2019年8月21日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
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こんにちは。スタッフみなとです。
夏の終わりが近づいてまいりましたね。
みなさまは今年の夏は、どのように過ごしましたでしょうか。
私は夏らしいことはまるで何もしませんでした(^^;
さて、今日はそんな少し寂しい夏の終わりにぴったりな、英国のしみじみとした男性SSWをピックアップして参りたいと思います。
どうぞご覧ください。
60年代からソングライターとして活躍していたSSW、72年作。
スモーキーな中に芳醇な香りが漂う歌声、繊細なタッチでしっとりと鳴らされるピアノ。
しみじみとしますねえ…
79年に「Pop Muzik」をヒットさせる英国のミュージシャン、ロビン・スコット。
今から50年前の69年には、こんな繊細なフォーク作品をリリースしていました。
少し虚ろなヴォーカルと、憂いを帯びたメロディ。うっすら入る弦の響きも味わい深いです。
初期キング・クリムゾンに在籍した英フォーク・シンガー、クリムゾン加入以前にリリースした69年作。
決してうまくはないのですが、味のあるヴォーカルと和やかなメロディーに心温まります。
イギリスのSSW、76年作の1st。温かなトーンで一音一音しっかりと紡がれるアコギ爪弾き、干し草の香りが鼻をくすぐるような穏やかなヴォーカル、叙情性豊かなメロディ。
ノスタルジックで温かな気持ちになる英SSWの逸品です。
英フォーク・シンガー。80年作の通算5枚目。
パーカッシヴに奏でられる卓越したアコースティック・ギターの魅力はもちろん、深みある芯の強い歌声が素晴らしいです。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
60年代よりソングライターやバンドメンバーとして活躍、70年代に入ってからは「ポスト・エルトン・ジョン」という触れ込みでソロ活動を活動した英SSW。70〜73年の1st〜4thアルバムを収録した21年ボックスセット。注目は2ndアルバムで、のちにCAMELを結成するアンディ・ラティマー、アンディ・ウォード、ダグ・ファーガソンらがバックの演奏を務めています。あまりに英国的な淡く格調高いサウンドが染みる名品揃いのナイスなボックス!
Sandy Robertsonによるプロデュース、MIGHTY BABYがバックをつとめた69年の唯一作。虚ろなヴォーカル、憂いを帯びたメロディ。アクの強さだけでなく、繊細さや格調高さも印象的な英アシッド・フォーク。1曲目や7曲目のような比較的ストレートな英フォーク・ロックも魅力的で、MIGHTY BABYによるアンサンブルもたいへん味わい深いです。
69年発表の1stソロ。キング・クリムゾン「リザード」への参加で有名ですが、本作で聴けるのはクリムゾンの面影など微塵も感じない英SSW然としたサウンド。決してうまくはないが味のあるヴォーカルと和やかなメロディーに心温まります。弦楽器、ピアノ、フルートによる洗練されたアレンジが印象的。
至極真っ当で、限りなく純度の高いブリティッシュ・フォーク・アーティストと言えるのが、このDAVE EVANS。IAN A. ANDERSON主宰の名門レーベル、VILLAGE THINGから第6弾として発表されたのが、今作。裏ジャケットにさり気なく写っている、ADRIENNE WEBBER嬢がそっとコーラスを添える表題曲「WORDS IN BETWEEN」や6曲目、「NOW IS THE TIME」が特にお薦めですが、陰翳に富んだ深みのある歌声とギターの旋律は、BERT JANSCH、WIZZ JONES、JOHN MARTYN等、同英国の俊英達や、カナダのBRUCE COCKBURN等の歌を思い起こさせます。彼自作のギターによる、アルペジオを機軸にレガートやハーモニクスを織り込んだ渓流のさざめきのようなギターと歌は、時を越えて今ここで爪弾かれるかのように普遍的です。
「WORDS IN BETWEEN」の全10曲と「ELEPHANTASIA」から5曲を収録したリイシュー盤
盤質:無傷/小傷
状態:良好
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