2018年8月29日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
週の真ん中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。月末ということもあり忙しくされている方も多い事と思います。
そんな方にぜひリラックスして頂こうと思い、和める男性SSW作品(米国)をカケレコ棚から探してみました。
お茶やコーヒーを飲みながらの、ほっとする時間に活用していただければ幸いです。
米フォーク・シンガー、72年作。
月明かりの夜、高速道路を走っていたらスカンクが死んでいて・・・
そんな情景を、バンジョーとフィドルを気持ちよく絡めて気ままに歌っています。
続く「Red Guitar」は打って変わってピアノ弾き語りのひんやりとした楽曲。
しみじみと、良いですね~。
機微に富んだ歌声、艶のあるアコギ・アルペジオ、憂いのあるメロディ。グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンで活躍した短命のSSW、73年作。
60年代半ばから活動を続ける米SSW、84年作。
ひなたぼっこ感とレイドバックしたアシッド感とが絶妙な塩梅です。
セッション・ミュージシャンとして活躍した米SSW、71年唯一作。
ディランとアル・クーパーをあわせたようなアーシーな弾き語りあり、ニール・ヤングばりの叙情的かつザクリとしたエッジもあるフォーク・ロックあり、どの曲も、流麗さとブルージーさが絶妙にバランスした佳曲ぞろい。「至福」という言葉がぴったりのSSW傑作です。
ニューヨーク出身のフォーク・デュオ、69年の唯一作。
ジャズ・ドラムがワルツを刻み、ビブラフォンが優雅に流れる洒落たサウンドに心奪われます。
アメリカ人ながらイギリスで2枚のアルバムを残したSSW。77年作の2nd。
木訥としたリズムと柔らかなアコギ、胸に染みる穏やかな歌声に心なごみます。
いかがでしたでしょうか。少しでもお気に召す楽曲がありましたら幸いです。
ボブ・ディラン、レナード・コーエン、アル・クーパーのアルバムに参加しているセッション・ミュージシャンでありSSW。71年にポリドールからリリースされたソロ唯一作。黒っぽさもある芳醇なトーンのピアノのイントロ、柔らかにたゆたうようなハイ・トーンの歌声とともに、ふくよかなドラムとベースが入って、冒頭の1分でSSWファンは必ずや心奪われるはず。流れるようなメロディも沁みるし、トリオのシンプルな編成と演奏ながら、徐々に高揚していくアンサンブルもグッときます。ラストには、中域寄りのトーンが実にメロウなギターのリードが待ち構えていて、これはたまらない!この1曲目、凄い名曲です。ディランとアル・クーパーをあわせたようなアーシーな弾き語りあり、ニール・ヤングばりの叙情的かつザクリとしたエッジもあるフォーク・ロックあり、どの曲も、流麗さとブルージーさが絶妙にバランスした佳曲ぞろい。「至福」という言葉がぴったりのSSW傑作です。
アメリカ人ながらイギリスで2枚のアルバムを残したSSW。77年作の2nd。ジャケは超B級で泣けてきますが・・・1曲目・・・良すぎて、泣けます(涙)。木訥としたリズム、米国の干し草の香りと英国的な陰影とが見事にブレンドされた柔らかなアコギ、ジョージ・ハリスンっぽいウクレレ、胸に染みる穏やかな歌声、美しいハーモニー。キャッチーなメロディも特筆。ジョージ・ハリスンのファンは泣けること必至。米SSWと英SSWのおいしいとこどり屈指の一枚。イアン・マシューズが米国憧憬の英SSW代表なら、対する英国のエッセンスを取り入れた米SSWの代表と言えますね。メロディアスで牧歌的なSSWが好きな方には激オススメです。
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