広大な土地と雄大な自然が生み出す、大らかとメロディアスで、景色が目に浮かぶような瑞々しい感性にも満ちた、そんなカナディアンSSWをピックアップいたしましょう。
とにかく1曲目「Happy Good Morning Blues」が絶品。Nick Drakeを彷彿とさせる繊細かつ芯の強いギター・バッキングと心に染み渡るリリカルなメロディ。この曲が流れた瞬間、部屋の中が「冬の朝の静けさ」に包まれます。ホット・ミルクのようなハート・ウォーミングな歌声も絶品。傑作です。
スワンプ・ロックのファンに人気のカナダのSSWによる72年デビュー作。スワンプ・ロックということで土臭さも感じますが、やはりカナダ産ということで、どこかクリアでしなやかな空気を感じさせるのが印象的。デイヴ・メイスンあたりが好きな英国ロック・ファンにもオススメです。
カナダのSSWがメンフィスはSTAXでレコーディングした71年デビュー作。カナディアンな透明感あるリリシズムと米南部のタメの効いたグルーヴとが絶妙にバランスしたサウンドは、フォーク・ロックやパブ・ロックやスワンプ・ロックのファンはたまらないでしょう。英国のフランキー・ミラーやバッドフィンガーのアーシーなパワー・ポップ・ナンバーが好きなら是非、一聴を!
カナダを代表するブラス・ロック・バンドLIGHTHOUSEのヴォーカリストとしてお馴染みのSSW。グループ在籍時の72年にリリースしたソロ・デビュー作。英国PARLOUR BANDの幻想的なフォーク・ロックをカナダらしい軽やかな透明感で洗練させた感じ!?ちとたとえがマイナー過ぎたか・・・。
野辺の花をそっと揺らす風のように、柔らかくも颯爽と爪弾かれるアコギ・アルペジオ、カナダの大地へと吸い込まれていくような木訥としていてドリーミーなヴォーカル&メロディ。愛すべきカナディアンSSW、67年のデビュー作。
バックで参加したローウェル・ジョージのスライド・ギター、いぶし銀!エミルー・ハリスのコーラスもやっぱり良いし、カナダSSWの名作ですね。
1stも名作だったが、この2ndはもっと良い!スッと聴き手に染みこむピュアでハートウォームな歌声は相変わらず絶品。マイナーながら言葉を失うほどに素晴らしい米フォーク/SSWの傑作です。
ボサノヴァの洒脱なリズムとともにアシッド臭も匂い立ってきて、カナダならではの透明感もあって、このSSW、木漏れ日に包まれたジャケの通りに多彩で素晴らしい!
カナダを代表するブラス・ロック・バンドLIGHTHOUSEのヴォーカリストとしてお馴染みのSSW。グループ在籍時の72年にリリースしたソロ・デビュー作。タイトに引き締まりつつ温かみあるリズム・セクションとアコギの柔らかなストロークによるフォーク・ロックをベースに、ピアノやビブラフォンやフルートが幻想的な色合いを添え、時にストリングスが艶やかに彩り、エコーに包まれたハーモニーが幻想的に広げるサウンドはただただ絶品の一言。さすがは人気バンドのヴォーカルのソロ作だけあって、プロダクションにも力が入っていることが伝わってきます。スッと心に届くナチュラルで伸びやかな歌声はもちろんのこと、彼自身による作曲も特筆で、洗練されたコード・プログレッションと流れるようなメロディはSSWのファンにはたまらないでしょう。聴いていて、「英国PARLOUR BANDの幻想的なフォーク・ロックをカナダらしい軽やかな透明感で洗練させた感じ」というキーワードが浮かびました。LIGHTHOUSEとは異なり、色彩豊かでいてしっとりとしたメロディアスな歌を聴かせる名品です。
VSCD5637(BIGPINK388)(BIG PINK)
紙ジャケット仕様、英文ライナー付仕様、内袋付仕様、定価2600+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤全体に曇りあり
カナダのSSW、69年作の2nd。ちょっと不穏な雰囲気のあるメランコリックなコード進行に沿って、時にそっと爪弾かれるアルペジオ、時に撫でるように鳴らされる優しいコード・バッキングのアコギ。ジャケのイメージ通りのやわらかでドリーミーなメロディと歌声。フルートやストリングスやホーンによるアレンジも印象的で、幻想的なサイケ・フォーク調から、走るリズムに乗ったポップ・サイケ調まで、楽曲を多彩に彩っています。ジャケットの雰囲気にピンときたサイケ・フォーク/ポップ・サイケのファンには自信を持ってオススメできる好盤!
日本中のディープなロック・ファンから集まった中古CD、世界のニッチ&ディープな新品CDの在庫豊富!続きはリストで探求ください!