2019年5月29日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日は、キング・クリムゾンを始めとする様々な作品で活躍しているサックス奏者、メル・コリンズが参加しているアルバムをピックアップしてまいります。
メル・コリンズ
1947年9月5日、イギリス王室属領マン島生まれ。ジャズ・サックス奏者だった父親の影響で、幼いころより音楽に親しみ、ピアノ、クラリネット、サックスを習得していきました。
66年にPhillip Goodhand-Tait率いるモッズ・バンド、STORMSVILLE SHAKERSに加入。のちにCIRCUSと改名し、ソロとなったPhillipの代わりにバンドのリーダーに。
70年にKING CRIMSONの『ポセイドンのめざめ』に参加し、その後、正式メンバーとなります。
72年にはKING CRIMSONを脱退し、Boz BurrellやIan Wallaceと共に、Alexis Korner率いるSNAPEのメンバーに。
そのあとは、KOKOMOやCAMEL、またセッション・ミュージシャンとして数多くの作品に参加しました。
02年には初期KING CRIMSONの楽曲を再演するプロジェクト、21ST CENTURY SCHIZOID BANDの一員となり、そして13年、正式にKING CRIMSONに復帰しました。
さてそれでは、メル・コリンズの参加作品をカケレコ棚に探しに行きましょう!
冒頭から大活躍しています!後半の緊張感溢れるインプロヴィゼーション・パートも、素晴らしく格好良いですね。
SKIP BIFFERTYで活躍したヴォーカリストによる72年作2ndソロ。
バックには、ドラムのイアン・ウォーレス、管楽器のメル・コリンズをはじめ、いぶし銀の名セッション・メンバーがこぞって参加。
初期のKING CRIMSONを支えた作詞家、ピート・シンフィールドの73年ソロデビュー作。
メル・コリンズは演奏だけでなく、プロデュースやアレンジ面でも協力。
独特の内省的且つ牧歌的なサウンドに、そっと寄り添うフルートが美し過ぎます。
リチャード・シンクレアとメル・コリンズの参加により、ファンタジックかつジャジーな音楽性へとシフトした77年作5th。
「First Light」後半の華やかなサックスに圧倒されます。
ディスコのリズムを取り入れた楽曲。
間奏のジャジーなサックスソロに、耳を奪われます。
Alexis Kornerの50歳を記念して行われたライヴを収めたアルバム。
思わず身体が揺れてしまいますね!
ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾としてデビューした英ポップ・デュオ、80年ラスト作。
少し気だるいAOR風アンサンブルに、メル・コリンズのサックスが効果的に響いています!
いかがでしたでしょうか。少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです。
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3タイトル4CDボックス、ボックスに帯付仕様、各タイトルはプラケース入り仕様、定価7665
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり
6タイトル7枚組ボックス、各CDはプラケース仕様(帯元々なし・解説付き)、ボックス帯付き仕様、定価11550
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、3枚は盤無傷/小傷程度、ケースツメ跡あり×1、ボックス側面に若干色褪せあり
69年のBBCセッションと69年10月のアメリカ公演を収録したライヴ・アルバム。
2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
帯にカビあり
プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、スリップケースにスレあり
3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはそれぞれプラケース入り仕様、定価6500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干スレあり
紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール付仕様、定価2200
盤質:傷あり
状態:良好
帯-
特典帯付(紙ジャケに巻いてあります)、情報シールなし
デジパック仕様(トールサイズ)、2枚組、限定盤、日本アセンブルパッケージ、クリムゾン・キングの宮殿アートワークデザインのフルカラー布マスク付仕様、帯元から無し、情報シート付仕様、定価5000+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯-
1枚は盤に傷あり
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの69年デビューアルバム。プログレッシブ・ロックのスタートラインとなった記念碑的作品であり、「21世紀の精神異常者」のヘヴィーなサウンドで幕を開け「クリムゾン・キングの宮殿」の荘厳なメロトロンで終幕するまで、全く非の打ち所の無いフレーズとインプロヴィゼーションの応酬が乱れ飛びます。大きな衝撃を以って迎えられた本作は、プログレッシブ・ロック時代の幕開けを象徴する1枚として語り継がれています。
