2014年3月14日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
今日は、米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが発表した、シタールが使われているロックTOP10をご紹介いたしましょう。
エキゾチックで神秘的な音色に魅了され、シタールを取り入れたロック・ミュージシャンは多いですよね!
それでは、10位からどうぞ。
原文はこちら
http://ultimateclassicrock.com/sitar-songs/
スティーヴ・ハウ、キース・ウェスト、トゥインク等によって結成されたトゥモロウが68年に発表した1stアルバム。68年の英国といえば、シーンはすっかり極彩色。本作も例に違わず、基本的にはテープ逆回転などのアレンジをふんだんに使ったサイケ・ポップでビートリッシュなサウンドですが、それだけに終わらないのはメンバーの顔ぶれからも想像できる通り。スティーヴ・ハウの焦燥的なギターとトゥインクの偏執狂的なドラム・ワークはこのころからすでに半端ではないテンションで、鬱屈した感情をすべて吐き出すような病的なまでの緊張感に、スタイルとしてのサイケデリックとは一線を画すむき出しの非現実が感じられる名作。
65年作。ジャケットから受けるイメージ通りの、陰影のあるメロディに溢れた、しっとりとした楽曲が印象的な作品。「NORWEGIAN WOOD」、「MICHELLE」、「IN MY LIFE」の格調高い美しさは絶品の一言。「DRIVE MY CAR」、「YOU WON’T SEE ME」、「NOWHERE MAN」、「RUN FOR YOUR LIFE」など、アコースティカルな中にもバンドのダイナミズムが詰め込まれたフォーク・ロックもまた素晴らしい。シニカルな雰囲気のあるジョージの楽曲も際立っていて、「THINK FOR YOURSELF」「IF I NEEDED SOMEONE」はアルバムを彩り豊かにしています。落ち着きたいときは「RUBBER SOUL」、アッパーな気分の時は「REVOLVER」。そんなイメージで、この2作品を対で考えています。どちらもビートルズのメロディ・メーカーとして頂点を極めた名作。
廃盤希少、紙ジャケット仕様、初回プレス、SHM-CD、09年デジタル・リマスター(ステレオ盤)、英語・日本語ブックレット・内袋付仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
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