2016年2月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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こんにちは、カケレコ・スタッフ佐藤です。
突然ですが、皆様は「ジャケ買い」ってしたことありますか?
ジャケットを一目見て気に入ったアルバムをレジへ。帰ってから期待を込めて聴いてみると、う~ん微妙~!音楽好きなら一度は経験しているのではないでしょうか。ただリスクはあるものの、未知の作品を己の感性だけに従って選ぶ時のワクワク感は特別なものがありますよね。
ちなみに私スタッフ佐藤が初めてジャケ買いした作品は、ピンク・フロイド『原子心母』。あのまったくサウンドが想像できない牛がデーンとのっかったジャケットに釘付けになったのは言うまでもありません。初ジャケ買いであり記念すべき初プログレとなった思い出深い作品です。
さて、ジャケットが載っていれば必ずと言っていいほどそこに作品についての情報も付属してくるネット上では、なかなかそういう体験はしにくいものですが、実はカケレコのサイトにもジャケ買いリストがあるんです。
いかがですか?
作品の紹介文が表示されないので、事前情報なしにジャケットだけを頼りにしてロック探求をお楽しみいただけます。
ぜひカケレコでもジャケ買いをお楽しみいただければ幸いです。
そんなわけで今回は、中古在庫の中からジャケ買いして間違いなし!な作品をピックアップしてまいりたいと思います。
今回はイラスト編で行ってみましょう~☆
フルーツジャケにはずれなし!? 英国印のポップでカラフルな胸キュン・サウンドのオンパレード!英国レイト60sサイケ・ポップ珠玉の名盤として名高い一枚ですね。
こちらは何ともファンタジックな魅力にあふれるキノコ・ジャケ。キノコと来たらサイケデリックなサウンドを想像しちゃいますが、内容はハートフルなソフトロックの逸品。カナダの腕利きミュージシャンたちによる完成度の高いサウンドが楽しめます!
気品たっぷりのお魚ジャケが素敵。内容の方も英国的な気品を感じさせつつも牧歌的な温かみがあって、イアン・マシューズやヘロンがフェイバリットであれば間違いなしのフォーク名品です。
後にソロ・シンガーとして活躍するRichard Digance率いる男性SSW3人によるブリティッシュ・フォーク・トリオ。71年の唯一作。9曲中の7曲はRichard Diganceが作曲していて、気品に満ちつつも牧歌的な温かみがある英国らしく楽曲はブリティッシュ・フォーク/SSWのファンはたまらないでしょう。他2人が1曲ずつ曲を提供していますが、これがまた素晴らしいのが特筆。オープニングを飾る「Bright New Morning」はイアン・マシューズやヘロンのファンにはたまらない牧歌的でいてポップなフォーク・ロックだし、4曲目「Jack Olegs」はリチャード・トンプソンを彷彿させる渋くも芳醇なトラッド・ナンバーだし、アルバムの中で絶妙なアクセントとなり、アルバムのクオリティを高めています。美しい名品です。
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