2015年12月25日 | カテゴリー:スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。
タグ: プログレ
こんにちは、クリスマスプレゼントとして茶封筒に入った現金を手渡された経験を持つカケレコ・スタッフ佐藤です。
「スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。」は、一般的にはあまり注目を集めることのない作品ながら「実は良い作品なんだけどなぁ、もっと聴かれてほしいなぁ。」とスタッフ佐藤が日頃から感じている、愛して止まない作品たちを取り上げてご紹介していこうというコーナー。
第三回で取り上げたいのは、英国5大プログレの一角を担うグループ、エマーソン・レイク&パーマーが76年にリリースした『作品第2番(WORKS VOLUME 2)』です。
実のところ、プログレを聴き始めた当初のスタッフ佐藤にとって、ELPは5大バンドの中でも鬼門と言うべき存在でした。クリムゾンやフロイドといったバンドが持つ重厚さや難解さ、深遠な世界観こそプログレの魅力だと当時は考えていたので、時々やけにノリノリだったりする彼らのサウンドが、プログレにしてはどうにも「軽い」と感じられたのが原因だったように思います。
実際にはそのある意味での「軽さ」こそが彼らの魅力であり、大作志向とそれを破綻なくまとめ上げる確かな構成力・演奏力、そしてクラシックの翻案を得意とするいかにもプログレらしい部分と、ロック本来のグルーヴやノリを重視した痛快なエンターテインメント性を両立した、「親しみやすいプログレ」として一級品であるということに気づいたのは、かなり後のことになります。
さて、この『作品第2番』は、前作『作品第1番』に未収録だった曲やメンバーのソロ名義でリリースされた楽曲で構成された、オリジナル・アルバムと言うよりはコンピレーションに近い性格を持った作品。大作主義的だった前作までと異なり小曲中心の構成で、チャート的には従来作に比べると振るわなかった本作なのですが、曲単位で見るとさすがキラリと光る楽曲が収録されています。
今回本作をセレクトした理由、中身をご存知の方ならピンと来るかも知れません。そう、グレッグ・レイクがソロ名義で発表した、プログレ・シーンにおいておそらく最もポピュラーなクリスマス・ソング「夢見るクリスマス(I Believe In Father Christmas)」が収録されているからですね。
キラキラしたアコギの音色にレイクの温かな歌声、そしてクリスマス・ソングらしい幻想的でシンフォニックなアレンジと、非の打ち所のない素晴らしいクリスマス・ソングなんですよね。そのサウンドからは「夢見るクリスマス」という邦題もぴったりハマっているように思えます。
しかし、詞に注目すると決してクリスマスの幸せな光景が歌われているわけではないことがわかります。
少年時代にサンタクロースの存在を心から信じていた主人公は、あるクリスマスの日にサンタクロースの正体を目撃してしまい、クリスマスの幻想からすっかり醒めてしまう、という何とも悲しいエピソードが語られます。そんな遠い過去の出来事を思い出しながら、クリスマスに雪じゃなくて雨が降ってしまうことだってあるし、クリスマスだからって平和が訪れるなんてこともない、と言う主人公。それでもこの日が聖夜にふさわしい平和で幸せに満ちた一日になるように求め願っていこうよ、と希望を込めて歌われる、メッセージ性を帯びた曲となっています。
なお、これがレイクの実体験だったのかどうかは定かではありません。
ただただ楽しい気分になれるハッピーなクリスマス・ソングもいいですが、クリスマスというイベントを通じて世の中のことについて少し考えさせられるような、そんなクリスマス・ソングもいいものですよね。
今回の「スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。」、いかがだったでしょうか。
今後もなかなかスポットライトが当たらない作品を取り上げ、改めてその魅力の一端を伝えていけたらと思います!
「スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。」他の記事はコチラ!
