2014年8月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
2014年にリリースされたプログレの中から、ポスト・ロック以降の音響感覚を持つモダンなシンフォニック・ロックをピックアップいたしましょう。
試聴しながらお楽しみください!
ANGLAGARD~WHITE WILLOWのドラマーMattias Olssonが、OPICUM CARTELで一緒だったRhys Marshらと結成したトリオの2014年作!北欧らしいほの暗いメランコリーに溢れた、さすがのシンフォニック・ロック名品!
ポスト・ロックを通過した浮遊感あるエレクトロニクスから浮かびあがる、ギターやピアノやヴィンテージ・キーボードによる北欧らしいほの暗くクールなリリシズム。元ANGLAGARDのドラマーとGOSTA BERLINGS SAGAのKey奏者とのデュオによる2014年作2nd!
沈み込むようにメランコリックでいて優美はハイ・トーンに引き込まれるヴォーカルと詩情に満ちたメロディの美しいこと!ロマンティシズムとイマジネーションに溢れたノルウェー新鋭屈指の一枚。
元NIGHTWISHの元歌姫による2014年の1stソロですが、シンフォメタルのバンドとは異なり、フィンランドならではといえる透徹とした美旋律と美声に満ちた極上モダン・シンフォに仕上がっています。名作!
「LEODE」という楽器はご存知?ギターとシンセが融合したような自作楽器なんですが、この楽器による幻想的な持続音が彩るフランスらしい耽美的フレンチ・シンフォ新鋭!
美声女性ヴォーカルが魅力のジャーマン・シンフォ新鋭、2014年作5th、ヴァイオリンやハープが彩る映像喚起的で美麗なモダン・シンフォ傑作
溢れんばかりに鳴らされるメロトロン風の幻想的なキーボードに折り重なるポスト・ロック以降のモダンな感覚。ドイツが誇るイマジネーション豊かな現代シンフォ傑作!
幻想的にたなびくキーボードとヘヴィかつヌケの良いギター、そしてそこに映えるメランコリックな美声女性ヴォーカル!ドイツのRPWLのサポートを務めたことも納得のイマジネーション豊かなポーランドの新鋭、2014年デビュー作!
90年にリヴァプールで結成されたブリティッシュ・プログレ新鋭による2014年作の10thアルバム。
何と言っても特筆なのが、透明感ある伸びやかな歌声の中にイギリスらしい叙情がみなぎる男性ヴォーカルとハイ・トーンの美声を持つ女性ヴォーカルとのドラマティック過ぎるツイン・ヴォーカル!
英シンフォ新鋭による渾身の2014年作!
ピンク・フロイドやキング・クリムゾンなど往年のプログレとともに、U2やレディオヘッドにも影響を受けたという新鋭がアメリカより登場!ヘヴィかつ幻想的な2014年デビュー作!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
カケレコは、これからもプログレ・シーンの最新動向を追い、世界の注目作をみなさまにお届けしてまいりますよ~。
2014年プログレ注目の新譜特集【プログレ/シンフォ編】はこちら!
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90年にリヴァプールで結成されたブリティッシュ・プログレ新鋭による2014年作の10thアルバム。何と言っても特筆なのが、透明感ある伸びやかな歌声の中にイギリスらしい叙情がみなぎる男性ヴォーカルとハイ・トーンの美声を持つ女性ヴォーカルとのドラマティック過ぎるツイン・ヴォーカル!そして、音響的な浮遊感やメランコリーとともに、心に突き刺さるエモーショナルなヘヴィネスを併せ持つイマジネーション溢れるアンサンブルも絶品です。美麗なオーケストラも素晴らしく、オーケストラ・アレンジは、なんとカンタベリーが誇るあのデイヴ・スチュワート!次々と押し寄せる壮大なモダン・シンフォニック絵巻に心揺さぶられまくる感動の傑作。これは素晴らしい!
ANGLAGARD〜WHITE WILLOWのドラマーMattias Olssonが、OPICUM CARTELで一緒だったRhys Marsh(ヴォーカル&マルチ奏者)とKetil Vestrum Einarsen(フルート奏者)と組んだトリオ。2014年作1st。タイトなドラムをバックにギターとメロトロンが荘厳に鳴り響くヘヴィかつ叙情的なアンサンブル、そこにフルートやシンセが北欧ならではの神秘性や透明感を加え、伸びやかなハイ・トーンを持つヴォーカルがエモーショナルに歌い上げる。北欧新鋭プログレらしいほの暗いメランコリーに溢れたシンフォニック・ロックの名品。
元ANGLAGARDのドラマーでRoth HandleスタジオのオーナーでもあるMattias Olssonが、メロトロン溢れる北欧スウェーデンの新鋭グループGOSTA BERLINGS SAGAのKey奏者David Lundbergと組んだデュオ。2012年のデビュー作に続く2014年作2nd。打ち込みリズムやデジタリーな残響音など無機的なサウンドの中から浮かび上がる、ギターやピアノやヴィンテージ・キーボードによる北欧らしいほの暗くクールなリリシズム。幻想的かつ静謐な楽曲とともに、タイトル・トラックでは、フリーキーでテンションみなぎるチェロにヘヴィなギターがからみ、荘厳なチェンバー・ロックを聴かせます。アングラガルドに通じる神秘性や幻想美とともに、ポスト・ロックを通過した浮遊感あるパートがイマジネーション豊かに連なっていく逸品。深夜にひっそりと耳を傾け、音世界に浸り続けたい、そんな孤高の名作です。
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