2019年10月24日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: プログレ
こんにちは。スタッフ増田です。
日に日に寒くなっておりますね…。暖かいコーヒーが身に沁みます。
そんな寒い時期におすすめなのが北欧、それからカナダはケベックのプログレ・バンド。
北米に位置しつつフランス語圏であるこの地域の、幻想性に満ち溢れた作品をどうぞお楽しみください。
ケベック・プログレと言えばやはり76年リリースのこの作品。YES、GENESIS、GGをバランスよく混ぜ合わせて、ケベック特有の耽美さとセンチメントをまぶしたら、こんな素敵なシンフォができちゃいましたって感じ?
ケベックの技巧派チェンバー・ロック・バンド。とはいえダークさはまったくなく、ファンタジックで透明感いっぱいの牧歌的ポップ感覚に包み込まれたサウンドがたいへん魅力的です。75年作1st。
明るくファンタスティックかつ重厚なYES直系のサウンドを聴かせつつ、フランス語ヴォーカルのためかどこか流麗な気品が漂っているのが特徴的。こちらもカナダはケベックの代表的プログレ・グループ、77年の名作!
YESとRETURN TO FOREVERを掛け合わせたようなサウンドだって? な、なるほど・・・。なおかつ各所に散りばめられたファンタジックさが実にケベックらしい75年作。
このジャケの食指伸びなさといったら・・・広大なプログレ界でもかなり上位に入るかも。しかし中身は幻想と叙情に包まれた、荘厳なプログレ/アート・ロック秘宝盤。英国ロック・ファンには特におすすめです。
これ、02年作なの?めちゃめちゃ70年代っぽい!ジェネシスやイエスからの影響を感じる「動」のパートと、PFMのように優美で幻想的な「静」のパートとが織り成すケベックの叙情派シンフォ一級品。
ケベック・プログレはまだまだこちらでもご紹介しております!合わせてどうぞ。
同郷HARMONIUMとも関連のあるカナダのシンフォニック・ロックグループの76年作。非常にテクニカルなプレイの応酬で迫るその内容は、YESの構築的なアンサンブルを基本に、変拍子を多用し、ピアノ、オルガン、アナログ・シンセサイザーが盛り上げていく技巧派シンフォニック・ロックであり、加えてGENTLE GIANTのような音数の多さとフックに富んだ曲調、アコースティック・ギターの鮮やかな響きにはGENESISのファンタジアを内包させています。ドライ且つクールな響きを発するカナダのグループの中にあって、英国然としたサウンドが強調された名盤と言えるでしょう。
カナダのグループ、02年作の1st。GENESISやYESからの影響を感じる「動」のパートと、P.F.Mのように優美で幻想的な「静」のパートとが織り成す、超一級のシンフォニック・ロック。メロトロンをバックに柔らかく舞うフルート、ハイ・ポジションでリリカルなフレーズを紡ぐギター、極上のヴォーカル・メロディ&ハーモニーなど、豊かなメロディ・センスは圧巻。一つ一つの音を丁寧に積み上げた繊細で叙情性溢れるアンサンブルが堪能できる逸品。全体的に70年代的な暖かみのあるアナログ・ライクなトーンも印象的。叙情派シンフォの傑作。
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