2019年10月4日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは、スタッフ佐藤です。
今日はヴァイオリンをフィーチャーした各国の作品をカケレコ棚の中から取り上げていきたいと思います。
熱くスリリングにも、格調高くクラシカルにも、リリカルで哀愁たっぷりにも、自在な表情を見せるヴァイオリン・ロックの数々をお楽しみください☆
まずは中古棚を探索♪
「ベルギーのELO」と呼ばれるこのグループをご存知?後に多国籍プログレ・バンドESPERANTOを結成するRaymond Vincentのヴァイオリンも炸裂する気品溢れまくりのクラシカル・バロック・ポップ!
なんてファンタジックなんだっ!明るくロマン溢れるメロディに輝きを放つシンセ、天空を舞うかのように鮮やかなヴァイオリン。彼らの最高傑作と称されるだけある、至上のシンフォ・サウンド!
新品棚からはこの2枚をチョイス♪
Jean Luc Ponty、Michal Urbaniak、Don”Sugarcane”Harris、Nipso Brantnerの4人のヴァイオリン奏者が共演したベルリン・ジャズ・フェスティバルでのライヴを収録した作品。火花を散らすヴァイオリン名手のプレイは勿論ですが、ワイアットのドラムも凄まじい!
スペインはバスク地方が誇る古典的シンフォ名作と言えば?キャメルをも凌ぐほどにリリカルなアンサンブル、切なさに胸がつまるバスク語のヴォーカル。ひなびた味わいのヴァイオリンやサックスが彩る哀愁のアンサンブル。これは絶品です。
セール棚でもヴァイオリン・ロックを探索!
77~78年に行われた3つのツアーより選ばれた、全盛期KANSASのベスト・ヒット的ライブ作。スタジオ盤以上にアメリカン・ロックならではのダイナミズムとギター&ヴァイオリンが疾走するスリルある演奏が堪能できますよ~。
イエス直系のダイナミズムを軸に、フルートやヴァイオリンなど管弦楽器が音像を広げ、アニー・ハズラムを彷彿させる女性ソプラノ・ヴォーカルが歌いだす。ジャーマン・シンフォの名作に間違いなし!
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査定の正確さ・高額買取で評価いただいているカケレコ「とことん査定」。選ばれる3つの理由やご利用いただいたお客様の声など詳細はコチラ⇒http://kakereco.com/about_assess.php
バスク地方出身の好グループ。シンフォニック・ロックの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた2ndアルバム。80年作。ジャケットのイメージ通りのノスタルジックな雰囲気はそのままに、サックス、ヴァイオリン、シンセサイザーの導入により前作以上にバラエティに富んだプログレッシヴなサウンドが印象的。女性ヴォーカルITZIARが一曲ゲスト参加。1stと並ぶスペイン・シンフォニック・ロックの傑作。
Jean Luc Ponty、Michal Urbaniak、Don”Sugarcane”Harris、Nipso Brantnerの4人のヴァイオリン奏者が共演したベルリン・ジャズ・フェスティバルでのライヴを収録した作品。バックがまた強力で、Robert Wyatt(Dr)、Terje Rypdal(G)、Neville Whitehead(Keith Tippett Groupで活躍したB)など錚々たるメンバー。ワイアットの手数多くスリリングなドラムを土台に、その上をヴァイオリンやギターが火花を散らし、終始アグレッシヴに畳みかけます。もの凄い熱気とテンション。ジャズ・ロック・ファン必聴
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの78年ライブアルバム。77年から78年に行われた3つのツアーからの抜粋で収録された音源であり、この時点での彼らのベスト・ヒット的な選曲がなされたライブ作となっています。スタジオ作以上にアメリカン・ロックのダイナミズムとテクニカルなプログレッシブ・ロック・アンサンブルを感じられる、名作と言えるでしょう。
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