八重樫さんのナビゲーションでディープな米スワンプ/SSWの世界を探求するコーナー『沼へ行く』。
今回は、パブ・ロッキンなゴキゲン哀愁ソウルフル・ヴォーカル沼へゴー!
八重樫『フッフン…店長!』
店長『あ、八重樫さん、どうもです!それじゃ早速、なにかオススメしてもらおうかな。そうだな〜、フランキー・ミラーっぽいのあります? あんまりアクが強くないのが最初は良いんですけど。』
八重樫『店長、さてはカケレコ・ジュークボックスに僕がアップした「英国ホワイト・ソウル・シンガー!」を見て、フランキー・ミラー気に入っちゃったわけね。それじゃ、こんなのやあんなのを掛けちゃうよ…フッフン!』
イギリスにフランキー・ミラーが居るなら、本場アメリカにはこいつが居るさ!ソウルフルかつメロウネスもある完璧なホワイト・ソウル・シンガーによる71年作!
『メイン・ストリートのならず者』あたりのストーンズに、モッズ時代のスティーヴ・マリオットが参加したようなサウンド!?エッジの立ったギター、コロコロ転がるピアノ、陽気なホーン・セクション!これ、最高!
可憐なルックスなのに、ジャニスばりのシャウト!? マッスル・ショールズの腕利きがサポートした演奏も最高。マイナーながら、こ、これは米スワンプ・ロック屈指と言えるほどの傑作。悶絶ですよ!
この人達はいったい何もの!? タイトなリズム隊も憂いのあるオルガンも最高潮にグルーヴィーだし、ソウルフル&メロウなヴォーカルもカッコ良すぎっ!恐るべし米スワンプ傑作!
このギター、ザ・バンドのロビー・ロバートソンそっくり!双子の兄弟のハーモニーはただただ絶品だし、これはメロウなスワンプのファンは必聴ですね。
後にマイク・ブルームフィールドらとスーパーグループを結成したり、80年代にはマイケル・シェンカー・グループの一員として来日も果たすスーパーヴォーカリストによる、70年ソロなんですが、これがゴキゲンすぎる米スワンプ名作!
エッジの立ったトーンから生み出される躍動感と切れ味に満ちたリズム・ギターはカッコ良すぎ!元ヤングブラッズのギタリストのソロ・デビュー作ですが、いい曲目白押し〜。
ブリンズリー・シュウォルツあたりの英パブ・ロックが好きなら、このアルバム、たまらんと思います。酔いどれたグルーヴ、ゴキゲンなホーン・セクション。ヴォーカルもグッとくる!
元ヤングブラッズのギタリスト、Jerry Corbittによる69年デビュー・ソロ作。プロデュースは、後にデュオも結成する南部ロック・シーンを代表するミュージシャンであるCharlie Daniels。1曲目からゴキゲンするR&Bロック・ナンバーで幕開け。それにしても、ジェリーのギター!エッジの立ったトーンから生み出される躍動感と切れ味に満ちたリズム・ギターはカッコ良すぎ。ふっとい歌声のノリノリのヴォーカルも良いし、この曲、カッコ良いなぁ。オブスキュアなフォークにシンセを鳴らしちゃう2曲目も尖ってるし、カントリータッチの3曲目、ビートルズ後期っぽい4曲目もクールだし、いい曲目白押し。ルーツ・ロックのファンは必聴の快作です。
紙ジャケット仕様、英文ペーパー付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
日本中のディープなロック・ファンから集まった中古CD、世界のニッチ&ディープな新品CDの在庫豊富!続きはリストで探求ください!