みんな大好き、ご存知VELVET UNDERGROUND。後世のオルタナ、ギター・ポップ、ネオサイケ、シューゲイザー等々まで多大な影響を与え、今日も多くのフォロワーたちが産まれています。ところで、彼らと同時代に、彼らと似た感触のロックを鳴らしていたバンドって、例えばDOORSとかいった大物以外だと、あまり耳にすることないですよね?ヒップでクールでサイケデリックなサウンドと、アーティスティックでちょっとシニカルなスタンス。ここでは、そんな彼らに「どこか似てる」と直感的にスタッフが感じた「ニッチ」なバンドや楽曲をご紹介していきます。「フォロワーとは呼んでくれるな!」
VUと同じくNYで活動した4人組サイケバンド。68年作。溶けてゆくような温かく肌触りのディレイを全面にまぶした極上のアシッド盤。ラジカルさ、ノイジーさは欠けるものの、VUらしいアート色の濃いガレージサウンド、痙攣的ファズ、高濃度の中毒性。
謎に包まれた米サイケ・セッション・グループ。67年作。同年に発表されたVUの1st収録「Venus In Furs」を想わせる陰鬱で気怠い反復ストロークが印象的な表題曲。VUと比べると饒舌ですが、ファズのノイジーな質感も通じるものがあります。
英語圏以外の国が生んだ最高のビート・グループと称されるオランダの至宝。2曲目、あちらの世界から鳴らされるようなアルペジオとヴォーカル、渦巻く環境音やノイズ、部屋に立ち込めるアシッド臭。とにかく、68年オランダ産とは思えません。
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