2020年1月11日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、アメリカの「アシッド・フォーク」と称される女性シンガーの作品を聴いてまいりたいと思います。
アソシエイションのヒット曲「Windy」を作った女性SSW、儚い白昼夢のようなソロ作。
カナダはトロント出身のSSW、69年作。
録音当時10代というのが信じられないアクとコクのあるボーカル、ブルースやジャズを巧みに練り込んだサウンド、そして全体に漂うアングラ感。たまりませんね!
米フィラデルフィアのサイケ・フォーク・グループ。
12弦ギターやフルート、ダルシマーやチェロなどがドロドロと絡むアンサンブルに、美しい男女ボーカルが幻想的に響いています。
ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせる軽やかなハイ・トーン、サンディ・デニーを思わせる中域、そしてジャニス・ジョップリンばりのソウルフルなシャウト。なんて表現力豊かな歌唱なんでしょうか!
♪Rainy Day Lady
♪Jazz Man
カナダの男女フォークSSWデュオ、69年作。
キュートな歌声の女性ヴォーカルと柔らかな男性ヴォーカルが繰り広げる、まどろみフォークです。
68年結成、男女3人ずつからなるグループ、70年唯一作。
男女それぞれのヴォーカルが立ち替わりリードを取り、複雑にハーモニーを重ねるカラフルでエネルギッシュなコーラス・ワーク。
グレイス・スリックを思わせる芯の強い女性ヴォーカルだったり、がなり声の男性ヴォーカルだったりがあちこちからエキセントリックに声を張り上げる、荒っぽく賑やかなコーラスは中々他じゃ聴けません。
70年代後期、USアシッド・フォク・デュオ、BERMUDA TRIANGLEの未発表音源や、オルタネイト・テイクを集めた、レア音源集。
エレクトリック・ピアノやオートハープを多用しつつ、男女のソフトな歌声によって、柔らかくも温かな優しいアシッド・フォークを聴かせてくれています。
いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただければ幸いです。
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