ブラザーズや『SUPER SESSION』あたりが好き? なら、このディープ盤は超オススメ!腰を揺らすビート、バキバキに歪んだリード・ギター、極めつけは、グルーヴィーに炸裂するオルガン!

BODAST/TOWARDS UTOPIA

スティーヴ・ハウがTOMORROWの解散後に結成したアート・ロック・バンドをご存じ?当時未発表に終わったこの69年作、聴いてみると、YESの3rdに繋がる縦横無尽なプレイを既に全編で披露していて圧巻!

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NECROMANDUS/OREXIS OF DEATH

VERTIGOからリリース予定がありながらお蔵入りになった幻の作品で、プロデュースはなんと トニー・アイオミ!!

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FIELDS/CONTRASTS: URBAN ROAR TO COUNTRY PEACE

なんと71年にキーボード・プログレの名作を残したバンドFIELDSが2nd用に録音しながらお蔵入りとなった幻の音源が発見!

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GARY WRIGHT’S WONDERWHEEL/RING OF CHANGES

スプーキー・トゥースのオリジナル・メンバーでKey奏者のゲイリー・ライトによるソロ作。3rdとして録音されつつもお蔵入りになった幻の一枚で、なんと友人のジョージ・ハリスンも参加っ!

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PATTO/MONKEY’S BUM

73年に録音され、そのままお蔵入りになっていた幻の4th。熱気むんむんのマイク・パトゥーのヴォーカルとオリー・ハルソールによるこれぞ英国ロックなギターが相変わらずに素晴らしい好盤☆

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BUON VECCHIO CHARLIE/BUON VECCHIO CHARLIE

イタリアにも当時未発表の憂き目にあった名盤が多数存在しますよね。本作はまだP.F.M.もBANCOもデビューしてない71年に録音されながら未発表となった悲運の一枚。クリムゾン1stに近いジャジーでフリーキーなサウンドを土台に、イタリアならではの劇的さを盛り込んだ破格のテンションを誇る演奏は、当時リリースされていればイタリアン・ロックの名作として語り継がれたはず!

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CIRO PERRINO/PLANETS

名バンドCELESTEのキーボーディストが、78年に録音していた未発表作!8種類のシンセサイザーを贅沢に使って描き出されるスケール大きくもファンタジックで叙情性も帯びた、愛すべきシンセ・ミュージックの逸品です。

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レ・マーニ/レ・マーニ

トリデント・レーベル閉鎖で未発表となった幻のイタリアン・ロックの逸品。2006年にようやく日の目を見たそのサウンドは、YESに通ずるような明るさとイタリアらしいたおやかさが心地よいシンフォニック・ロック!

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LAURENCE VANAY/LES SOLEILE DE LA VIE

初期マグマの重要人物ローラン・チボーの奥方にして、才能溢れる女性コンポーザー/マルチ奏者。幻の78年作!

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LOCKSLEY HALL/LOCKSLEY HALL

ジャニスやグレイス・スリックを思わせる力強い姉御ヴォーカルにうっとり…。グルーヴィーなオルガン&キレのあるギターもGOODな隠れUSサイケ発掘盤!

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LITTLE TRAGEDIES(MT)/PARIS SYMPHONY

制作から12年越しで発表された現代ロシアを代表するシンフォ・バンドによる実質的なデビュー作。キース・エマーソンゆずりのけたたましいムーグ・シンセを中心とする、クラシカルな気品とともに暗黒の攻撃性にも満ちたダイナミックなキーボード・プログレ!

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