紙ジャケット仕様、DVDオーディオとHQCDの2枚組、2009年リマスター、40周年記念エディション、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、ROCK AGEキャンペーン花帯/特典ボックス付き仕様、定価4200+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年2nd。Ian McDonaldが脱退、レコーディングには参加しているもののMichael Gilesも脱退を表明し、ボーカリストとしてのみの参加であるGreg LakeはEmerson Lake & Palmer結成へと動き始め、Keith Tippett、Mel Collinsといった新メンバーを加えるなどバンド内が慌しい状況であったにもかかわらず、その内容はデビュー作に負けず劣らずな名盤となっています。過渡期と言うこともあり正当な評価を仰げない不遇もあった本作ですが、その音楽性は前デビュー作の内容を下地にしながらも、よりバリエーションに富んだ作風となり、Keith TippettのピアノやGordon Haskelの素朴なボーカルなど、バンドに新たな表情が生まれた傑作です。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、英文ブックレット・日本語リーフレット付仕様、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
HDCD、30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年3rd。前作「ポセイドンの目覚め」をリリース後、Robert Fripp、Peter Sinfield以外のメンバーは脱退してしまいますが、Keith Tippett人脈やジャズ畑の技巧派ミュージシャンを新たに揃え、インプロヴィゼーション・フリージャズ色を押し出した作風へ。中でもYESのJon Andersonがゲスト参加した20分に及ぶ表題曲は圧巻の出来であり、常に先鋭的であろうとするRobert Frippの意思を反映した素晴らしい作品となっています。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、初回プレスステッカー付仕様、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、初回プレスステッカー付仕様、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの71年4th。全てを静観するような達観したサウンドが特徴的であり、Boz BurrellのボーカルはPeter Sinfieldのメッセージを優しく歌い上げ、空間を彩るサウンドはジャケット通り宇宙的な広がりを見せます。Peter Sinfieldは本作を持ってバンドを離れ、Robert Frippは解散を宣言、次作「太陽と戦慄」まで少しの間KING CRIMSONは形骸化することとなります。バンド崩壊ギリギリの輝きが感じられる、彼らの作品の中でも最も儚く美しい名盤です。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ステッカー付き仕様、英文ブックレット・内袋付き仕様、定価2625
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、ステッカー無し、紙ジャケ内側にシール跡あり、小さいカビあり
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの73年5th。前作を発表後休眠していたKING CRIMSONでしたが、Robert Frippが当時YESで成功を収めていたBill Brufordのドラムに感銘を受けたことをきっかけに、ヴァイオリンのDavid Cross、パーカッションのJamie Muir、そしてJohn Wettonを加え再始動しました。その内容は即興演奏と実験音楽の頂点と位置づけられるものであり、フリーフォームに繰り広げられていく各メンバーの技巧と爆発的な音楽のひらめきが詰まった大名盤です。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、初回プレス盤限定ステッカー付仕様、定価2500+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの74年7th。「太陽と戦慄」からの布陣であるRobert Fripp、John Wetton、Bill Brufordのトリオによるラストアルバムであり、その内容はへヴィ・メタルの原型とも言われる評価も納得の重々しいギター・リフで幕を開け、これまでの活動の集大成といった趣の幅の広さをもったものです。「クリムゾン・キングの宮殿」でプログレッシブ・ロック・シーンの夜明けを作った彼らは本アルバムをもって解散、ジャケット裏のメーター表示がレッド・ゾーンを振り切っていることが全てを伝えています。第一期KING CRIMSONの終焉は衰退の様相を見せたプログレッシブ・ロック・シーンを象徴する出来事であり、時代の移ろいを感じさせます。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、英文ブックレット・日本語リーフレット付仕様、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
スレあり
