2019年9月2日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
「日々是ロック」、今日のテーマは「パブ・ロック」でお送りします。
9月に入り、暦の上ではもう秋。
個人的には秋晴れの空の下でのんびりと耳を傾けたいのがパブ・ロックなんですよね。
最初は、もっとも多くの人が聴いたことのあるパブ・ロック作品かもしれないコチラから!
英国ロックらしい端正さと、THE BANDなどアメリカン・ルーツ・ロックのテイストを取り入れた骨太さや哀愁が絶妙に混じり合ったサウンドの心地よい事!パブ・ロックの金字塔的一枚ですね。
パブロック・シーンの顔役ニック・ロウ率いるグループですね。これぞイギリスと言える哀愁いっぱいのメロディとハーモニー。ひなびたオルガンにフィドルが絡む味わい深いアンサンブル。いなたさ全開。
新品棚からはこの2枚をピックアップ。
リーダーは、ウィングスで「My Love」の名ソロを残した名ギタリストで、バックは、グリース・バンド + フランキー・ミラー・バンド!そりゃ、英スワンプ屈指の大傑作になるにきまってるでしょ!
木漏れ日フォークの名作でお馴染みのアーニー・グレアムが参加していて、しかも、もう一人のソングライターのマルコム・モーリーは、ポール・マッカートニーを彷彿させるSSWで、もちろん溢れる哀愁のメロディに涙・・・。パブ・ロックと言うにはナイーヴな感性が際立っているのがまたいいんだよね。
セール棚にこんなビッグ・タイトルが!
リー・ブリローのブラック・フィーリング溢れるヴォーカルとウィルコ・ジョンソンの切れ味鋭いマシンガン・ギター・プレイがぶつかり合い火花を散らす超名盤ですよね!
いかがだったでしょうか?
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デレク&ザ・ドミノス『レイラ』やジョージ・ハリスン『オールシングス・マスト・パス』など、華々しいトップ・アーティスト達による英スワンプ名作の裏に、マイナーながら、米ルーツ・ミュージックのコクと英国的な叙情性や牧歌性が絶妙にブレンドされた愛すべき作品が数多くリリースされています。そんな愛すべきニッチなブリティッシュ・スワンプ作品をピックアップいたしました。
ニック・ロウ在籍のグループ。70年作の1stと2ndをカップリングした2in1CD。パブ・ロックの名グループとして有名ですが、1stはCSN&Yからの影響が感じられるフォーク・ロックで、2ndはThe Bandを想わせる陰影に富んだルーラル・ロック。ほとんどがニック・ロウ作曲で、いかにもイギリス的な哀愁溢れるメロディと美しいハーモニーが印象的です。アコギを中心に、ひなびたオルガンが絡むルーラルで心温まるアンサンブルも素晴らしい。特に2ndは、名曲「Country Girl」など、佳曲揃いの名作。
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