2016年6月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
タグ: ロック&ポップス
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。
どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
John Pantryの名を知ってたらかなりの英国ポップ通ですね。彼が率いるバンドWOLFEはご存知?
ラズベリーズやホリーズを彷彿させるメロとハーモニー、最高だなぁ。
ロニー・レインあたりのファンにはたまらないフォーク・ロックを軸に、ジャンゴ・ラインハルトばりの高速ジプシーが飛び出したり、アコギ片手にELOへ回答!とばかりのヴァイオリン・ポップを展開したり凄い才能・・・。
VELVET OPERAで活躍した後、自身のバンドPAUL BRETT’S SAGEを率いてPYEから1枚、DAWNから2枚の合計3枚の残した英国ロックいぶし銀ギタリスト。PAUL BRETT’S SAGE解散後の72年にリリースした1stソロ・アルバム。
まるでディランばりの凄みある歌唱からコケティッシュな歌唱、アニー・ハズラムばりの透明感ある歌唱まで表現力は特筆もの!
オーストラリアの女性ヴォーカリストなのか・・・恐るべし。
思わず体が揺れるグルーヴィーなオルガンとギターのバッキング、そして、BS&Tのデヴィッド・クレイトンを彷彿させる伸びやかな歌唱!心踊りまくり!
71年に唯一作を残す米ブラス・ロック・バンドJELLYROLLでの活躍や、ELECTRIC FLAGへの参加などで知られるヴォーカリスト。76年のソロ唯一作。
オーストラリアの女性ヴォーカリスト、74年作の2nd。力強く伸びるハイ・トーンの歌声と演劇的で堂々とした歌唱がなんといっても圧倒的。オープニング・ナンバーは、あれ、どこかで聴いたことあるぞ、と思って曲名を見て、なるほど、キンクスの「セルロイドの英雄」、でも、完全に自分のものにしてる!まるでディランばりの凄みある歌唱からコケティッシュな歌唱、アニー・ハズラムばりの透明感ある歌唱まで表現力は特筆ものです。バックには、オージー産プログレの名バンドTULLYのメンバーや、アシッド・フォークの名盤を残すEXTRADITIONのメンバーが参加していて、プログレッシヴなフォーク・ロック・アンサンブルも素晴らしい。ライヴ・レコーディングのようですが、ライヴとは思えないクオリティの逸品です。
VSCD5685(BIGPINK436)(BIG PINK)
紙ジャケット仕様、英文リーフレット付仕様、定価2600+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!