2022年5月24日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
5月のMARQUEE ベル・アンティーク国内盤より、カケレコ取り扱い作品をご紹介!
以下の国内盤をお買い上げの方には、カケレコオリジナル特典ペーパーをプレゼント!
■セヴンス・ウェイヴ/来るべき世界
■セヴンス・ウェイヴ/サイ・ファイ
「ひねりの効いたメロディ&アレンジが魅力、世界のモダン・ポップニッチ・ポップ探求!」
■ザ・ギルド・マスター/ことわざの本
「中世音楽エッセンス豊かな新鋭プログレ選!」
ぜひさらなる音楽探求をお楽しみください♪
先月のリリースはこちら!
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COLOSSEUMのDave Greenslade、Tony Reeves、KING CRIMSONのAndrew McCulloch、SAMURAIのDave Lawsonによって結成されたブリティッシュ・プログレ・グループ、74年作3rd。デビュー作からギターレスのダブル・キーボード体制を特徴としてきた彼らですが、本作ではCOLOSSEUMやHUMBLE PIEでおなじみのClem Clempsonや名セッション・プレイヤーAndy Robertといったいぶし銀のギタリスト達が一部の曲で参加。過去作と変わらず明るくファンタスティックな色合いを醸し出すGreenslade&Lawsonのキーボード群をたっぷりとフィーチャーしつつ、小粋なフュージョン・テイストやトラッド感のあるアコギの音色、クラシカルなヴァイオリンなど多彩な表現を取り入れて完成度の高いサウンドを聴かせています。荘厳なメロトロンやチャーチ・オルガンが轟々と響き渡ったり、縦横無尽に駆け巡るダブル・キーボードと手数の多いリズム隊がスリリングに絡み合うテクニカルなパートも披露しつつ、全体的には軽やかでどこかマイルドなユーモラスさが漂っているのがポイント。技巧的ながらも肩の張らない演奏が耳愉しい好盤です。
18年リイシュー、デジパック仕様、2枚組、デジタルリマスター、Disc2には1974年のBBCラジオ音源を収録
SECOND HAND、CHILLUMに在籍したケン・エリオットとキーラン・オコナーが新たにスタートさせたユニット。74年作1st。「シンフォニック・サウンドとポップ・ミュージックの融合」と謳われ、エレポップの先駆けとして大きな話題を集めた。ガル・レコードの輝かしき第一回発売作品。
紙ジャケット、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、復刻巻帯付き仕様、定価3143+税
【購入特典:カケレコオリジナル特典ペーパーをプレゼント!】
人気の多国籍シンフォ・グループSAMURAI OF PROGの中核を担う2人であるイタリア人ベーシストMarco Bernardとフィンランド人ドラマーKimmo Porsti、SOP作品でもお馴染みのスペイン人ギタリストRafael Pacha、伊プログレ・バンドMAD CRAYONのkey奏者Alessandro Di Benedettiという4人によるプロジェクト、2022年2ndアルバム。まるで1000年前のヨーロッパはたまた中央アジアにタイムスリップしたかのような中世エッセンス香り立つシンフォニック・ロックは、前作に増してスケール大きくイマジネーション豊かに広がってきてもう絶品です!優雅さと薫り高きエキゾチズムを纏ったヴァイオリンの調べと、緻密で気品ある音運びを聴かせるピアノによる舞曲のように軽やかなコンビネーションを背にして、フルートが涼やかに駆け抜け、ギターがメロディアスに旋律を紡ぐ、悠久のロマンが溢れんばかりの演奏を全編で堪能させてくれます。前作でも素晴らしかった厳かさと哀感を孕んで歌うイタリア語の女性ヴォーカルも相変わらずこの世界観にベストマッチです。前作同様、GRYPHONやMINIMUM VITAL、ENIDなどがお好きなプログレ・ファンなら、このサウンドはきっと気に入ってくれるはず。名品!
75年の2nd。大勢のゲスト参加を得て制作されたアルバムは、前作からのポップな面を最大限に拡大させつつ、強烈なまでのド派手なグラム・ポップ・サウンドを展開。メンバーのシアトリカルな雰囲気も本作品をオリジナリティ溢れるものにしている。
紙ジャケット、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、復刻巻帯付き仕様、定価3143+税
【購入特典:カケレコオリジナル特典ペーパーをプレゼント!】
英国のジャズ・キーボーディスト/コンポーザー、ニール・アドレー。イアン・カーをはじめとするNUCLEUSのメンバーや英国ジャズ・ミュージシャンを多数迎えて制作された76年作。硬質なリズム隊やダイナミックなブラス・セクションに象徴されるモダン・ジャズを軸としつつも、スペーシーなシンセやテリー・ライリーの「A Rainbow in Curved Air」を彷彿とさせるような木管楽器のミニマル・フレーズが織り成す響きが非常に神秘的。繊細でムーディーなジャズ・タッチの中にどこかサイケデリックな色鮮やかさもあり、宇宙的な広がりを感じさせるファンタジックなジャズ・ロック作に仕上がっています。
70年5月26日ロンドンでのライヴ音源。メンバーが豪華で、John Hiseman(Dr)、Dick Heckstall-Smith(Sax)、Dave Greenslade(Key)、Clem Clempson(G)、Tony Reeves(B)、Barbara Thompson(Sax/Flute)、Henry Lowther(Trumpet)、Mike Gibbs(Trombones)など。
後にWISHBONE ASHに加入するギタリストLaurie Wisefieldが在籍していたことでも知られるブリティッシュ・ロック・グループ、73年作の3rdアルバム。英国的な陰影に富んだ叙情性溢れるメロディ、親しみやすいヴォーカル、ハーモニー。そして、温かみ溢れるアコギやリリカルなアルペジオによるハートウォーミングなフォーク・ロック・アンサンブルを基本に、ふくよかさの中にも初期YESに通ずるプログレッシヴ・ロック的なシャープさやキレ味のあるパートを巧みに挟んだ広がり豊かな展開。派手さはないものの、良く練られたアンサンブルでメロディを優しく包み込んだサウンドは、聴けば聴くほどに味わいが増します。大英帝国らしい親しみやすさの中にプログレッシヴなスパイスが効いたブリティッシュ・ロックの愛すべき逸品。
アンディ・ラティマーと共に初期キャメルの叙情性を支えた名キーボーディスト、ピーター・バーデンスが、キャメル結成直前の1970年と1971年に発表した2枚のソロ・アルバムを纏め、レアなシングル曲や未発表曲を加えた決定版的セット。その湿り気ある泣きのサウンドは、確実にキャメルに継承されるもの。こと、当時英国最高のブルース・ロック・ギタリスト、ピーター・グリーンを迎えた「ジ・アンサー」はラティマーとは異なるアプローチの泣きのギターが鮮烈な英国ロックの隠れ名盤!(レーベルインフォより)
デジパック仕様、直輸入盤(帯・解説付き仕様)、2枚組、定価3600+税
不良箇所確認のため一度開封している場合は、糊付きビニールに入れ替えております。予めご了承ください。
英国メロディック・シンフォの旗手、ペンドラゴンが、明快かつ華麗なメロディアス・シンフォニックを確立させた91年の記念碑的傑作を、バンド40周年を記念してドラムを新録、キーボード・パートも一部追加した上にリミックスを施したニュー・ヴァージョン。これまでは40周年記念のボックス・セットのみに収録されていたものが待望の単独リリース。胸に迫るような泣きの青春メロディを惜しみなく投入した大傑作が更にアップグレードされたシンフォ・ファン必聴のリリース!(リリースインフォより)
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