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カンサス『永遠の序曲』から出発、スケール大きくアグレッシヴなヴァイオリン・プログレ探求!



スタッフ佐藤です。

以前、カーヴド・エアから出発するクラシカルなヴァイオリン・プログレ探求をお送りしました。

今回は、よりアグレッシヴでスケール大きなヴァイオリン・プログレを見てまいりたいと思います。

そのテーマならば、やはり出発地点となるのはアメリカが誇るプログレ・バンド、カンサスで決まりでしょう。

彼らの代表作と言える3rdからスタート!

カンサス/永遠の序曲

スティーヴ・ウォルシュの声量豊かに歌い上げるエネルギッシュなヴォーカルは、間違いなく当時の英国勢にはなかった魅力ですよね。

キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドは、これぞアメリカン・プログレ。

時にギター以上にパッションみなぎるプレイで疾走するヴァイオリンが聴きもの!

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ヴァイオリンと言ったら、先日リリースされたばかりのこの作品は外せません!

CAST/VIGESIMUS

中南米プログレの王者、待望の2021年作!

ザクザク刻むギターとヴァイオリンが変拍子ユニゾンで快走する冒頭を経て、一気に視界が開けるように両者がスケール大きく飛翔していく荘厳なオープニングにいきなり感動!

近年のニュー・トロルスでも活躍したイタリア人奏者Roberto Izzoによるヴイオリンのキレの良すぎるプレイは特筆で、さながら「RUSH + SAGRADO CORACAO DA TERRA」と言いたくなるスタイルで駆け抜けます。

間違いなく演奏の緻密さも込められたパッションもバンド史上最高レベル!

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最後は90年代に残されたヴァイオリン・プログレの隠れ名品をセレクト。

ゼロ/ゼロ組曲

カンサスばりの疾走感みなぎるヴァイオリンが痛快なアグレッシヴなプログレ・ハードを展開する好盤。

でもそんな中にもほんのりとトラッドの神秘性が宿ったサウンドはさすが北欧だなぁ。

カンサス・ファンは是非!

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いかがだったでしょうか。
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