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの74年6th。前作を最後にパーカッションのJamie Muirが脱退しRobert Fripp、John Wetton、Bill Bruford、David Crossという4人編成となったその内容は、メタリックに構築されたサウンドとスリリングな魅力に溢れたインプロヴィゼーション、そして前作の前衛性を共存させた作品であり、大半がライブ・レコーディングの素材を元に製作されていると言う驚愕の名盤となっています。全編に流れるとてつもない緊張感は特筆すべきものであり、ハードなギター・リフと硬質なリズム・セクションで聴かせる作品です。
紙ジャケット仕様、K2HDリマスタリング、HQCD、ボーナス・トラック5曲、定価2700+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
廃盤希少、2枚組、定価3786+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
ファミリーツリー付き、帯にカビ・折れ・裏にテープで補修あり、ブックレットに若干汚れあり
75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。
ロバート・フリップによる89年リマスター 、ファミリーツリー付き 、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり、ウォーターダメージあり、側面部に色褪せあり
紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、HDCD、歌詞対訳付き仕様、定価2200+税
盤質:傷あり
状態:不良
帯有
紙ジャケにいたみあり、カビあり
3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック1曲、48Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価6500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干圧痕あり、スレあり
初期のKING CRIMSONを支えROXY MUSICのプロデュースなどでも活躍した作詞家が、Robert Frippより解雇される形でKING CRIMSONを脱退後、EL&PのMANTICOREから発表した73年ソロデビュー作。EL&PのGreg LakeをはじめKING CRIMSON人脈からはBoz BarrelやKeith Tippett、Ian Wallace、Melo Collins、John Wettonなど豪華メンバーが集結しています。その内容はPETE SINFIELDの詩情を感じさせる非常に内省的且つ牧歌的なサウンドであり、どこまでもおだやかな雰囲気が包む作風。元々シンガーではない彼をフォローするようにGreg Lakeのボーカルが良く伸び、KING CRIMSON人脈も好サポートぶりを発揮しています。
イギリスを代表するプログレ・グループ、英プログレ史に輝く名作『SNOW GOOSE』の13年再録作。メンバーは、オリジナル・メンバーのANDY LATIMERを中心に、00年代の作品やライヴでも組んだGUY LEBLANC (オルガン)、COLIN BASS (ベース)、DENIS CLEMENT(ドラム/パーカッション)による鉄壁の4人。ラティマー以外のパートは、オリジナルのメンバーに敬意を払い、基本的に原曲を忠実に再現している印象。ドラム、ベース、オルガンともに、変わらぬヴィンテージな音色の中に、現代の録音ならではの音の緻密さがあり、まるでスタジオに紛れ込んだような生々しさに興奮します。そして、そこにギター、フルート、キーボードを操り、新たなイマジネーションを加えるラティマー。優雅な艶やかさとともに幻想的で柔らかなキーボード・オーケストレーションが原曲以上の映像喚起力でたなびくなか、フルート、ギターが躍動しています。「Snow Goose」でのギターなど、フレーズや音色は基本的に同じながら、やはり現代のレコーディングシステムによってタッチの繊細さが際立ち、エモーションがこれでもかと溢れているのが特筆。「Sanctuary」「Migration」「Rhayader Alone」「Epitaph」の4曲はRevised Editionとして新たな解釈が加えられているのも聴き所で、アコースティック・ギター中心だった「Sanctuary」は、夢想的にたなびくキーボードを背景にエレキが繊細なタッチで叙情を紡ぎ、ラティマーのまるで劣らぬアーティスティックな感性に感動します。単なる再レコーディングではなく、ラティマーだからこそ成しえた2013年リメイク。原曲の魅力はそのままに、すぐそこで演奏しているかのように躍動感いっぱいのアンサンブルが一際スケールを増してイマジネーションを紡ぐ傑作です。
ファンタジックなサウンドで独自の道を切り開いたキャメルのデビュー作。73年作。初期の代表作として知られる「ネヴァー・レット・ゴー」「秘密の女王」を収録。
Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンドの74年2nd。名盤となる次作「The Snow Goose」に見られるファンタジックさと気品に比べるとPeter Bardensのキーボードが若干おとなしく、その代わりAndrew Latimerのギターが前に出て渋く泣いているようなイメージであり、全体的にややハードな雰囲気が漂っているものの、その音像は単純なハード・ロックとは全く違う甘みを感じるものであり、フルートの効果的な使用も相まって、マイルドな質感を醸し出しています。自作につながるようなファンタジックさの片鱗も見え隠れする素晴らしい作品です。
Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンドの75年3rd。オーケストラ・セクションを迎え、ポール・ギャリコの小説「白雁」をコンセプトに掲げたアルバムであり、全編インストルメンタルによる彼らの代表作の1つです。特にAndrew Latimerによるフルートの優しげな調べが印象的な「ラヤダー」は、澄んだシンフォニック・ロックのお手本として有名であり、同じくフルートを扱いながらもアプローチの全く違うJethro Tullとの比較で論じられています。決して派手さはないものの優しさとロマンに溢れており、肌触りの良いギターやPeter Bardensによるキーボードの音色、リズムセクションの軽快さ、そしてインストルメンタルのハンディを感じさせないメロディーとアレンジの上手さで御伽噺の世界をマイルドに表現しきった名盤です。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
側面に若干折れあり
Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンドの76年4th。前作「スノー・グース」と並んでファンタジックなCAMELの音楽性をダイレクトに伝える作品であり、Andrew Latimerの消え入るような儚げなフルート、Peter Bardensの堅実かつ時に奔放なキーボードの妙技、そして軽やかに変拍子を紡ぐリズムセクションのトータル感で聞かせます。シンフォニックに、そしてジャジーに、肌触りの良いマイルドさを持った傑作であり、ゆったりと身を任せられるような自然なサウンドが一貫して個性的な1枚です。
廃盤希少!!紙ジャケット仕様、ライヴ音源収録の2枚組、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック11曲、定価3619+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
盤質:傷あり
状態:良好
1枚は盤無傷/小傷程度
英国出身、Peter bardens、Andy Latimerを擁するファンタジックなプログレッシヴ・ロック・グループによる77年作5th。本作よりベーシストRichard Sinclair、サックス奏者Mel Collinsの二人が参加しています。特にRichard Sinclairはヴォーカリストとしても貢献していて、その甘く繊細な歌声はCAMELの世界観と見事にマッチ。親しみやすいメロディが際立つ一方、インスト面ではよりジャジーな方向へと音楽性をシフトしています。表情豊かで柔らかな音色を奏でるサックス、変幻自在に躍動するベース・ラインが、透明感溢れるキーボード・サウンドに溶け込んだジャジーなアンサンブルを奏でており、甘いヴォーカルと伸びやかなギターは叙情的なメロディを謳い上げます。「Elke」ではBrian Enoがムーグ・シンセで参加、アンビエント要素を加えてより神秘的なCAMELを聴くことが出来るなど、聴き所は多数。次作『BREATHLESS』と本作でしか聴けない貴重な6人編成、『SNOW GOOSE』など代表作を聴いた方におすすめしたい一枚です。
74〜77年にわたるライヴ・ステージのハイライトを収録。オーケストラとの共演による「白雁」組曲は圧巻。1978年作品。
紙ジャケット仕様、2枚組、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲、定価3466
盤質:傷あり
状態:並
帯有
盤キズ多めにあり
盤質:無傷/小傷
状態:良好
1枚は盤に傷あり、若干ケースツメ跡あり
英国叙情派プログレを代表するバンドによる78年作。CAMELらしい叙情的なサウンドと、元CARAVANのリチャード・シンクレアによるカンタベリー・ロックを彷彿させるノーブルなヴォーカルの組み合わせが素晴らしい、CAMELとCARAVANの美味しいとこ取り的な名作!
キャメルの傑作のひとつに数えられる永遠の名作。ジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」をモチーフにした音楽文学。
第二次世界大戦後、南方の島に取り残された一兵士(小野田寛郎氏/ヌードとはオノダのもじり)の実話を音楽化。人間味に溢れたドラマティックなサウンド・ストーリー。81年作。
1984年5月11日、ロンドンのハマースミス・オデオンでのステージを収録。確かなテクニックに支えられた演奏を繰り広げる。84年作。
2枚組、CCCD、ボーナス・トラック1曲、ステッカー封入、定価2,667+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、盤に研磨跡あり、小さいカビあり
デジパック仕様、SHM-CD、英文ライナー訳・歌詞対訳・ステッカー付仕様、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、ステッカー無し
