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プログレ・ファンにおすすめの英国フォーク作品をセレクト!

スタッフ増田です。

近頃カケレコでは英国フォークやフォーク・ロックの中古良作が続々と入荷中。しかしながら、プログレ・ファンの中には「実はフォークはあんまり聴いていないんだよなあ…」という方も少なくないのではないのでしょうか?

フォークというとアコギの弾き語りなど、複雑な器楽アンサンブルよりもシンプルな「歌」をフィーチャーした作品が多いイメージ。

しかし60年代後半から70年代にかけて誕生したフォーク作品の中には、当時前衛性を増していたロックの潮流を汲み、緻密な管弦楽アレンジや他ジャンルとの融合などプログレッシヴな感性を積極的に取り入れたグループも数多く誕生していたのです。

というわけで今回は、フォークが苦手なプログレ・ファンにも気に入っていただけそうな英国のフォークやフォーク・ロックをご紹介してまいります!まずはプログレ好きにも馴染み深い名作から。

SPIROGYRA/BELLS BOOTS AND SHAMBLES(1973)

HATFIELD AND THE NORTHにコーラスとして参加し、昨年はデイヴ・スチュワートとのユニットで来日公演を行ったのも記憶に新しい女性シンガー、バーバラ・ガスキン在籍のグループ。

TUDER LODGE、MELLOW CANDLEと並んで英国トラッド・フォークの「三種の神器」と言われる本作は、気品ある管弦楽器アレンジが彩る静謐なフォークからRENAISSANCEを思わせるダイナミックな楽曲、さらには10分を超える壮大な組曲まで、幅広く重厚な作風を聴かせるアルバムに仕上がっています。

格調高くも翳りと儚さを孕んだ音像はブリティッシュ・プログレ・ファンなら間違いなく心掴まれるはず。傑作です。

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TREES/ON THE SHORE(1970)

次はちょっぴり不気味なヒプノシスジャケでも知られるこの名盤をご紹介いたしましょう。

英国トラッドを基調としつつ、サイケデリックな酩酊感を含んだエレクトリック・アンサンブルを導入した個性的なグループの70年2nd。

ズシリと重く、なおかつ凛とした透明感も感じさせる名手バリー・クラークのリード・ギターと、女性ヴォーカルのセリア・ハンフリスによる清楚で艶やかな歌声が交わりダイナミックに展開されるサウンドは英国ロックの中でも孤高の存在感を放ちます。

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STRAWBS/HERO AND HEROIN(1974)

こちらもプログレ・ファンには馴染み深い、YES加入前のリック・ウェイクマンが参加していた事で知られるグループ。

元来プログレッシヴなアプローチを取り入れたフォーク・サウンドを特色とするグループでしたが、この74年作からはオリジナル・ルネッサンスのジョン・ホーケンが加入するなどメンバーが刷新し、一気にENIDなどを思わせるシンフォニック・ロック然とした作風を聴かせるようになっています。

とはいえシンセサイザーやメロトロンをフィーチャーした壮大なサウンドの中にもどこかフォーキーな繊細さを残しているのが印象的。プログレ・ファンの入門盤としては最適な一枚ではないでしょうか。

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PENTANGLE/PENTANGLE(1968)

バート・ヤンシュ、ジョン・レンボーンという二人の傑出したギタリストを擁するフォーク・ロックの代表的バンドによる68年デビュー作。

1stながら既に格調高いフォークに中世音楽、そして緊張感漂うジャズの要素を取り入れたプログレッシヴな作風を完成させており、繊細で緻密な二本のギターの調べとジャジーなウッドベース、手数の多いドラムが絡まり合うアンサンブルはただただ見事。

紅一点ジャッキー・マクシーの美声も絶品で、フォーク・ファンのみならずジャズ・ロックのファンも唸らせる事間違いなしの名盤です。

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STEELEYE SPAN/PLEASE TO SEE THE KING(1971)

こちらも英国フォーク・ロックの最高峰と言えるバンド、71年2nd。

格調高く荘厳な中世伝統音楽にエレキギターやベースが自然に折り重なったエレクトリック・トラッド・アンサンブルはまさしく鉄壁。

マイク・オールドフィールドやグリフォンなど、英国伝統音楽の醸し出す神秘的で静謐な雰囲気が好きな方には是非オススメです。

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FRESH MAGGOTS/FRESH MAGGOTS(1971)

こちらはややマイナーですが、キーフによるジャケットが幻想的な71年の英フォーク作品。

ジャケ通りの繊細なサウンドにうっとりしてると、突然あらわれるファズ・ギター!

穏やかな旋律を紡ぐ歌声やアコギの爪弾きはどこまでも素朴ながら、厚みあるストリングスやミスマッチなファズ・ギターなど手の込んだアレンジで楽しませてくれる好盤ですよ。

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MEIC STEVENS/CANEUON CYNNAR(1979)

最後はこちらのシンガーソングライターをご紹介いたしましょう。ウェールズのボブ・ディランとも言われ、シド・バレットに通じるサイケデリックな感覚でも人気のSSW、79年作の4th。

どこか異国情緒のあるウェールズ語のヴォーカルに、朝日のようにきらびやかなシンセサイザー。

ちょっぴりイタリアのフォーキーなカンタウトーレ作品に通じなくもない神秘的な雰囲気が漂う逸品です。

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いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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    英フォークを代表するグループ、70年作2nd。半分はトラッド、半分はオリジナルという構成で、フェアポート・コンヴェンションからの強い影響を感じさせるエレクトリック・トラッドがベースですが、サイケデリックなフィーリングもあるのが特徴。そのサウンドを生みだしているのが、名手バリー・クラークによるリード・ギターで、ズシリと重く、なおかつ凛とした透明感もあるトーンはリチャード・トンプソン直系ですが、その演奏は、より奔放でロック的ダイナミズムがあって、徐々に音が立ち上るヴァイオリン奏法の多用や、グレイトフル・デッドを彷彿させるサイケデリックにたゆたうようなフレージングはかなり先鋭的。一方で女性ヴォーカルのセリア・ハンフリスは伝統的なフォーク/トラッド・スタイルで、時に清楚なハイ・トーン、時に妖艶な歌い回しで、楽曲を静謐かつ艶やかに彩っています。エレクトリック・トラッドとサイケが結びついたプログレッシヴなアンサンブルと、トラディショナルな女性ヴォーカル。その革新と伝統との奇跡的な拮抗と、そこから生み出されるダイナミズムと緊張感とがこのグループ最大の魅力と言えるでしょう。そんな世界観を見事に描いたヒプノシスのジャケもまた特筆。孤高の存在感を放つブリティッシュ・ロック屈指の傑作です。

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