2019年10月25日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは、スタッフ佐藤です。
本日は「インスト・プログレ」をテーマに、古今東西の作品をカケレコ棚から取り上げてまいります!
まずは中古棚をチェック!
このブラジル新鋭、決してテクニックで派手に畳み掛けるタイプではないのですが、起伏ある劇的な曲構成の妙と叙情的な表現力に長けた演奏が大変見事。同郷のTEMPUS FUGITあたりが好きならきっと楽しめる爽やかなインスト・プログレの快作!
「美麗」という形容がぴったり。ゆったりと奏でられる美旋律の間にモノトーンの映像が走馬灯のように駆け巡っていくような、そんな幻想的かつ映像喚起的なアンサンブルが印象的な叙情派インスト名品。
新品棚にはどんなインスト・プログレがあるでしょう。
地中海プログレと言えば、マウロ・パガーニ? この作品も忘れずに!『地中海の印象』という邦題で当時日本盤もリリースされた逸品ですね。
GONGやクリムゾンやCOLOSSEUMを行き来しながら颯爽と駆け抜けていくアンサンブルはセンス抜群。疾走感の中にも毒気あるユーモアを散りばめた仏インスト・ジャズ・ロック!
セールからも魅力あるインスト・プログレをピックアップ♪
溢れんばかりの歌心を湛えたメロディアスで雄弁なギター、クラシック/ジャズの素養も備えたクールなプレイで色を出すキーボード。CAMELの叙情性とYESの躍動感を併せ持ったサウンドは文句の付け所がありません。70sオランダ叙情派シンフォの筆頭ですね!
マイク・オールドフィールドにかなり近い世界観が広がっていると思いきや、チューブラー・ベルズに3年も先んじたスウェーデンのマルチ奏者による70年作。プログレ黎明期に、これほどの作品をほぼ独力で作り上げた先見性とクリエイティビティには驚かずにいられません。
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81年の唯一作。『地中海の印象』という邦題で日本盤もリリースされた作品。民族楽器がテクニカルに躍動し、ギターが鋭利なフレーズでアグレッシヴに切れ込む。「静」と「動」の対比鮮やかなダイナミックな構成も聴き所で、いかにもプログレといえるピアノ&キーボードをフィーチャーしたシンフォニック&清涼感溢れるパート、哀愁が滲む地中海トラッドなパートなども素晴らしい。オール・インスト。
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