【世界のロック探求】アルティ・エ・メスティエリを出発点にユーロのテクニカル・ジャズ・ロックを周遊

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カケレコ店長の田中です。

今日はユーロ各国を巡りながら、ジャズ・ロックの名作を探求してますよ〜。

まずはイタリアからピックアップしていきましょう。P.F.M.やI POOHなど美しいメロディを持ったグループとともに、地中海のエキゾチズムを持ったジャズ・ロックの名作もまた魅力ですよね。

• 米マハビシュヌ、英ブランドXに対抗できるイタリアのグループと言えば？千手観音のごとくのドラマー、フリオ・キリコ擁するこのグループですよね。1stよりもフュージョン色を増し、より流麗かつテクニカルになった名作2nd！

  

  アルティ・エ・メスティエリ/明日へのワルツ

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冬の青空のような透明感と爽快感！これぞイタリアン・フュージョン/ジャズ・ロックですね。

続いては、イタリアを掘り下げて、アルティに通じるテクニカルなジャズ・ロックをセレクトしましょう。

• ソフト・マシーン『4th』収録の悶絶オープニング・ナンバー「Teeth」が好き？ でしたら、このマイナーなイタリアン・ジャズ・ロック・グループ、気に入ってくれると思います☆

  

  FREE WAVE SYSTEM/NONOSTANTE TUTTO

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さぁ、アルティにも負けないテクニカルなバンドを求めて、スペインへいざ！
このギタリストは凄いですよ〜。

• 「なに？ジョン・マクラフリン？スペインにオレがいることを忘れてもらっちゃ困るぜ。」レビュワー5人が満点評価のスパニッシュ・ジャズ・ロック最高峰！

  

  ICEBERG/SENTIMENTS

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カンタベリーに次ぐジャズ・ロックの肥沃地帯。魅惑のスパニッシュ・ジャズ・ロックの世界

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フランスでジャズ・ロックと言えばマグマですが、他にも好グループがいますね。流麗でテクニカルと言えば、このバンドはどうでしょう？

• フランス産ジャズ・ロック・グループ、77年作2nd。カンタベリー・タッチの柔らかで歌心に溢れたフュージョン風味が素晴らしい！RTFやWETHER REPORTなどフュージョン・ファンにも持ってオススメできる快作！

  

  EDITION SPECIALE/ALIQUANTE

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お次は北欧！

北欧を代表するジャズ系のギタリストと言えばノルウェー出身でECMに数多くの名作を残したテリエ・リピダル。
若き彼が参加しているグループが凄いんです。

• Terje Rypdalって、こんなにアグレッシヴなギタリストだったっけ？ 『4th』あたりのソフツやマハヴィシュヌへの挑戦状とも言える、北欧フリー・ジャズ/ロック悶絶の一枚がこちら！

  

  MIN BUL/MIN BUL

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もう一人、北欧の名ギタリストを紹介。
60年代にはTASAVALLAN PRESIDENTTIを率いてTRAFFICにも対抗できるサイケ＆ブルージーなロックを奏で、ソロになってからは英米のジャズ/フュージョンに呼応した優れた作品で北欧シーンをリードした名ギタリストでありコンポーザーのJUKKA TOLONEN！

• ジャズ・ロック全快の前作も最高でしたが、RETURN TO FOREVERへの北欧からの回答とも言えるジャジーで精緻かつポップで華やかなこの2ndの完成度も凄い。北欧ロックを代表する傑作ですね。

  

  JUKKA TOLONEN/SUMMER GAMES

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さらにディープに東欧はスロバキアからピックアップ！

• 「BRAND X、RETURN TO FOREVERへの東欧からの回答」by kobakunさん

  

  FERMATA/FERMATA and PIESEN Z HOL

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ラストはカケレコ一押しのユーロ・ロックの宝庫イスラエルからご紹介いたしましょう。フュージョン・タッチのジャズ・ロックが好きなら、SHESHETをはじめ、本当にまばゆい名作の宝庫ですよ〜。

• イスラエルが誇るジャズ/フュージョン・ロックの名作☆ 変拍子をビシバシと決める手数多くシャープなドラム、流麗なエレピ、アグレッシヴに切れ込むヴァイオリン！試聴どうぞ→

  

  FOURTEEN OCTAVES/FOURTEEN OCTAVES

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カケレコ得意の潮流図で、ニッチ＆ディープなイスラエル・ロックを丁寧に解説いたします。

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ということで、アルティ・エ・メスティエリを出発点に、流麗でテクニカルなユーロ・ジャズ・ロックをセレクトいたしました。

「世界のロックをカケハす」をテーマに、月・火・木・金と週4日間、スタッフが世界のロック・ミュージックをナビゲートしてまいりますよ〜。ご期待ください。