2013年8月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
ちょうど45年前の1968年8月にリリースされたBIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY の『CHEAP THRILLS』をピックアップいたしましょう。
前年67年のモントレー・ポップ・フェスティバルで、ジャニス・ジョプリンの圧倒的な歌唱力が注目を集めたビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー。翌年にリリースしたのが2ndとなる『チープ・スリル』。
67年のモントレー・ポップ・フェスティヴァルで観客の度肝を抜いたジャニス・ジョップリンの歌唱を受けて、全米中が待ち望む中でリリースされた68年2nd。オープニングから凄まじい熱気!ファズ・ギターによる混沌としたイントロから、リズム・ギターが軽快に走りだし、前のめりにエネルギー量を上げながら、サビでジャニスが最高のシャウトを聴かせる!鳥肌もの。サイケデリックなコーラスも良いなぁ。ブルージーな「Sommertime」での魂を揺さぶる絶唱、「Piece Of My Heart」での絞り出すようなシャウト。ジャニスの歌唱にはただただ唖然とさせられます。力量不足と評されるバックの演奏も、前のめりなアグレッシヴさとブルージーなタメとのバランスが絶妙でカッコ良い。ロック史上に残る傑作です。
ジャニスの魂の叫びのような圧倒的な歌唱力が光るロック史に残る傑作ですよね。コミック風のジャケットも印象的。
中でもスタンダードナンバーをブルース風に歌った『Summertime』は圧巻。枯れた声が切なく胸に迫ります。
もう1曲、ジャニスの力強くソウルフルなヴォーカルが堪能できる『Ball And Chain』をピックアップ。
71年に発表されたJANISの遺作となるスタジオ・レコーディング。彼女の理想のプロデューサー、Paul Rothchildとのセッション通じて本当に自分の追求する音をみつけ、彼女の可能性は無限に広がっていきそうに見えた矢先、未完のままドラッグの過剰摂取により27才で亡くなりました…。『PEARL』はJANISが好んだニックネーム、人からこう呼ばれることを嬉しがったと言います。全米No.1アルバム。全米No.1シングル「Me and Bobby McGee」収録。新たなバック・バンドであるFull Tilt Boogie Bandを従えて制作されたが、本作が完成する前の1970年にジャニスは亡くなり、1971に遺作として発表された。ジャニスはこのアルバムの完成を待たずに死んでしまったわけですが、間違いなくロックの歴史に残る一枚。ジャニスの死によって、「生きながらブルースに葬られ」は、 歌なしのまま収録されました。全米9週連続1位。
制作途中の1970年にヘロインのオーヴァードースで亡くなり、遺作として翌年の1971年にリリースされた米ロック史上に残る傑作『PEARL』。『PEARL』全曲に加え、6曲のモノ・シングル・マスターを収録したDISC 1。DISC 2には、未発表のアウトテイクをたっぷり18曲に加え、70年のライヴ音源2曲を加えた全20曲を収録。「Move Over」のテイク6、13、17など、名曲誕生へと向かっていく生々しい記録に心が揺さぶられます。イントロでのささやきやハミングなど、まるでそこにジャニスが居るようで、胸が熱くなります。
デジパック仕様、2枚組、ボーナス・トラック8曲
盤質:傷あり
状態:良好
軽微なスレ・軽微な圧痕・ペーパーケースに軽微な破れあり
コマンチ族とカイオワ族の両親を持つ生粋のネイティヴ・アメリカンで、同郷のレオン・ラッセルの薦めでLAに来て活躍した燻し銀ギタリストと言えば?冴え渡るスライド、哀愁とコクのある歌声&メロディ。ウルル〜
AMCY2584
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米ホワイト・ブルースの最高峰!名演ぞろいですが、特に「Alberts Shuffle」は、あのクラプトンも度肝を抜かれたマイク・ブルームフィールドの名演が光る名曲!ほとばしる激情のギターをどうぞ!
MIKE BLOOMFIELD/AL KOOPER/STEVE STILLS/SUPER SESSION
CK63406(COLUMBIA)
490円 (税込539円)
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