「ローリング・ストーンズ。それは生き様。」そんなクールなANDREW OLDHAMのコメントがジャケットに眩く刻印された、彼等の鮮烈なデビュー作。当時、BEATLESとの対決を意識して、不良性を前面に推し出された彼らでしたが、実際のところ、筋金入りの労働者階級成り上がりのBEATLESに対し、バンドが失敗したら大人しく就職しようとしていたという中産階級出身の彼等が、どんどん危険なバンドへ成長してゆくそのキャリアの出発点がこの一枚。BRIAN JONESのブルース・ハープが映える、MUDDY WATERSで有名なナンバー、「I Just Want to Make Love to You」、NANKER PHELGE名義(メンバー全員の共作曲の時に使用しているクレジット)のインスト作品「Now I Got a Witness」はハープやオルガンが、小刻みにビートを刻み、PHIL SPECTORも参加したオリジナル曲、「Little by Little」は、ブルーズを軽快に奏でるブリティッシュ・ビート・バンド然とした正統派な楽曲。中でも生まれて初めて作曲を手掛けた!という、MICK JAGGER、KEITH RICHARDSの手による、ストーンズ初のオリジナル・ソング「TEL ME」にも要注目。帝王ストーンズの覇業はここから始まりました。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、16年デジタル・リマスター、復刻巻き帯付き仕様、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、復刻巻帯は付いています
68年作。前作『Satanic Majesties』から一転して、ブルースをルーツにしたアーシーなサウンドへと回帰。「悪魔を憐れむ歌」や「Street Fighting Man」などストーンズらしいエネルギッシュなナンバーはもちろん、ブルージーなナンバーもコクのあるアンサンブルが光る。代表作となった傑作。
英国を代表するロック・グループ、71年発表。ローリング・ストーンズ・レーベル設立、初めてリリースされた勝負作。スワンプ・ロックなど米国南部音楽からの影響が表れており、キャッチーで泥臭いロックン・ロールが詰まっています。本作より凄腕ギタリストMick Taylorが加入したことにより、Keith Richardsはリズム・ギターへ専念。彼独特のオープン・チューニングによる図太いリフと、タメの効いたジャジーなドラムで生み出されるグルーヴ、その上を粘っこいヴォーカルと、Mick Taylorによる流麗なブルース・ギターが炸裂!ド迫力のサックス、男臭いコーラスも素晴らしい。70年代STONESサウンドが完成、うねるアンサンブルは万人を躍らせます!
英国を代表する偉大なるロック・バンド、72年作。オリジナルは2枚組。人気絶頂期の彼らがファンク探究の成果を示した傑作として人気が高いアルバムです。ミックの堅実なリズム・ギターをバックに、キースのブルージーなスライド・ギターが炸裂!更にラフな雰囲気を演出するRollingなNicky Hopkinsのホンキー・トンク・ピアノや雄々しく吼えるサックスが加わり、Mickの活き活きとシャウトするヴォーカルと絡み合い彼ららしいルーズで豪快なグルーヴ感を生み出しています!全編を通して凄まじい熱気に溢れており、聴後はまるでライヴを体験したかのような心地よい疲労感が味わえます。グルーヴィなロックン・ロール・サウンドを楽しむならこれでしょう!ロック史に燦然と輝く名盤です!
89年のアルバム「スティール・ホイールズ」の発表及びツアーのスタートに合わせて3枚組CD(アナログ盤は4枚組)として編集されたシングル全集。
三方背ケース付き仕様、DVD、NTSC方式、リージョン2、日本語字幕あり、帯・解説・ブックレット付仕様、複製不能、定価3980
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
解説無、帯無、三方背ケースなし
デジパック仕様、直輸入盤(帯付仕様)、解説元からなし、2枚組、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、軽微なスレあり
デジパック仕様、2枚組、SHM-CD、デラックス限定盤、定価3600+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、1枚は盤無傷/小傷程度、スレあり
3枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット付仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
一部に軽微なスレあり
ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾契約アーティスト。74年のデビュー作に続き、ダーク・ホースからリリースされた75年作2nd。録音はLAで、Chris Spedding、Billy Prestonの他、Jim Keltner、名ギタリストWaddy Wachtel、RECKING CREWで活躍したドラマーEarl PalmerなどLAの名手達が参加しています。しなやかでいてシャープに引き締まったアンサンブル、そんなヌケのいいサウンドの中、しっとりと柔らかに浮かびあがる2人の甘い歌声とハーモニーが印象的。ジョージが目をつけただけあって、フックに富んだ楽曲も特筆もので、BADFINGERのファンはグッとくるでしょう。なお、収録曲「Lonely Man」は、日本語バージョンが作られ(なんと中村雅俊の作詞!)、日本でヒットした曲の英語バージョン。この曲のみジョージ・ハリスンが参加してギターを弾いています。ビートルズやジョージのファンはもちろん、HUDSON-FORDあたりの英ニッチ・ポップのファンも必聴!
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