2020年5月29日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: プログレ新鋭
こんにちは。
スタッフ佐藤です。
新品CDをメインに直近で入荷した注目のタイトル、売れ筋の人気タイトルの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。
カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
昨日は、イタリアのMATERYAやブラジルのFLEESHなど、美声の女性ヴォーカルが味わえるプログレ作品を多くのお客様にご購入いただいておりました。
そんなわけで、売れ筋タイトルとあわせて麗しの美声女性ヴォーカル・プログレをピックアップしてまいりたいと思います☆
まずは、マイナーながらそのクオリティの高さからリリース以来のロングセラーとなっているこちらの作品からまいりましょう。
イタリアの新鋭グループですが、ルネッサンス直系の気品を漂わせる逸品。波打つようなピアノを基調とするクラシカルで繊細な演奏と透明感ある凛とした女性ヴォーカルのなんと美しいこと。これは心洗われる名作です。
このブラジル発の男女シンフォ・デュオも、美声ヴォーカル好きならば要注目のグループですよ。
相変わらず2人で鳴らしているとは信じられない広がり豊かな幻想サウンドが美しい…。スッと染み入る無垢な女性ヴォーカルにも注目のブラジル新鋭19年作!
女性ヴォーカルが交代したポーランドの人気グループですが、この新ヴォーカルがまた素晴らしいんだ♪
ポーランド・シンフォ注目株、待望の19年5th!新たな女性ヴォーカルのエモーショナル&アグレッシヴな歌唱と、端正かつ陰影にも富んだ宝石のように美しいアンサンブルがこれ以上なく調和してるなぁ。文句なしの傑作!
イギリスにも素敵な女性ヴォーカル・シンフォ・バンドがおりますね。今イチオシなのはこの作品!
まるでカンタベリー・ロックを北欧的透明感いっぱいに鳴らしたような、あまりにも淡くデリケートな演奏に息をのみます。奥ゆかしいメロトロン、スッと胸に染み入る可憐な女性ヴォーカルも素晴らしい感動的な一枚。
試聴は下記ページで可能です!
https://thieveskitchen.bandcamp.com/album/genius-loci
同じくイギリスより。こちらの女性ヴォーカルは、何と元VDGGのデヴィッド・ジャクソンの娘!しっとりと歌い上げる可憐なヴォーカルに癒されます。
VDGGで知られるDavid Jacksonとその娘のヴォーカリストDorieが在籍するバンド!カンタベリー風の柔和な表情とケルト音楽にも似た神聖な雰囲気を併せ持つ英国然としたシンフォ・スタイルで、御大による柔らかなタッチのサックス&フルートも絶品です~。
アメリカからはベテラン・グループをチョイス。男女ヴォーカルの配してYESリスペクトなサウンドを聴かせます。
キャリア20年のベテラン・グループですが、本作、イエス系の新鋭プログレ作品としてビックリする完成度!「Tempus Fugit」っぽく始まり「Awaken」っぽく終わる大作が素晴らしすぎる~!
いかがでしたか?
さらに女性ヴォーカル・プログレを探求するなら、こちらの記事をどうぞ♪
イタリアの新鋭シンフォ・バンドによる12年作。美声女性ヴォーカルをフィーチャーしたフォーク・タッチのシンフォニック・ロックを展開。特徴的なのが何と言ってもその物悲しくもひたすら美しいメロディで、女性ヴォーカルの高い表現力によって神秘的な作品世界が眼前に広がります。さらに演奏面でも繊細に爪弾かれるアコギ、クラシカルな素養が滲むピアノ、演奏をゆったりと支える気品高いストリングスなど、クラシカルなシンフォニック・ロックとしては近年で最高レベルの完成度。RENAISSANCEなどの格調高い英国シンフォから気品漂うメロディアスさを抽出し、より繊細に情感豊かに蘇らせたかのような名作。まさに珠玉の一枚という表現がふさわしい作品です。
実力派がひしめく現ポーランドでも屈指の人気シンフォ・グループによる、3年ぶりとなった19年5thアルバム。前作からの大きな変化として女性ヴォーカルの交代が挙げられます。前任者はどこか緊張感のある厳かな歌唱が印象的でしたが、後任はより感情を強く出すエモーショナルな歌唱が素晴らしく、これまでになくドラマ性を高めており特筆です。演奏陣はさすがで、耳を引くユニークなリズムパターンを織り交ぜて存在感を示すリズム・セクション、ポーランドらしい陰影と哀感を乗せひたすら美麗フレーズを繰り出すギター、バックを気品高く流れゆくストリング・シンセらが、呼吸をぴったり合わせ紡ぎ上げていく宝石のように美しいアンサンブルに聴き惚れます。また出番は多くないものの、物悲しいリリシズムと柔らかなファンタジーを併せ持つピアノのタッチも絶品で、LOONYPARKらしい角のないしなやかな音色使いを象徴しているかのよう。従来どおりの端正で美しいアンサンブルと新ヴォーカルが担うアグレッシヴな表情が見事に調和した傑作!
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