MEET THE SONGS 第120回 ELECTRIC FLAGの『A LONG TIME COMIN’』　

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今日の「MEET THE SONGS」は、マイク・ブルームフィールド率いるスーパー・バンドELECTRIC FLAGのデビュー作『A LONG TIME COMIN’』をピックアップいたします。

ELECTRIC FLAGは天才ギタリストのマイク・ブルームフィールドが率いたスーパー・バンド。ポール・バターフィールド・ブルース・バンドを脱退したブルーム・フィールドが67年に結成しました。

メンバーは、ブルームフィールド（G）、ボブ・ディランのサポート・メンバーだったバリー・ゴールドバーグ（Key）、ディランの『追憶のハイウェイ』のレコーディングに参加したハーヴェイ・ブルックス（B）、ウィルソン・ピケットのもとでドラムを務めていたバディ・マイルズ（Dr/Vo）、ジャニス・ジョプリンやポール・バター・フィールドに曲を提供していたニック・グレイヴナイツ（Vo）というそうそうたるメンツが揃い、ホーン・セクションの3人も加えて活動を開始します。

サイケデリック映画『TRIP』のサントラ制作やモントレー・ポップ・フェス出演など、結成からトップギアで活動する中で、68年にリリースしたデビュー作が『A LONG TIME COMIN’』。

鋭角なフレージングで自由自在に駆け巡るギター、ファンキーにうねるホーン、シャウトするヴォーカルが作り出す熱気と躍動感とともに、結成時に掲げた「American Music Band」というコンセプトの通りに、R&B、カントリー、ブルースなど米ルーツ・ミュージックを取り入れた芳醇なアンサンブルが持ち味。

T2「Groovin Is Easy」にはママ・キャス・エリオットも参加。時代の先端をいくメンバーで作られたヒップでエキサイティングな傑作です。

オープニング・ナンバーはハウリン・ウルフのカヴァー。軽快でファンキーな演奏をお聴き下さい！

Killing Floor

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次は、バディ・マイルスがヴォーカルを取るナンバー。マイルスはこの時20歳そこそこですが、貫禄たっぷりのソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。

Over Lovin’ You

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最後は、スローなブルース・ナンバーをお聴き下さい。

Texas

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いかかでしたか？
「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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