2019年11月8日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
11月に入っていよいよ秋も深まってきましたね。
秋の音楽鑑賞と来れば、芸術性の高いクラシカルな作風のアルバムが合うのではないでしょうか。
カケレコ棚をちょっと見てみましたので、どうぞお楽しみください♪
まずは中古棚からチェック!
Pete Sinfieldのプロデュースで、Keith ChristmasがVoを務めた弦楽プログレ・グループと言えば?シンフォニックと言うにはあまりにも肉感的でスリリングなクラシカル・ロックの名盤!
ヴァイオリンが放つクラシカルな格調高さはニュートロルスの名作『コンチェルト・グロッソ』をも上回る!?溢れんばかりの濃厚なイタリア叙情にノックアウト必至~!
新品にはどんなクラシカル・ロックがあるでしょうね…。
ヴィットリオ、ニコ、ジャンニ、ジョルジョにルイス・バカロフって、あの『パート1』を作った時の黄金メンバーじゃないか!ストリングスとバンド・アンサンブルがスリリングに絡みあう演奏が圧巻の正真正銘シリーズ第3弾!
なんとオーストラリアに、オランダのTRACEやチェコのCOLLEGIUM MUSICUMばりのクラシカルなキーボード・プログレ・バンドが居たとはっ!
さあセール棚も見てみましょうっ
ジャケからして呪術的ですが、アングラ臭はさほどでもなく、クラシカルとも言える格調高さがあります。ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、リコーダーが織りなすダークで静謐な演奏がチェンバー・ロックの源流とも捉えられる孤高の名品。
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1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。第9弾は、サード・イヤー・バンドの1ST『ALCHEMY』!
ご紹介したようなオールタイムのプログレや60s/70sロックのCDで聴かなくなったものはございませんか? 査定の正確さ・高額買取で評価いただいているカケレコ「とことん査定」、是非一度お試しください!買取詳細&買取査定額の一例はコチラ↓
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NEW TROLLSの出世作『CONCERTO GROSSO』の第3作となる13年作。07年の『SEVEN SEASONS』とは異なり、1&2製作時のメンバーに加え、1&2でオーケストラ・アレンジを担当したルイス・エンリケス・バカロフがアレンジを務めている点で、本作が正真正銘シリーズ第3弾と言えるもの。まず何よりバカロフによる流麗かつクラシカルな荘厳さに満ちたオーケストラの冴えに驚き。瑞々しく張りのあるストリングスが圧倒的な迫力で迫ってきます。バンド演奏はよりドラマティックに表現力豊かに、円熟のアンサンブルを聴かせつつも、歌声には衰えが感じられないのが素晴らしい。バンド演奏とストリングスがスリリングに絡み合いながら疾走するパートは最大の聴きどころ。荘厳な楽曲の合間に入るメロディアスな歌ものも、『PART2』を思い出させる愛すべき好ナンバーが揃います。『PART1』での荘厳さと『PART2』の甘く伸びやかなメロディアスさが上手くブレンドされており、バンドとストリングスの融合度合い、作品としての完成度の高さはシリーズ中No.1と言ってよいもの。これは『PART1』に衝撃を受けた方なら当時の感動を再び味わえること間違いなしの必聴作!
専任ヴァイオリン奏者を擁するイタリアン・シンフォニック・ロックバンドの74年2nd。ヴァイオリン奏者がClaudio Giliceに交代しベーシストにはRITRATTO DI DORIAN GRAYのMassimo Giorgiが参加した本作は、前作のクラシカルな音楽性に更なる磨きをかけたシンフォニック・ロックであり、ヴァイオリンやピアノが先導する優美なシンフォニック・ロック、バロック調のへヴィー・プログレ、アコースティック・ギターやフルートによるイタリア然とした叙情など、ジャズやハード・ロックを巧みに取り込みつつも、前作よりもセクションごとに整理された音楽性を開拓。イタリアン・クラシカル・ロックの名盤です。
ツイン・キーボード編成のオーストラリア産プログレ・グループ、75年の唯一作。手数多く切れ味の鋭いドラム、ゴリゴリのトーンで疾走するリッケンバッカー(←おそらく)ベースによるスピード感あるリズム隊、そして、クラシカルかつR&B〜ジャズ的なグルーヴ感もあるピアノと透明感あるトーンの幻想的なキーボード・ワークが印象的で、端正かつジェントルなキーボード・プログレ・サウンドは、EL&PというよりオランダのトレースやチェコのCOLLEGIUM MUSICUMあたりを彷彿させます。気品のある伸びやかな男性ヴォーカル、フックに富んだ流麗なメロディもまた魅力的。マイナーながら、クラシカルなキーボード・プログレとしてこれはかなり完成度高いです。これはオススメ!
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