2021年3月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
先日リリースされたイタリアン・ロック・バンドCELESTEの2021年作、素晴らしかったですよねっ。
オリジナル・キーボーディストCiro Perrinoによる息をのむように繊細で美麗な音作りの健在ぶりに、スタッフ佐藤も思わず嬉しくなる一枚でした。
そんなCELESTEがお好きという方に是非お楽しみいただきたいプログレ・フォーク作品がいくつかございますので、ご紹介したいと思います。
まずはCELESTEの21年作からお聴きください☆
19年に43年ぶりとなるスタジオ・アルバムをリリースした彼らがまた極上の一枚を届けてくれました!
メロトロン、ソリーナ、ミニムーグ、オルガンが丹念に織り重なって、桃源郷にいるような神秘的かつ優しい音世界を作り上げていきます。
1stアルバムから変わらない独特の儚さを感じさせるメロトロンの調べが格別な2021年作。
同じイタリアからは、CELESTEの影響も感じさせるこの新鋭をピックアップ!
イタリアの新鋭プログレ・フォーク・プロジェクトによる2020年作。
煌びやかなアコースティック・ギターを基調に、浮遊感あるシンセや格調高いヴァイオリン&チェロ、たおやかなフルートらが丹念に紡ぐアンサンブルは、チェレステを引き合いに出したい神秘的な美しさを湛えます。
幽玄のチェンバー・フォークに魅了される素晴らしい逸品!
もう一枚は英国より、才気みなぎるマルチ・ミュージシャンによるアルバムをオススメ♪
現GONGを率いるKavus Torabiによるリーダー・プロジェクトKNIFEWORLDでも手腕を発揮するベーシスト/マルチ奏者によるソロ・アルバム。
CELESTEや初期MIKE OLDFIELD、そしてケベックのMANEIGEなどがお好きならこの作品は是非ともオススメ。
ヴァイオリンやフルート、グロッケンが繊細かつ優美に織り重なってゆくチェンバーかつアコースティカルなアンサンブルは、ただただ息をのむような美しさで広がります。
数曲で聴ける清楚な女性ヴォーカルも素敵だなぁ。
いかがだったでしょうか。
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メロトロン溢れる76年の名作で知られ、2019年には2ndアルバムを発表したイタリアの名グループがリリースした2021年スタジオ・アルバム。期待に違わず、今作もメロトロン湧き上がる珠玉のシンフォニック・ロックを聴かせてくれます。ゆったり刻まれるリズムに乗ってアコースティック・ギター、フルート、サックス、ヴァイオリンらが優雅に紡ぐアコースティカルなアンサンブル。そこにメロトロン、ソリーナ、ミニムーグ、オルガンなどが丹念に織り重なって、桃源郷にいるような神秘的かつ優しい音世界を作り上げていきます。何と言っても全編で響き渡る、1stアルバムから変わらない独特の儚さを感じさせるメロトロンの調べが格別。オリジナル・キーボーディストCiro Perrinoによる息をのむように繊細で美麗な音作りの健在ぶりに嬉しくなる愛すべき名品です。
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