2015年5月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,新譜CDナビ
タグ: ロック&ポップス
英米ロックファン注目のニッチ&ディープな作品を続々と紙ジャケでリイシューしている韓国のレーベルBIG PINKより新譜が届きましたのでご紹介いたしましょう。
どうぞ試聴しながら、お楽しみください!
プロデューサーとしても後に活躍するギターのJay Lewisを中心とする米フォーク・ロック・バンド。72年作の2nd。
アーニー・グレアムやイアン・マシューズやヘロンが好きなら、このアメリカのフォーキー・ロック・バンドはグッときちゃうはず。マイナーだけど、柔らかな美メロいっぱい。
74年の再編エレクトリック・フラッグへの参加やソロ作でも米ルーツ・ロック・ファンに知られる米SSW、Roger Troy在籍の米ブラス・ロック・バンドによる71年唯一作。
フルーツやロールケーキを女性の顔に仕立てたジャケのセンスは微妙な気がするけど、音の方は、BS&T直系のブラス・ロックで、マイナーながら熱く洗練された音に痺れます。
カリフォルニア出身の夫婦デュオが68年にDUNHILLレーベルに残した唯一作。
ハル・ブレイン(dr)はじめレッキング・クルーのアンサンブルはシャープで「まばゆい」し、「明日にかける橋」でお馴染みのアレンジャーによるストリングスも良いし、マイナーな夫婦デュオの唯一作とは思えない出色っぷり。
米サンフランシスコ生まれながら、英国に渡り、60年代末のロンドンにて活動し2枚のソロ作を残した他、セッション・マンとしても活躍したミュージシャン。68年にMCAよりリリースされたデビュー作。
アレンジャーにジョン・ポール・ジョーンズやビッグ・ジム・サリヴァン起用していて、瑞々しく流麗な管弦楽に彩られてます。アメリカンをもじったAmory Kaneという芸名もまた愛すべきソフト・ロック好盤。
3枚のソロ・アルバムを残すテキサス出身のSSWで、ダグ・サームのサー・ダグラス・クインテットのKey奏者としても知られるミュージシャン。69年にPULSARよりリリースされたデビュー作。
あのDr.Johnのプロデュース作で、英国で言えばピート・ブラウンとクリス・スペディングのコンビみたいで、渋みとイマジネーションのブレンドが強烈。
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