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クリスマス特別企画として、プログレ・バンドの楽曲を中心にクリスマスソングをご紹介してまいりたいと思います。
2枚組(DISC2はCD EXTRA)、定価2913+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、若干圧痕・ケースにスレあり
2枚組(DISC2はCD EXTRA)、定価2913+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
ケース不良、解説無、帯無、ケースにスレあり
2枚組(DISC2はCD EXTRA)、定価2913+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
解説に小さい折れあり、帯に折れ・小さい破れあり
オーケストラ帯同ツアー後の78年にニューヨークで行われた、トリオでのライヴを収録したライヴ盤。オリジナル・マスター・テープからのデジタル・リマスターで、クリア&ダイナミックなサウンドで現れるスピーディー&エネルギッシュな演奏は、後期EL&Pのライヴ決定盤と言って良いでしょう。
8枚組ボックス、各CDは紙ジャケット仕様、ブックレット付き仕様、帯元から無し、定価15120
盤質:傷あり
状態:不良
帯-
カビあり、圧痕あり、ボックスにへこみあり、2枚は無傷〜傷少なめ、6枚は傷あり
4枚組ボックス、ブックレット・解説付き仕様、帯元から無し、定価9800
盤質:傷あり
状態:不良
帯-
ボックス無し、ブックレットに折れあり、カビあり、1枚は無傷〜傷少なめ、3枚は傷あり
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1970年にリリースされたデビュー・アルバム『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』は、バルトーク作曲のピアノ独奏曲「アレグロ・バルバロ」にパワフルなロック・アレンジを施した「未開人」で幕を開ける傑作。他にも、Greg Lakeのヴォーカルとクラシカルなピアノ、そしてジャジーなアンサンブルが美しく展開する「石をとれ」、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」とバッハの「フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812 第1曲 アルマンド」が合体した「ナイフ・エッジ」、Keith Emersonの才能にスポットが当たる組曲「運命の3人の女神」、Carl Palmerのダイナミックなドラミングを聴くことができる「タンク」、そしてモーグ・シンセサイザーの咆哮が鮮烈な印象を残すバラード「ラッキー・マン」と、デビュー・アルバムにして高い完成度を誇る傑作となっています。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ステッカー付仕様、定価2500
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、透明スリップケースが付き、スリップケースにスレあり
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。セカンド・アルバム『タルカス』と同じ1971年にリリースされた『展覧会の絵』は、ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲で知られる組曲「展覧会の絵」にロック・アレンジを施したライブ・アルバム(ニューキャッスル・シティー・ホールでの録音)となっています。スタジオ・アルバムでも彼らのダイナミックな音楽性は十分に伝わりますが、やはりライブ・アルバムはヴォルテージの高さが凄まじく、当時の彼らの勢いを感じさせます。組曲「展覧会の絵」は16曲で構成された作品ですが、EMERSON, LAKE & PALMERは8曲を抜粋し、グループのオリジナル曲を3曲(「賢人」「ブルーズ・ヴァリエイション」「バーバ・ヤーガの呪い」)加えた11曲で再構成しています。また、組曲とは別に、B.BUMBLE & THE STINGERSの「ナットロッカー」のカバーも収録。当時は海賊盤対策を目的にリリースされたという本作ですが、結果的にプログレッシヴ・ロック史に残る名ライブ・アルバムとなりました。
紙ジャケット仕様、24bit K2デジタル・リマスター、ビニールに情報シール付き仕様、定価2100+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
情報記載シールなし、帯、解説に軽微なカビあり
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1971年にリリースされたセカンド・アルバム『タルカス』は、個性的なアートワークが示すとおり、アルマジロと戦車が合体した架空の生物「タルカス」をテーマにした20分の組曲が収められた名盤。特に組曲冒頭の「噴火」セクションはあまりにも有名で、キーボード・プログレッシヴ・ロックの代表的な楽曲となっています。また、日本ではオーケストラ・バージョンに編曲されたものが大河ドラマのサウンドトラックとして使われたこともありました。火山の中から現れた「タルカス」は地上を破壊、そこにコウモリ(羽)とサソリ(尾)とライオン(体)が合体した「マンティコア」という生物が現れ、「マンティコア」に敗れた「タルカス」は海へと帰っていくというストーリーであり、ジャケット内にはそれぞれのシーンのイラストも描かれています。
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。伝説の初来日公演(後楽園球場&甲子園球場)1ヶ月前にリリースされた72年のサード・アルバム『トリロジー』は、コンサート序盤に演奏される定番のナンバーとなっていくアーロン・コープランド作曲の「ホウダウン」や、Greg Lakeの美しいバラード「フロム・ザ・ビギニング」を収録した名盤。もちろん他にも、2つのパートに分かれた組曲「永遠の謎」、ロマンティックなピアノから怒涛の変拍子になだれ込む表題曲「トリロジー」、シンセサイザー・オーケストレーションによる「奈落のボレロ」など、とても個性的な楽曲が並びます。まさにトリロジー=三位一体というタイトルに相応しい名盤です。
