2015年7月7日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
1967年に創刊され、アメリカの政治や音楽、映画、ポップ・カルチャーなどの情報を発信している『ROLLING STONE』誌。
1970年~79年の間には250号を発行し、載せたミュージック・アルバムのレビューはおよそ5000にも上るそうです。
その70年代にリリースされたアルバムの中から、現在はあまり聴かれていないであろうローリング・ストーン誌お薦めのロック・アルバム20枚を発表していますので、その中からピックアップしてご紹介いたしましょう。
まずは先月末にリイシューされたこちらの作品がピックアップされています!
リンゴ・スターやハリー・ニルソン、カーリー・サイモンらの作品を手掛けた名プロデューサー、リチャード・ペリーに見出された女性ロック・バンドの72年作3rd。
その中からビートルズ「Hey Bulldog」のカヴァーをお楽しみください!
70年代前半から英パブ・ロック・シーンで活動していたニック・ガーヴェイとアンディ・マクマスターが、若手ミュージシャンを迎えて結成したパワー・ポップ・バンド。
この78年作2ndに収録されている「Airport」が、UKシングル・チャート4位という大ヒットとなります。
ストーン・ザ・クロウズの女性ヴォーカリストで「英国のジャニス・ジョプリン」と言われたマギー・ベルが、バンド解散後にリリースした初ソロ作。
N.Yでレコーディングされた本作は、ジャズやソウル、ゴスペル、R&Bのフュージョン・バンド、スタッフのメンバーとして知られる一流セッション・ミュージシャン達がバックを務めているのも注目ですね。
ダン・ペン作の「A Woman Left Lonely」をお楽しみください!
ソフト・ロックの大傑作『ビギン』で知られるミレニアムのヴォーカル/ギタリストMichael Fennellyがミレニアム解散後に在籍したバンドの70年デビュー作。
この作品からはキャッチーなヒット曲「Go Back」をどうぞ!
ザ・バンド直系の米南部出身ルーツ・ロック・グループ75年作1st。
この作品に参加しているフィドル奏者バディ・スピーチャーは50年代から活動し、カントリーの大御所やエルヴィス・プレスリー、ジョーン・バエズ、リンダ・ロンシュタットなど多くの作品に参加した大ベテラン。彼の哀愁たっぷりのフィドルで幕開ける「Poor Virginia」は心に染みます。
オープニング・ナンバーをどうぞ!
原文はこちらから
http://www.rollingstone.com/music/lists/20-rock-albums-rolling-stone-loved-in-the-1970s-that-you-never-heard-20150611
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