2021年2月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: 米ロック
こんにちは。スタッフ青山です。これからまた寒くなるそうですね。
そこで今日は、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ『血と汗と涙』が好きな人におすすめしたい米ブラスロック作をピックアップしました。ソウルフルなヴォーカルに、ファンキーなホーン。寒さ知らずの熱気あふれる作品をお楽しみください!
アルクーパーは抜けたけど、ジャズ/ソウルとロックの融合という意志を貫き、一気に洗練を極めたブラスロックの傑作。骨太グルーヴィーなリズム隊と分厚いホーン、ワイルドなオルガン、そして熱いヴォーカル。何もかもがカッコ良すぎる・・・。
強烈なジャケに劣らず、中身もアグレッシヴ!元BS&Tのキーボーディストが結成したブラス・ロック・グループで、ファンキーなグルーヴとパワフルなブラス、跳ねるクラビネットに体揺れちゃいます!
ラスベガスで結成されたサイケデリック・ブラス・ロック・バンドの69年唯一作。ソウルフルなシャウトが光る熱いブラス・ロックと思いきや、ラストは15分超えのサイケなジャズ・ロック?!
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盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無
BLOOD SWEAT&TEARSのオリジナル・キーボーディストJerry Weissによって結成されたものの、短命に終わった米ブラス・ジャズ・ロック・グループ、70年唯一作。後にROXY MUSICやDavid Bowieなど多くのビッグネームと共演する名パーカッショニストJimmy Maelenが在籍していたことでも知られています。サウンドはBS&Tにも通ずるアグレッシヴな本格派ブラス・ロックですが、BS&Tに比べると黒っぽいタメの効いたファンク/ラテン・テイストが全面に出ているのが印象的。グルーヴィーにうねるベース、パワフルな金管楽器、Weissの跳ねるクラビネット、ブルージーなギター、そしてJimmy Maelenの軽快なパーカッションと熱くソウルフルなヴォーカル!どのパートも熱量たっぷりに突き進んでいくアンサンブルが大変カッコイイです。一部の楽曲では荘厳なオルガンやヴァイオリンなどちょっぴりミスマッチな楽器を取り入れているのもユニーク。BS&Tや初期CHICAGOはもちろん、MANDRILLあたりが好きな人にはたまらないでしょう。
ラスベガスで結成されたサイケデリック・ブラス・ロック・バンドの69年唯一作。ソウルフルなヴォーカルが存在感大で、エネルギッシュなシャウト、それに呼応するようなアグレッシヴなギター、パワフルなホーン・セクションの熱気に圧倒されます。BLOOD SWEAT & TEARSの2ndが好きな方はきっと気にいるでしょう。特筆なのがラストT6の15分超えのジャズ・ロック。ソウルフルなヴォーカルはここでは控えめで、銅鑼の音や東洋的な旋律を取り入れていたり、酩酊感あるオルガンが鳴り響いていたり、ラストではファズ・ギターが唸りをあげたりとサイケデリックなサウンドが面白い。69年という時代の空気を感じさせてくれる作品です。
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