2021年3月3日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: フォーク
今日は3月3日ひな祭りという事で、女性ヴォーカルをピックアップしてまいります。ひな人形も様々で、親しみある丸顔だったり、昔ながらのすまし顔だったり、最近では目がぱっちりのプリンセス風などもあるそうです。
同じく女性ヴォーカルも様々ですが、今回は清涼感溢れるのびやかな女性ヴォーカルの作品に注目してまいります。
71年にRCAよりリリースされた唯一作。「冬の朝の静けさ」が目に浮かぶような英国フォークですね。清涼感ある女性ヴォーカルと穏やかな男性ヴォーカル。透明感溢れるメロディー、気品あるフルート。ジャケはヒプノシスが担当。
ポコラ本掲載の激レア英フォーク盤。凛とした歌声の気品ある女性Vo、ズシリと重みのある男性Vo。この兄妹の歌唱、細やかな空気の震えが伝わってくるようでただただ絶品。
後にNARNIAで活躍するに参加するフィメールSSWによる69年のソロ唯一作。ちょっぴり霧がかったようなハイ・トーンと優雅な歌いまわし、美しく流麗なメロディは「崇高」とも言えるほどだし、Gordon Giltrapのサポートもさすが。
サンディ・デニーにちょっぴり透明感を加えたような歌声、そしてジョニ・ミッチェルゆずりのまばゆいソングライティング。ジャケも雰囲気たっぷりな英女性SSW、72年唯一作!
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71年にRCAよりリリースされた唯一作。清涼感ある女性ヴォーカルと穏やかな男性ヴォーカルとによるコーラス・ワークが素晴らしい英フォーク・グループ。繊細に爪弾かれるアコギ・アルペジオと透明感溢れるメロディーが絶品の格調高い英フォーク、流麗なメロディと男女ヴォーカルの穏やかなハーモニーが素晴らしいフォーク・ポップなど、どの曲も印象的なメロディと品のあるアンサンブルを持った佳曲揃い。「冬の朝の静けさ」をイメージさせる雰囲気は、Trader Horneに通ずるものを感じます。名作。
Seabourne兄妹を中心とする英トラッド・フォーク・グループ。原盤は激レアでポコラ本にも掲載されている72年のデビュー作。ズシリと重みのある格調高い歌声の男性ヴォーカル、凛とした歌声の気品ある女性ヴォーカルというSeabourne兄妹による細やかな空気の震えが伝わってくるような歌唱。そして特筆なのはフィドル奏者がメンバーに居ることで、物悲しい旋律を艶やかな音色で奏でるフィドルにはただただ感情が揺さぶられます。マイナーな作品ながら、英トラッド・フォークのファンは必聴と言える名品。
Lesley DuncanやLinda Lewisのプロデュースや、Ronnie Lane『スリム・チャンス』でのストリングス・アレンジなど有名なプロデューサー&アレンジャーのJimmy Horowitzが手がけた英女性SSW。72年のソロ唯一作。サンディ・デニーにちょっぴり透明感や可愛らしさを加えたような歌声、うっとりするほどに美しいメロディ、リリカルなピアノや艶やかなストリングスが彩るアレンジ。雰囲気たっぷりのジャケに負けない、鮮やかな歌世界が広がります。コンテンポラリーな英フィメール・フォークとして一級と言える名品でしょう。アコギの爪弾きや色彩感ある奔放なメロディラインはジョニ・ミッチェルからの影響も。これはオススメです。
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