デジタル・リマスター、ジャケの規格番号はVICP60742です、定価1429+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯に若干ケースツメ跡・軽微な折れあり
廃盤希少、デジパック仕様、2CD+DVDオーディオの3枚組
盤質:傷あり
状態:良好
若干経年変化あり
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。後に映画「エイリアン」のデザイナーとして知られることになるスイス出身の画家、H・R・ギーガーが手掛けたアートワークをまとい、1973年にリリースされた4thアルバム『恐怖の頭脳改革』は、間違いなく彼らの代表作のひとつでしょう。詩人ウィリアム・ブレイクの詩にチャールズ・ヒューバート・パリーが楽曲をつけた「聖地エルサレム」のロック・アレンジで幕を開け、アルゼンチンの作曲家ヒナステラの「ピアノ協奏曲第1番第4楽章」に超絶技巧で挑む「トッカータ」へ。そして、Greg Lakeの美しいバラード『スティル…ユー・ターン・ミー・オン』とホンキートンクな遊び心がある『用心棒ベニー』で緊張が和らぐも、その後に待ち構えているのは3楽章から成る、30分を超える組曲「悪の教典#9」の衝撃。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを語る上で、避けて通ることは許されない傑作です。
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1974年、EMERSON, LAKE & PALMERは2万人以上の聴衆を相手にパフォーマンスを行った、同年2月のアナハイム・コンベンション・センター公演を収録したライブ・アルバム『レディース・アンド・ジェントルメン』を発表しました。4thアルバム『恐怖の頭脳改革』までの楽曲から、この時点でベストと言える選曲がなされており、「タルカス」や「悪の教典#9」といった大曲はもちろん、「聖地エルサレム」や「トッカータ」、あるいはデビュー・アルバム収録の「石をとれ」やコンサート・オープニングの定番となった「ホウダウン」なども収録。また、Keith Emersonのピアノ・テクニックとメンバーのジャズ・セッションを堪能できる「ピアノ・インプロヴィゼイション」など、ライブ・アルバムならではの内容となっています。
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1977年、EMERSON, LAKE & PALMERは、オーケストラと合唱隊が帯同する大規模なツアーを敢行。あまりにも大規模な編成のツアーになったため結果的に大赤字が出てしまい、途中からオーケストラを雇い続けることができなくなったというエピソードが広く知られています。そんなアクシデントに見舞われたツアーから、モントリオール・オリンピック・スタジアム公演の模様を主に収録したのが『In Concert』ですが、93年、『In Concert』に7曲(「庶民のファンファーレ」「君を見つめて」「メイプル・リーフ・ラグ」「迷える旅人」「奈落のボレロ」「クローサー・トゥ・ビリーヴィング」「タンク」)を追加収録した『Works Live』が発表されました。
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1978年に発表されたスタジオ・アルバム『Love Beach』は、ある意味でプログレッシヴ・ロック史上最大の問題作と捉えられています。それもそのはず、数年前までヒプノシスやH・R・ギーガーの作品をまとい名盤を生み出していたEMERSON, LAKE & PALMERと、バハマの海辺で笑顔を振りまくジャケットのEMERSON, LAKE & PALMERを同じ3人と認識することは、後の世代から見ても難しいと言わざるを得ません。ただ、各楽曲を改めて聴いていくと、ホアキン・ロドリーゴ作曲「ある貴紳のための幻想曲」第四楽章「カナリオ」のロック・アレンジや、20分を超える組曲「将校と紳士の回顧録」など、これまでのEMERSON, LAKE & PALMERらしいアプローチが魅力的な楽曲も収録されています。
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1992年の再結成作『Black Moon』は、78年作『Love Beach』から14年ぶりにリリースされたEMERSON, LAKE & PALMER名義のスタジオ・アルバムです。90年代以降の彼らの作品たちはどうしても見落とされがちですが、例えば、アグレッシヴなハモンド・オルガンが素晴らしい「ペーパー・ブラッド」、プロコフィエフ作曲のバレエ音楽にロック・アレンジを施した「ロメオ・アンド・ジュリエット」、とてもEMERSON, LAKE & PALMERらしいアップ・テンポなインストゥルメンタル・ナンバー「チェンジング・ステイツ」、Keith Emersonの紡ぐ旋律がどこまでも美しいピアノ・ソロ曲「クロース・トゥ・ホーム」など、往年のEMERSON, LAKE & PALMERらしさも随所に感じられる作品となっています。
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2427+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯無
帯無、側面部に色褪せあり、ケースにスレあり
デジタル・リマスター、解説元から無し、定価2427+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯無
帯無、若干スレあり、圧痕あり、側面部に色褪せあり
71年2月6日・7日、ブリュッセルのテアトル140でのライヴ音源。1STからの楽曲を中心に6曲。高音質サウンドボード音源。ボーナストラックには71年7月19日ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでの「TARKUS」ライヴ音源(オーディエンス録音)を収録。1.The Barbarian2.Take A Pebble3.Nutrocker4.Rondo5.Knife Edge6.Nutrocker RepriseBonus Track7.Tarkus
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